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#関西民放5局の偏向報道に抗議します
#一生行くことのない都道府県
 
おはようございます。
私と同じ高配当銘柄投資(尤も額が桁違いですが)、株主優待銘柄投資をされている方が、ご自身のブログやTwitterなどで紹介されている、リース会社の大手、オリックス(8591)に関する記事です。
 
 
私も細々と買い進めた結果、議決権を行使できるところまで株数を増やすことができ、先日、私の手元に、招集ご通知が到着致しました。
 
ただ、今般の感染症拡大防止の観点から、会場には来ないで欲しいとのお手紙も添えており、議決権のみ、スマホから行使することにしました。
 
さて、気になるオリックスの配当ですが、2019年度まで増配が続いておりましたが、2020年度、惜しくも増配はストップし、2019年度と同じく76円という状況です。
 
[オリックスの配当・配当性向(公式HPより引用)]
 
そして、次の2021年度、まず中間配当予想では、35円です。これを前期と同じ76円まで持っていくにはあと41円必要ということになります。
 
今般の情勢に鑑みると中々苦しいところらしいですが、今年度のみ配当性向を一時的50%までに引き上げるとまで明言しております。
 
このことから、少なくとも、昨年度と同レベルまでの配当が、現段階では期待できそうです。
 
つまり、会社の利益剰余金を減らしてでも、株主各位に報いたいという行動と見て取れ、この辺は好感の持てるところであります。
 
次に、オリックスの財務状況を確認してみましょう。
業績が「企業の成績表」ならば、財務は「企業の預金通帳」に相当します。
 
確認するべき指標は、①自己資本比率、②有利子負債倍率、③利益剰余金率です。
 
[通期財務状況(出典:株探)]

①自己資本比率=株主から集めた資金(株主資本)÷総資本
40%以上あれば優秀とされ、30%程度は欲しいところです。
 
2020年度は22.9%で、概ね22~23%台で推移しています。
やや低めですが、これはオリックスが「その他金融業」に分類され、実際金融業を行っているためと思われます。これは銀行業と同じで、たとえ本業が健全であっても、自己資本比率は低くなる傾向になります。
 
この事を考慮すれば、その他金融業としての自己資本比率としては、及第点と言えると思います。
 
②有利子負債(流動負債)は、1年以内に利子付きで返済する必要のある負債のことです。
これをもとにした、有利子負債倍率は、「有利子負債÷自己資本」で表示されます。当然、値が小さいほど良好となります。
 
日経225銘柄の平均は3.7程度のところ、14.24と今年度はかなり高めに出ております。ここ数年は1.5程度で推移していたのでこの辺りは要注意です。
 
③利益剰余金は、これまでの会社利益のストックのことです。
これをもとにした、利益剰余金比率は、「利益剰余金÷総資産」で表すことができます。 
概ね、総資産の30%以上あれば優良とされています。
 
上表より、利益剰余金比率は、2754461÷13067528=21.07%と、少し低めとなっています。ただ、ここ数年の20%台からは、やや上昇しています。
 
さて、今回の郵送物には、株主優待関係の書類は入っておりませんでした。これについては、到着次第、ご紹介しようと思います。
 
今日も一日宜しくお願い致します。
 
※ 投資は自己責任です。