中学生への運動器健診を実施して | 理学療法士SMILEの勉強生活

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理学療法士である私SMILEの日常を、仕事中心に綴った日記です。
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今週は通常業務の合間に、職場近くの中学校へ健康診断(運動器検診)のお手伝いをしています。

医師の補助ではありますが、最大の課題は1人1分間でチェックすること。

健診の時間が限られていますので、単純計算するとそのようになります(60人を1時間で健診)

効率良く判断する練習や工夫をして乗り切っています。
 

 

ちなみに検査内容は上肢の挙上・伸展や体幹前屈、しゃがみ込み動作(蹲踞)、片脚立位などで難しいものはなく、誰でもできます。
 

参考:https://www.bjd-jp.org/…/w…/uploads/2018/10/surveysheets.pdf
 

あくまでもスクリーニングで、側彎症やその他問題が疑われれば医療機関受診を勧めます。
 

また、簡単な解決方法の指導もします。
 

実際、かなりの人数の生徒が蹲踞困難や指床間距離がマイナスとなっており、非常に驚きました。
 

身体が非常にカタイガーン

 

 

この運動器検診は全国で数年前から実施されていますが、検査内容が基本動作だからこそ、PTが学校保健分野に参入できる可能性が高いと感じています。
 

末端PTの私が、地道に帯同して実績作りをしている面もあります・・・。
 

ただ正直、言う事を全然聞かない生徒もそれなりにいるのでそこは大変ですね(笑)

ちなみに昨日と今日は校長先生が出張で不在だったため、校長室で校長先生の分の給食を頂くという貴重な体験をさせて頂きました(笑)