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おはようございます。
今日は12/22。冬至の朝を迎えています。
「冬至、冬中、冬はじめ」といった言葉がありますが、確かに、冬の寒さとしては、これからが本番ですし、「至」という字からは、冬のたけなわという意味にも取れます。
しかし、日脚、つまり日照時間は、今日を最短に、これから少しずつ長くなっていくのも確かです(よく、「一日あたり、畳の目の分だけ長くなる」なんて言いますね)。夏の日を、一日千秋の思い(?ここで使うと、何かおかしいですね。)で待ち望む私としては、こちらの方を採りたいところです。
さて、昨日から、5日連続に渡り、日本最初の実力ロックバンドとして名高い、「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の歌と演奏でお送りする、クリスマスソングアルバム、その名もズバリ「バラのクリスマス」をご紹介していますが、今日はその2日目です。
ちなみに…「ジャッキー吉川とブルー・コメッツ」の偉業
・1966年、ビートルズ日本公演での前座を務める。
・第9回 日本レコード大賞受賞(今とは段違いの格でした)
・紅白歌合戦連続3回出場(これも今とは段違いの格、GSで唯一の出場)
・日本の歌の女王「美空ひばり」嬢の名曲「真赤な太陽」のバックを務める。
(人気と実力を兼ね備えた天才歌手のバックを務められるほどの職人バンド。この他、Jポップ黎明期における人気シンガーたちの殆どのバックを担当しています)
・アメリカのエド・サリヴァン・ショーに出演
[ジャケットです(これも貴重)]
ここに収められている全5曲は次の特徴があります。
・このコンパクト盤のみのリリース曲であり、他のアルバムには殆ど収録されていない幻の名曲。
・オーケストラ等を被せず、メンバーだけの歌と演奏によるレコーディングのため、ブルー・コメッツの実力を存分に堪能できる。
・リーダーのジャッキー吉川さん(前列中央)を除く、他の4人のメンバーがそれぞれ作曲を担当(「大ちゃん」こと井上忠夫(井上大輔)さんのみ2曲担当)しており、オリジナリティと作風の違いを楽しめる。
・ブルコメのシングルA面は、日本人好みのマイナー(短調)ソングがメインだが、この5曲は全てメジャー(長調)の作品。これは、非常に貴重。
さて、本日、ご紹介するのは、バンドきっての長身を誇るベースマン、「健ちゃん」こと、高橋健二さん(後列左側)が作曲した(作詞は、おなじみの橋本淳氏)、「若いクリスマス」です。
♪愛のことばもしらないで 約束かわした あまいイヴの夜…
曲調としては、インスト曲「青い彗星」を彷彿とさせるような、スペーシーなサウンドで、にぎやかなクリスマスの街角を表現しているようです(青春讃歌のような歌詞には、好みが分かれそうですが…)。高橋さんは、元々カントリーミュージックが好きだったのですが、こんな作品も作っているんですね。
演奏は、井上さんのサックスが先導し、高橋さん自身は、どしどし来る、芯のある堅実なベースラインを刻んでいます。