本日は某養成校で開催された臨床実習指導者会議へ行って来ました。
指導要綱については、どの養成校も試行錯誤している印象がありますね。
何よりもここ最近言われ始めた通りに、数年後に養成校のカリキュラムや臨床実習について大きく改変されることが決まっています。
まだ正確な内容は見えてこないですが、疾患別リハビリテーションが導入された時点程度大きく変化するかもしれないとの話も聞きました。
もちろん、時代の情勢に合わせて変化しないこともまた問題ですので、必要なことであると思います。
とは言え、やはり一方で不安な要素は臨床実習指導者の研修についてですね。
臨床実習指導者への研修必須化は私は賛成です。
一部でも指導内容を標準化できる部分は、そのようにしていくべきであると思いますので。
ただ、その研修が16時間も必要であるとの話も出ています。
正直、養成校付属の病院や大病院に所属している療法士以外受ける方がほとんどいないのでは?と思ってしまいます。
連続して数日間出るのは厳しいのでは?と感じています。
そうなると引き受ける病院や施設などは減少します。
そうなると結局苦労するのは養成校ですし、一番不利益を被る可能性があるのは学生さんなのでは?と考えてしまいます。
・・・とは言え、まだ何も正式決定はしていませんので、推移を見守るしかありませんが。
一筋縄ではいかないですが、学生さんに不利益になる結果だけは避けて欲しいと思っています。
