2023/8/4~8/7開催の「ボカコレ2023夏」に、私がPをしています男性ボカロGS「ザ・ヴォーカロイズ」歌う4曲「LOST BOARD TIME」「舫い結びの頃」「Cherry chest」「啜レ!シーフード」をリリースしました!

 

[一・二曲目 ジャケットです(いつになくシリアスな顔?のメンバーたち)]

 

 

今や、「ボカロの祭典」として、広く認知されるに至った、年2回開催の「The VOCALOID Collection」、通称「ボカコレ」です。

 

 

 

今年から開催時期が少し変更になり(他のボカロイベントと重複を避けるためが主理由のようです)、まず、今年の3/18~4/21の四日間、「ボカコレ2023春」が開催されました。

 

 

そして、約5ヶ月弱の時を経て、今回「ボカコレ2023夏」開催の運びとなりました。

 

 

ここのところ、ボカコレ以外でも、各種投稿祭が目白押しで、そのイベントに参加しつつも、メインイベントとなるこのボカコレに参加するべく、ハードなスケジュールを調整して力作を投稿してくるのは、毎回、本当に感心させられます。

 

 

端くれPである私も、これを見習わんと欲し、自分の趣旨に合いそうな各種投稿祭には積極的に参加、そしてやはりボカコレ、しかも今回は、私のメインシーズンとしている夏に開催なので、曲の巧拙はともかく、必ず投稿しようと心に決め、万障繰り合わせの挙げ句、何とか出すことができました。

 

 

はじめ、いつもどおりのシングル表裏を想定した二曲での参加で作業を進めていましたが、先月7/17に開催された「ドキドキ!水着投稿祭」でのシングルニ曲のうち、一曲は、ボカコレ側で発表してみようと、工程変更し、今回三曲での参加となりました。

 

 

以下が、その三曲のライナーノーツとなります。

 

 

一曲目「♪LOST BOARD TIME」

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こちらは、開催期間ひと月先の、晩夏の頃をイメージして制作した、ザ・ヴォーカロイズ名物「海辺の街ものGS曲」です。

 

 

リードヴォーカルには、2023年6月10日 終日、大好評開催された「架空アニソン祭2023」参加曲「♪LUCKY EXPONENTIAL」に続いて、「みんなの青いお兄さん」こと、KAITOくんが担当します!

 

[清々しく、優しい歌声が特徴ですね!]

 

 

この曲は、湘南地区に実在する、ある海辺の街の駅を擬人化した歌詞となっています(私も、この街の界隈がとても好きです。鉄道ファンや、湘南にお住まいの方なら、ジャケットイラストからすぐ分かったかもしれません)。

 

 

宣伝をかねて、ヒントをあげると、2022年夏リリースした「♪處夏の海豚」の舞台となった駅の、隣です。これでわかってしまったかもしれません。

 

[こちらも兄さんがリードでした]

 

 

私も、子供の頃はちょっとした鉄道ファンでして、その気持ちを今に蘇らせてくれる「鉄道擬人化」という文化のなかで、主に、湘南地区の鉄道にフィーチャーした擬人化作品を生み出されている方がいらっしゃいます。

 

 

その方の作品に触れているうちに、この曲の舞台となっている駅で楽曲を作りたいなと思い、構想ののち、今回、日の目を見た、というわけです。

 

 

タイトルにあるBOARD…つまり「板」ですが、この歌詞には、様々な「板」が登場します。

 

 

 

その板と駅に通う若者たちの中に、美しくも切ない、青春の恋のドラマが刻まれているのです…。

 

 

刻まれているといえば、イントロの「ピッ、ピッ」音と「チャン、チャン」音、これは今の改札の音と、昔懐かしい改札鋏の音を、楽器で表現しています。また、「チッ、チッ、チッ、チッ…」の8分音符を刻むコーラスも聞きどころです。

 

 

 

ここの地名もうっすらと歌詞の一部にとかしこみました。

 

 

 

普通のミディアム・バラードのようですが、単なる普通ではない…鉄道ファンの方には、そんなところも感じ取っていただければと思います。

 

 

二曲目「♪舫い結びの頃」

 

 

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まずタイトルは「もやい結びの頃」と読みます。これは文字通りロープの結び方の一つです。特徴としては、すばやく結ぶことができ、その強度も高い、それでいて、ほどくのも簡単という、別名「キング・オブ・ノット(結び方の王様)」と呼ばれたりします。

 

 

船などの係留、キャンプのテント張り、などなど様々な用途で使われています。特に船舶関係、アウトドアを趣味とされる方には、もう必需だと思います。

 

 

 

私は、アウトドアもロープワークも、てんでダメですが、ワードと特徴だけはよく知っており、この「結ぶのも、解くのも簡単」という特徴を、海を舞台とした楽曲にまとめられないかなと、常々考えていました。

 

 

 

曲の時期と舞台は、一曲目よりさらに時が流れた秋口、遠い異国の、ややさびれた港、をイメージしました(実際のジャケットの撮影地は、近場ですが)。

 

 

 

この中で歌ってもらうのは、ザ・ヴォーカロイズきっての長身の色男、「がっくん」こと神威がくぽ くんです。

 

 

 

[先日誕生日も迎えたばかり 益々、大活躍!]

 

今年の夏も至るところで浮名を流すこと想像に難くない彼ならではの、世界観が堪能できるオトナのバラードとなっています。

 

 

 

彼の心をいたずらにボラード(係留杭)に留め付ける舫い結びが、どう解けて、希望ある明日へ船出していくのか、という所を、楽曲の中から見出していただければと思います。

 

 

 

三曲目「♪Cherry chest」

 

 

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[三曲目ジャケットです。こちらの兄さんは”通常運転”?(後方注意)]

 

こちらが、先述の「ドキドキ!水着投稿祭」でのシングルニ曲のうち、ボカコレ側にシフトしてきた楽曲になります。

 

 

 

 

[↑因みに片面の水着投稿祭参加曲はこちら。背景違いのジャケット構成です]

 

 

リードヴォーカルには、可憐な小学生ボカロ、歌愛ユキちゃんにスペシャルゲストで参加頂きました(ザ・ヴォーカロイズは、演奏とコーラスでバックを務めてもらっている設定です)。

[キュートながら、実力は大人顔負けのユキちゃん]

 

 

舞台は、きらめく夏の渚、その夕暮れにつつまれた、若いふたりの、甘くピュアな恋のひと時…、これをノスタルジックでロマンチックな6/8拍子のリズムにより、コニー・フランシス「ボーイ・ハント」を彷彿とさせるロッカ・バラードに仕上げました。

 

 

これを、魅力的な大人の女性に成長したユキちゃんが、情感たっぷりに、そして、少し色っぽく歌っています。その美しさに、思わず恋してしまうリスナーも、多いのではないでしょうか。

 

 

演奏では、クラリネットを甘く調べ、その音色は、若い恋人を優しく結ぶ薄紅色のヴェールのようです。

 

 

勿論バックを務めるザ・ヴォーカロイズのメンバーも、これに美しい男声コーラスで支えます。

 

 

ジャケット絵では、少々コミカルで、オフザケ気味な兄さんですが、ここではユキちゃんとの字ハモコーラスと、水際に打ち寄せられた輝く波の様子を、12弦ギターで、バシッと表現しているから、流石です。

 

 

なお、この曲には私もSE的に参加しております。それが何であるか、ここでは敢えて伏せます。是非曲の中で感じ取っていただければと思います。

 

 

四曲目「♪啜レ!シーフード」

 

 

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[四曲目ジャケットです。教え子の大躍進に珍しくドヤ顔の先生が微笑ましいです]

 

2023年、一大旋風を巻き起こしている歌愛ユキちゃんが、その余勢を駆って、某カップラーメンのCMキャラに大抜擢されたことを受け、ボカロ界隈でも祝福と共に、これに続けとばかりに、フィクションのCM動画が続々投稿されています。

 

先日の「海の日」に開催された「ドキドキ!水着投稿祭」での弊楽曲「びきに らびっと びーつ ぺっと」でユキちゃんにリード・ヴォーカルを務めてもらった私が、この時流に乗らない手はない、どうせなら、ボカコレ開催に間に合わせてやる!と意気込み、何とか作り込みました(したがって当曲を含め、4曲での参加となりました)。

 

 

あわよくば、先方からのオファーに即応すべく、尺が30秒のものを2ヴァージョン作成し、さらにサブコピー付き(何と水奈瀬コウ先生にナレーションしてもらいました!)の2ヴァージョンの合計4ヴァージョンをシリーズMVにしました。

 

今回発表した四曲のうち、時期的には一番タイムリーかなと思う、この作品の中で、ユキちゃんお得意のリコーダーで、お湯の沸騰を知らせる音鳴りケトルの表現をした冒頭から、GS湘南サウンドのリズムに乗る、我ながら、シャレのめしていると思う歌詞を、ユキちゃん、そして、ザ・ヴォーカロイズのメンバーが、楽しげに歌い、演奏する様子を、ぜひご堪能下さい。

 

過去のアーカイブ曲同様、是非ご愛聴の程宜しくお願い致します。

また、ご感想やコメントを頂けると有難いです。

 

 

以上、三曲、過去のアーカイブ曲同様、是非ご愛聴の程宜しくお願い致します。


また、ご感想やコメントを頂けると有難いです。

 

 

Personnel(このGSにおける設定)
氷山キヨテル Keyboards、vocal、leader
KAITO 12st.Guitar、vocal
神威がくぽ Bass(pick playing)、vocal
鏡音レン Drums(regular grip)、vocal

 

Special guest

歌愛ユキ Clarinet、Recorder、vocal

水奈瀬コウ Narration

 

なお、この作品には、singer song writer Lite9を使っています。
お手頃価格の国産DTMで、初心者の方でも非常に使いやすく、
それでいて、高いクオリティのものが仕上がる私の一押しです。

 

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