おはようございます。

 

去る7/28 20:00~7/31 20:00、ボカロ界隈をすっかり席巻した”ボカロ曲匿名投稿イベント”、その名も「無色透名祭」。

 

 

その興奮、未だ冷めることを知りません。

 

 

 

7/31 20:00のイベント終了時、予め希望していたボカロP様の、投稿曲名がリストになった、いわゆる「ネタバレシート」が公開され、「やはり、あの曲は、あの方が作られていたか」という納得と、「エッ、まさかあのボカロPさんが、こんな曲調のサウンドを…?!」という驚きが綯交ぜになった夏の一夜が、今も鮮やかによみがえります。

 

 

 

その後、正体が判明されたボカロPさんの中から、改めてMV版が投稿されて、さらに話題をさらっています。

 

 

 

こちらは、勿論、動画の内容に制約は有りませんので(勿論、公序良俗に反しない限りにおいてですが)、存分に個々のボカロPさんの個性が光っています。

 

 

 

また、通常のMVですので、生放送のセトリや、リクエストなどにも使うことができます。

 

 

 

さて、この「無色透名祭」に端くれの分際にも関わらず、分を弁えずというか、上限の2曲で参加した私ですが、私も「ネタバレ希望」を選択していたので、同時刻に正体が判明されました。

 

 

 

 

ただし私も、何と再投稿用のMVを用意していたので、当日ネタバレするよりかは、再投稿用のMVリリースまで待とうと決めておりました(尤も、ネタバレシートを確認されてしまえば、それまでですが)。

 

 

 

あとは、そのタイミングをいつ持ってくるかというところでしたが、丁度昨日8/6、一日かけて行われましたボカロイベント「三統一祭」があり、



こちらにも私は、楽曲参加しておりましたので、その告知を含めたMVにしようと思い立ちました。



そして「三統一祭」から一夜明けた本日8/7、待望?の再投稿版MV2曲分を公開する運びとなりました。



この2曲のリード・ヴォーカルには、新機軸として、いつも元気イッパイ!リスナーを心の底から明るく、そしてハッピーな気持ちにしてくれる、白いリボンがトレードマークのシトラス・ガール、鏡音リンちゃんにお願いすることにしました!

 




そして、私がプロデュースしています、男性ボカロGS「ザ・ヴォーカロイズ」の皆さんには、コーラスと演奏(演奏までしているという設定です)で、リンちゃんをバックからサポートしてもらう設定にしました。




GS界隈では、GSメンバーが、単独のシンガー(主に女性)のバックに回ってコーラスと演奏を担当するスタイルを「ひとりGS」というジャンルでカテゴライズしますが、そのスタイルの形です(実力派のレコ大受賞&紅白出場GS「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」のバックによる、日本の歌の女王、美空ひばり嬢による「真赤な太陽」が「ひとりGS」の代表格です)。




さて、2曲公開ということで、普段からドーナツ盤(7inch盤)の裏表に曲を載せるというイメージをもとに、まことに下手の横好きながら、ジャケット絵を作成し、サムネイルやMVにしようしております。




いつもは、裏表で1枚のジャケット絵なのですが、何と、今回は、初の無色透名祭開催記念、そして参加記念ということで、両A面という設定のもとに、合計2枚のジャケット絵を描き下ろしました!




このやる気!一体どこから来たのでしょうか!恐らく、天使のような笑顔を絶やさないリンちゃんのためだからできたのだと、私は思っています(そして、今までリンちゃんの楽曲をリリースしてあげられなかった、罪滅ぼしの意味を込めて…)。




これは余談ですが、やはり、ザ・ヴォーカロイズのメンバー(特にKAITO兄さん)からはズルい!と思われてしまいました。今度は、こちらのフォローもしてあげなくてはなりません。




ともあれ、実際のレコーディング?の模様は、リンちゃんが加わって、いつも以上にワイワイ楽しくやっている感じでしたので、ホッと胸を撫で下ろしている、ボカロPの私です。




[1曲目 タンジェリンリンリン]

 

 


リンちゃんの好きな食べ物ということになっている、みかんを始めとした柑橘類を歌の中に入れ込んだ、青春真っ只中の、フレッシュなシトラス・ポップです。




曲調は、オールディーズを意識し、リンちゃんの高音スキャットと、ザ・ヴォーカロイズの面々によるドゥワップが、何とも「あの頃」風なムードを醸し出します。




「リンリンリン」は、勿論直接的には、リンちゃんのお名前と、タンジェリン(みかん)を指しますが、それ以外にも歌詞では様々なオノマトペとして登場しています。これをKAITO兄さん奏でる12弦ギターと、トライアングル(これは、私が鳴らしているという設定です)で表現しています。




ところでジャケットの中で、夕空の海に映る、水色のシルエット…。これが、リンちゃんの意中の人ということなのですが、もう答はお判りでしょう(因みに歌詞にも、ヒントが入っていますね)。

[ジャケットです 柑橘類を口にするリンちゃんの見つめる相手は…?]


[2曲目 タンバリン・サマー]

 

 

 

 


こちらは、今の季節にぴったりのシーサイド・ビート・ナンバーです。




両曲とも、リンちゃんには、タンバリンを担当してもらっている設定ですが、当曲はそのチャキチャキの軽快なタンバリン・ビートを多分にフィーチャーしています。




曲の構成は、トラディショナルでシンプルなロックンロール12小節✕5コーラスで、1~4コーラスは、リンちゃんと字ハモするサイド・ヴォーカルが、順次入れ替わります。
(1.がっくん、2.KAITO兄さん、3.キヨテル先生、4.レンくん、5コーラスめは、全員で字ハモします)。




お聴きいただくとお判りになりますが、この曲の歌詞にも、1曲目「タンジェリンリンリン」の答のヒントがありますよね。




ここで改めてジャケットも確認してみると…!?

[ジャケットです KAITO兄さんが指差す、照れ気味のレンくんの頬には…?!]


元気にはじけるそのガレージ感あふれるリズム、そして普段から鍛えているダンス・パフォーマンスと相まって、一層サマームードを盛り上げてくれるものだと考えています。




まだまだ燃え上がる今年の夏。少しでもこれらの曲を、あなたの耳のポケットに、そっと忍ばせて、過ごしていただければ、私にとっては最高のサマープレゼントになると思っております。



また、皆様からのコメント・感想などもお待ちしております。


Personnel
鏡音リン Lead vocal、tambourine

「ザ・ヴォーカロイズ」(このGSにおける設定)
氷山キヨテル Keyboards、chorus、leader
KAITO 12st.Guitar、chorus
神威がくぽ Bass(pick playing)、chorus
鏡音レン Drums(regular grip)、chorus

 

今日も一日宜しくお願い致します。