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おはようございます。
今日は、先週、東京株式市場にショックを与えたと思われる、また、私の取引先の一つでもあります、みずほフィナンシャルグループ(8411)のニュースについての私見です。
ニュースでご承知の通り、3/6付で2019年3月期決算において、構造改革への取り組みを踏まえた損失を新たに計上することを発表し、それは、親会社株主に帰属する当期純利益の85.9%減というものです。
↓詳細は、みずほフィナンシャルグループ公式HPの内容をご確認ください。
構造改革への取り組みを踏まえた損失の計上と業績予想の修正に関するお知らせ
当然、株価にも影響しているわけですが、もっと下がるかと私は思っていたのですが、豈図らんや、先週末の終値(3/8終値)は、170.1円、先々週末の終値(3/1終値)は175.5円ですから、週足で考えると、▲5.4円でとどまっています。
実は、このくらいの数値ならば、別に慌てることはないと思っています。もう既にお忘れかと思いますが、2016年2月頃のマイナス金利発表時と、同年6/24 ブレクジット発表後の2ヶ月間は、もの凄い勢いで落ちていきました。190円代から、40円近く下がっていた頃です。私はこのとき、阿呆になって、「川底の金貨」を拾い漁ったわけです。
まあ、とはいっても、結構な株数を抱えている私は含み損が大きくなっているので、心穏やかでないことは確かですが…。
別の視点ということで、配当利回りを考えてみましょう。税支払いは無視して、1株あたりの配当は7.5円。3/8終値ベースの配当利回りは、7.5円÷170.1円=4.4%となります。配当を支払っている東証一部上場銘柄の平均配当利回りは約2%ですから、その2.2倍ということです。公式発表では、1株あたりの配当は7.5円を維持すると述べていますし、仮に、1株あたりの配当は6円になったとしても、6円÷170.1円=3.5%なんですね。
日本を代表する企業なので、新聞、報道、様々なところから叩かれることは必至での、このタイミングでの発表、別に肩を持つわけではありませんが、何らかの情報戦術上での絵図が、みずほフィナンシャルグループが持っていての発表だと私は考えています。キャッシュレス決済化で銀行は潰れるなどと語っておられる方も大勢いらっしゃいますが、取引手段が変わるだけで、通貨そのものは残ります。簡単に言ってしまえば、ゲンナマでやり取りしていたのをデータでのやり取りに変えましょうと言っているだけのハナシで、そのデータのやり取りを、「データ銀行」(これは私の造語です)が一手に引き受ければ、何ら変わらないわけです。
大体、銀行が潰れたら、私達がもらっている給料はどうなりますか?こんにちの商取引では当たり前の銀行取引はどうなりますか?手形取引もできなくなりますが?というハナシです。
何せ、大手町に居を構える、アレだけの頭脳集団が、これくらいのことでヘコたれるとは思えないと、凡人の私は思ってしまいます。
まあ、万一、屋台骨が傾げてしまったら、死もろともですから、その時は諦めます。幸い全て現物株で、信用買いなどということはしていませんので、購入代金がパーになる有限責任を負うだけです。その時は私を大いにご笑覧ください。
[みずほFG(8411)]
※この記事は、みずほフィナンシャルグループとは全く関係ありません。投資は自己責任です。