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おはようございます。

10/13、一級建築士製図試験を受験される方は、いままさに正念場というところで、一本の線に魂を込めながら、製図板に張り付いていることだと思います(私もかつてはそうでした)。

 

連日、実際の本試験で大なり小なり受験生を動揺させるビックリ玉の記事をかきましたが、

非常に多くの反響をいただいております。本日もビックリ玉も思いつく限り共有したいと思います。

 

今回、ご紹介するのは「記念樹、記念碑等」です。

 

これは、今年の二級建築士の製図試験に出題され、しかも、敷地の中途半端な位置にそれがあったため、多くの受験生を悩ませたという経緯があります。

 

昨日ご紹介した既存建物と少し関連がありますが、これらは通常、計画敷地内にありまして、計画建物のために移殖、移設が不可というケースがほとんどです。

 

これを忘れて自由に建物を配置してしまうと、気づいたときはまず取り返しがつきません。

特に記念樹は建物の環境にもよい南側に配置されていることが多く、枝張りの大きさも考慮しなければならないので、要注意です。

 

しかし、試験元が逆手をとり、課題文に「記念樹は同一敷地内に移植しても良い」という条件が加わっていたらどうでしょうか。それこそ、計画の自由度は天と地ほどの差が生まれ、これを読み落としていた受験生は、エスキスに全く歯が立たず、哀れ、未完成提出の憂き目を見ることにもなりかねません。課題文はしっかり読みましょう。

 

また、設計条件としては、これらを計画建物と融和的に取り込むことが盛り込まれるはずなので、

「ただ除けて建物を配置しました」というプランでは、後手に回ってしまいますから注意です。

 

その他、工作物にも注意しましょう。

工作物に関して、詳しくは、実務でも使われている↓などが参考になります。

(もっと、実務的な例も掲載されています。これが出てきたら嫌ですが)

 

 

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