今日のホットなハッシュタグ

#新生マスオ

#ブラック企業大賞

#クリスマスイヴ

 

 

おはようございます。

 

今日は12/24。いよいよクリスマス・イヴの日がやってきました。

あくまで今日は「前夜祭」であり、本祭のクリスマスは明日なのですが、日本人は、本日をメインと捉えている傾向にあります。

 

これは独自の文化といって、差し支えないでしょうと言えばカッコいいのですが、要はね、夜、夜が欲しいのであります。何処へいくのか、何をするのかまでの詰問は控えますが…。

 

 

さて、先日から、5日連続に渡り、日本最初の実力ロックバンドとして名高い、「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の歌と演奏でお送りする、クリスマスソングアルバム、その名もズバリ「バラのクリスマス」をご紹介していますが、今日はその4日目です。

 

ちなみに…「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の偉業

・1966年、ビートルズ日本公演での前座を務める。

・第9回 日本レコード大賞受賞(今とは段違いの格でした)

・紅白歌合戦連続3回出場(これも今とは段違いの格、GSで唯一の出場)

・日本の歌の女王「美空ひばり」嬢の名曲「真赤な太陽」のバックを務める。

(人気と実力を兼ね備えた天才歌手のバックを務められるほどの職人バンド。この他、Jポップ黎明期における人気シンガーたちの殆どのバックを担当しています)

・アメリカのエド・サリヴァン・ショーに出演

 

 

[ジャケットです(これも貴重)]

 

ここに収められている全5曲は次の特徴があります。

このコンパクト盤のみのリリース曲であり、他のアルバムには殆ど収録されていない幻の名曲。

 

・オーケストラ等を被せず、メンバーだけの歌と演奏によるレコーディングのため、ブルー・コメッツの実力を存分に堪能できる。

 

・リーダーのジャッキー吉川さん(前列中央)を除く、他の4人のメンバーがそれぞれ作曲を担当(「大ちゃん」こと井上忠夫(井上大輔)さんのみ2曲担当)しており、オリジナリティと作風の違いを楽しめる。

 

・ブルコメのシングルA面は、日本人好みのマイナー(短調)ソングがメインだが、この5曲は全てメジャー(長調)の作品。これは、非常に貴重。

 

さて、本日、ご紹介するのは、ブルコメの音楽面でのリーダー、作曲、編曲もOK、ヴォーカル、そしてサックスとフルートを使い分けた伊達男、「大ちゃん」こと、井上忠夫(井上大輔)さん(前列左側)が作曲した(作詞は名コンビの橋本淳氏)、「愛の十字架」です。

 

賛美歌を想わせる厳かなオルガンの調べから始まるこの曲は、大ヒット曲「ブルー・シャトウ」「マリアの泉」のように、全篇に亘り、非常にヴィジュアル感があり、5曲中、私の最も好きな曲です。

 

♪祈りは 帰らぬ人の 遠い 愛の 想い出に…

 

端正なコーラスの中で、歌の主人公の「乙女」をカメラワークで映し出してる絵が頭の中に浮かんでしまいます。

 

♪やさしい恋人の やさしい歌声が 乙女の 心に よみがえる…

そして、クレッシェンドで迫り上がっていく、このサビの部分は、ブルコメサウンド一番のキモで、ファンにはたまらない部分です。

 

Twitter情報によりますと、この「バラのクリスマス」収録された全5曲が、

ブルー・コメッツ=オリジナル・ヒット第2集 (2013)

というCDアルバムに再収録されているとのことです。チャンスがあったら、クリスマスプレゼントにいかがでしょうか?

 

(↓リンク有り、限定数が少ないです。お早めに)

♪こちらがリンク