昨日、日本理学療法士協会主催の講習会「痛み・麻痺・運動障害に対する治療的アプローチの理論と実践」へ参加してきました![]()
主な内容は、
1.痛み、運動麻痺、運動機能障害に対する治療的アプローチの理論と評価法について。
2.筋触察の方法論について。
3.筋触察を習得することによる理学療法治療学について。
・・・とは言え、基本的にはMyotuning Approach(MTA)についての講義でしたね。
正直、この治療方法については少し聞いたことがある程度でしたので、今回の講習は良い機会であったと思います。
おそらく私と同じように、Myotuning Approach(MTA)について良く知らないPTの参加者が多い講習会であったと思います。
そのため、神経生理学を中心に理論的背景や科学的な根拠なども交えて講義が行われました。
侵害刺激による体内の反応のメカニズムについて。
筋損傷の原因やそれがどのように変化、再生するのか。
そして、それらに対してどのようにセラピストが対応すべきなのかなど。
途中、デモンストレーションや実技も行いましたね。
まぁ、この手の講義では良くある光景ですがw
また、様々な疾患の動画や多くの研究論文の紹介もあり、なるほどな~と感じることも多々ありました。
セラピストであれば知っているはずの内容もありましたが、その重要さを再確認できましたね。
さらに、骨や筋の触診の重要性を改めて実感しました。
もっと正確かつ素早く触診できるようになりたいですね。
解剖学や運動学の知識が重要であることは言うまでもありません。
そして、その上で練習あるのみです![]()
最後に、セラピストとして患者さんが訴える「痛み」に対して、もっと責任を持って対処する方法を学ばなくてはならないと思いました。
痛みが少しでも軽減するだけで、患者さん自身の活動量ややる気の増加、ひいてはQOLの改善に直結しますからね。
また、無痛に近いほどセラピストとして患者さんへ利用できるアプローチ方法も増やしやすいですしね。
いずれにせよ、今回の講習会も良い勉強になりました![]()
セラピストとしての知識の引き出しは、多い方が良いに越したことはありません。
しっかりと復習します。
ちなみに、テキストも出版されていますので、ご興味ある方は参考にしてみてください。
