新生涯学習制度がスタートしましたが、登録理学療法士と認定理学療法士の両方を更新するためには、なかなか大変なことがわかります。
私の場合、登録理学療法士と認定理学療法士の更新が当てはまりますので、そのお話を軽く書きます。
更新期限の5年の間に、どちらも多くの受講ポイントを取得しなくてはならないのですが、結構な頻度で学会や研修会に参加しなくてはならないことがわかります。
ちなみに・・・
登録理学療法士は「ポイント」
認定理学療法士は「点」
と分かりやすいように、呼び方を変えているようです。
以前よりもハードになった分、質は向上できるかもしれませんが、多くの時間を割かなくてはなりません。
例えば登録理学療法士に関しては、ジェネラリストを養成する目的が強くなっています。
そのため、同じカリキュラム(同じ分野)の講習会を複数回受講しても、最初の受講分しかポイントは認められないことになっています。
幅広く、様々な分野の知識や技術を学びなさいという制度設計になっています。
※登録理学療法士の更新についてはこちらから。
また、認定理学療法士とはポイント(点)を共有できません。
つまり講習会の受講ポイントを登録理学療法士に割り振るのか、認定理学療法士に割り振るのかのどちらかを選択する形となります。
ただ、認定理学療法士に関しては登録理学療法士と異なり、同じ分野の講習会を複数回受講しても点としてカウントしてくれるそうです。
そもそも登録理学療法士のような分野コードは設定されていないようです。
※認定理学療法士の更新についてはこちらから。
どちらも受講が必須の講習会もありますし、認定理学療法士に至っては学会発表が必須となりました。
一気にハードルが上がりましたよね~。
新制度最初の更新時は免除みたいですが。
いずれにせよ、以前よりもしっかりと計画を立てなくては更新できなくなってしまいます。
学習制度が無くても勉強は必須ですが、やはり利用した方が勉強しやすくなるのもまた事実だと思います。
しかし、とりあえずはしっかりと制度について理解するところから始めなくてはなりません。
協会の資料を熟読しましょう。