[梅雨空ばかりなので、気晴らしに載せました]

 

本日、令和時代初となる、2級建築士製図試験課題が試験元より発表されました。
課題名:「夫婦で営む建築設計事務所を併設した住宅(木造2階建て)」

今年は、例年のパターン通り、木造2階建てとなりました。
また、ここ近年の傾向となる部分詳細図も要求されています。

なお、試験元より、
・試験問題を十分に読んだうえで、「設計製図の試験」に臨むようにして下さい。
・解答内容が設計条件を充たしていない場合や要求図面に対して不十分な場合には、「設計条件・要求図書に対する重大な不適合」と判断されます。
と、わざわざ注意事項を書いてきています。これは、昨年度の1級建築士製図試験であったことです。
これを思い出すと、この記述スペースを、ここにシフトし、その分を、さらなる課題要求で埋めてくる可能性があり、2級の試験といえども、ますます難化の傾向がうかがえます。

また、「いわゆる記念受験やお試し受験を断じて許すまじ」という強い姿勢も感じられます。

さて課題文から、単なる事務所併用住宅と考えるのは早計です。
「建築設計事務所」という空間がポイントになります。
現在、お勤めの方は想像がつくと思いますが、作業・執務を行う事務室空間から、ディスプレイやプレゼンを行う空間も求められます。当然、「建築設計事務所」ですから、それなりの設えも求められます。

 

↓関連記事です。

#ドラクエ 二級建築士製図試験課題について

【続報・私見】学科試験予想(2級建築士製図試験課題をもとに)

 

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建築場所も、都市部とは限りません。郊外の風景の良いところに設けられる可能性も十分にあります。いずれにしても、「建築設計事務所」らしい、外部空間とも両立した建築計画が求められることは容易に想像できます。

また、
・その事務所は手書き主体か、CAD主体か?
・別にスタッフが存在するのか?同居するのか?
で空間構成も変わってくる可能性があります。

また、建築のプロの集まる空間として、今まで以上に建築法規に厳しい審査が入ることが予想されます。

また、気づいた点がありましたら、続報を出していきたいと思います。

【注意事項】
以上は、私、一個人の私見であり、試験元や各資格スクールとは全く関係ありません。
試験内容については、必ず、試験元にご確認下さい。こちらでは一切責任を負いません。