おはようございます。
記事に先立ち、台風21号が本日、日本列島に上陸する可能性が高くなってまいりました。お互い、厳重に警戒し、命を守る行動を取りましょう。
さて、本日も、故本多静六先生の著した「私の財産告白」という本についての続きを書きたいと思います。
昨日は、「月給天引き貯金法」で築いた種銭(本多先生は、これを「雪だるまの芯」と表現されていました)を、高配当株に投資、再投資して利殖するという、現代版の私案をご提示させていただきました。
本日は、これまた現在の利殖法の主力の一つであります、投資信託を使った私案をご提示させていただこうと思います。
これは月給天引きで「貯金」をするのではなく、月給天引きで「投資信託」を積立購入するという方法です。最近では、つみたてNISAの制度が生まれてから、各証券会社とも、積立投資信託の制度が大分、整備されてきております。
また、投資信託の商品も購入手数料なしの、いわゆる「ノーロード」型が増え、ひと昔前の敷居の高さがかなり低くなりました。私のような、普通のサラリーマンが購入できて、皆さまに情報を共有できるのも、こうした背景のおかげです。
つみたてNISAの制度や、投資信託の具体的申込方法などは、各証券会社のHPなどを参照していただくことにして、ここでは、手法について説明します。
手法と書きましたが、これを毎月一定日に購入していくだけという、ただそれだけです。株式と違うのは、「毎月分配型」と呼ばれる投信商品(「毎月分配型」は、複利運用に逆らう商品ですので、購入してはいけません)を除き、現在は運用益を原資に自動で組み込む「再投資」型がほとんどです。
このメリットは、株式配当の場合は、貰うたびに、そこに税金が発生しますが、積立投信では、投信内部で運用益を原資に組み込むため税金が発生しません(発生するのは、投信を売却するときです)。つまり、買いっぱなしで、投信を売却しない間は、この運用益に関する税金を納めなくてよいことになり、その分も複利運用に一役買ってくれるわけです。
裏を返せば、投信を売却するまでは、元本と運用益を手にすることができません。従って、積立投信は、株式購入以上に中長期的な視点での投資行動が必要になります。
因みに私の場合は、株式購入と積立投信を適当な割合で併用しております。
次回の記事では、現在私が購入している積立投信をご提示したいと思います。
※投資は自己責任です。
9/4 モーニングクイズ
今日は「串」の日。串カツ、焼き鳥、バーベキューと、おいしいものがいっぱいの串料理です。さて、またまたパーソナルクイズですが、私は焼き鳥の味は「タレ」派でしょうか、「塩味」派でしょうか。
9/3 モーニングクイズ 答
「グミ」の語源は、ドイツ語で「ゴム」を意味するGummiに由来します。グミキャンデーのそばにたまたまあった輪ゴムを間違えて嚙んで、まずい!と思ったら、輪ゴムだったという経験が私にはあります。