基本、基礎は大切。
これは勉強に限らず、仕事でも同じことが言えます。
この仕事をしていると、基本的な内容を確認する機会が多いと思います。
覚えなくてはならない内容が多いと、それだけ忘れてしまう可能性も高くなります。
人間は忘れる生き物ですので。
だからこそ、定期的な確認が必要になるのです。
この確認を怠ると、知らず知らずのうちに「勘違い」が発生します。
これは驚くほど基本的な内容でも起こります。
記憶力がずば抜けて良いサヴァン症候群の様な能力を持つ方は別かもしれませんが、一般的な方は必ず確認を怠ってはならないと思っています。
さて、今回言いたいことは、この基本確認時に「新しい気付きを発見する」ということです。
ちょっとした確認ではありますが、「考えながら」行うと良いと考えています。
つまり、ただただ確認するのではありません。
今の自分が持ち合わせている知識や経験などを総動員して、臨床上に落とし込むように考えることで、以前には思い付かなかった新たな「気付き」に繋がる可能性が高くなると思っています。
単に確認だけすることも大切ですが、どうせ確認するのであれば、新しい気付きや臨床上の問題解決に繋がるように意識する必要があると思います。
この毎日のちょっとした工夫が、後々の大きな差に繋がると思っています。
そもそも100%正解ということが少ない仕事だからこそ、常により良い介入内容を探求する義務があります。
やり方は多々あるとは思いますが、一つの方法・行動として、常に臨床に役立つように考える習慣を身に付けてみてはいかがでしょうか?
ホントにちょっとしたコツですね。
※来月の勉強会(触診)の資料作成時にふと感じましたので、記事にしてみました。
その第9回UPdate勉強会は2018年8月26日(日)に開催されます。
テーマは「臨床に活かすための触診の基本的なポイント ~頸部・肩甲帯編~」ですので、ぜひお気軽にご参加ください。
講義+実技の半日の勉強会になっています。