おはようございます。

この度、台風から間髪入れず、地震の被害に遭われた、北海道地方の皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
余震は続く可能性は高いですので、引き続き警戒していただきたいと思います。

私も、義理の妹の実家が北海道なので、決して他人事とは言えません。十分に物資、メンタル両面から出来る限りのサポートしたいと考えております。

さて、昨日は、新生銀行で取り扱っている投資信託を積立購入し、来るATM手数料一部有料化への対策と、利殖計画を同時に扱おうという話をしました。

今日は再び、故本多静六先生の著した「私の財産告白」という本を読んだ私が現代版にアレンジし、実運用もしている手法の続きを書きたいと思います。


 

本多先生は、適正なローン、つまり借金のしかたまで言及されています。
ある日、ある投資物件に投資をしようと考えている人から相談を持ち掛けられた時の先生の回答です。以下は、原文を分かりやすくしたものです。また、金額、利率などは、記述当時のものです。

「事業投資で得た金利は、その預金残高の増加の信用を担保として、銀行から貸し出しを受けて、再投資をするとよい。自分の調達できる金には限度があるけれども、銀行から貸し出してもらえる金には、それ以上の額が期待できる。銀行に年10%の利息を払っても、一方で、例えば、年48%の投資を続ければ、差引、年38%の利益が得られる。」

これを現代版に当てはめてみると、私も実際に組んでいる、住宅ローンかなと考えております。

今、私の住宅ローンは、10年固定金利で年1%。これを昨年くらいまでは、せっせと繰上返済をしていたわけです。一方で、高配当株の配当利回りが3%で運用していますし、積立投信として始めたS&P 500やS&P 500配当貴族指数は、表面利回りですが10%位あるので、何も無理して繰上返済しなくとも、先に投資・再投資をして、お金が相応に殖えた後で、まとめて繰上返済をしても良いのではと考えるようになりました。

そんなところ、先の本多先生の記述に出会い、確信に変わったということです。


とかく、「借金は悪だ」という風潮が、貯金文化の根強い我が日本では、いまだに悪しき習慣として蔓延っていますが、実際の商取引でも掛けで取引されているし、私たちも、クレジットカード(あれは決して「打ち出の小槌」ではなく、プラスチック製の「借用書」です)を使って、やりくりしているわけです。要は、それを上手にコントロールするかが大切なのです。

本多先生も、その後で、「そこで、ここに最も大切なのは投資先の監視と指導ということになる」と延べられており、住宅ローンに置き換えるならば、ローン残高と投資で得た金額などとの監視、必要に応じて、繰上返済を適宜、行うということになるでしょう。

※投資は自己責任です。

9/7 モーニングクイズ(検索するのはオトナのルールで、しないようにしましょう)
今日は徳川将軍、徳川家綱の誕生日です(正確には旧暦の8月3日です)
さてズバリ、徳川家綱は第何代の将軍でしょうか。名前から判断できるかもしれません。

9/6 モーニングクイズ 答
答は「青」です。