「さあ、GW明け!」なんて、妙にカラ元気な見出しが新聞に踊ると思われる、本当にGW明けしてしまった、我が日本の朝です。
「何ということをいってくれるのか」と私は考えたりしてしまいますが…いけないことだとは思います。
閑話休題
今日は、世界赤十字デーです。
赤十字の活動や思いやりの大切さを広めるために、世界中でさまざまなイベントやキャンペーンが行われます。
世界赤十字デーが制定された背景には、赤十字が世界中の人々を支援する活動を行っている歴史があります。赤十字は、戦争や災害などで苦しむ人々を支援するために、看護師や医師、ボランティアスタッフなどを派遣し、救援物資を提供する活動を行っています。
赤十字の創設者は、スイスの実業家であるジャン・アンリー・デュナンです。彼は、1859年に現在のイタリア領であるソルフェリーノの戦いを目撃した際に、戦場で負傷した兵士たちを救うために、自らが持っていた資金や手荷物を使って支援活動を行いました。その経験から、戦争によって傷ついた人々を支援するための組織を設立することを思いつきました。
デュナンは、1862年に「赤十字の思想」という著書を出版し、国際的な支援組織の設立を提唱しました。彼は、戦争に関係なく、人道的な支援活動を行うための組織を設立することが必要であると考え、このアイデアは多くの人々に支持されました。
この提案を受け、1863年にはスイスのジュネーブで「国際赤十字社」が創設されたわけです。
デュナンの提唱した赤十字のアイデアは、世界中で広く受け入れられ、赤十字の活動は、戦争や災害で苦しむ人々を支援するために必要な存在となっています。
世界赤十字デーは、このような赤十字の活動を広く知ってもらい、多くの人々に支援の手を差し伸べてもらうために制定されました。そして、赤十字について理解を深め、共に支援することができる社会を目指すことが目的となっています。
世界赤十字デーのロゴには、赤十字の象徴である赤い十字架と、国際的な援助活動を象徴する国際記号「クレセント・ムーン」とが描かれています。このロゴは、世界中の赤十字・赤新月社会連盟に加盟する国や地域で使用されています。
もっとも、世界赤十字デーにかぎらず、日頃から、例えば、家族や友達にありがとうと言ってみたり、困っている人を手助けしてあげたりすることも、思いやりの気持ちを広げることにつながります。世界中の人々が、互いに支え合う社会をつくるために、ひとつひとつの小さな行動が大切だと思います。
今日も一日宜しくお願い致します。