お葬式は寺
結婚式は神社か教会で行い
クリスマスは盛大に祝って
正月は家族総出で初詣に出かける。
・・・なんか違和感じゃありません？
「楽しけりゃいい。祝えればいい。
イベントとして成立し商売になって
消費を煽れるなら何でもいい」
そういった価値観で
多数の宗教イベントを取り入れる
不思議な国があります。
そう、日本です。
ハロウィンなんて本当に分かりやすい。
２０００年代になってから急にディズニー効果を利用して
しっかりと浸透させましたね。
ハロウィンについてはこちらの記事もどうぞ。
日本には「無宗教」という宗教信者が
たくさんいるわけですが
無宗教ってことは宗教に興味が全くない
ってことで
（信仰する宗教がある人を蔑むような風潮すらある）
それゆえにどの宗教についても
深く知ろうとしない傾向があります。
つまり多くの日本人は
お正月には神社で手を合わせて
現世ご利益をねだり
盆休みにはお墓参りして先祖供養をし
秋にはハロウィンを
冬にはクリスマスを満喫するのに
「あなたの宗教は？」と聞かれれば
「特にない」と即答しちゃうっていう
摩訶不思議な生き物なんです。
しかもいろんな宗教行事を
イベントとしてただ楽しむのみで
その意味するものや起源なんて
知らない人がほとんど。
私がこの無宗教？多宗教？とも言える
日本独特の価値観に危険感をもったきっかけ
それが
クリスマスという行事です。
ちなみに
我が家には「クリスマス」という
イベントは存在しません。
（ちなみにハロウィンもありませんが）
正確には
クリスマスを祝うなんていう
わけのわからないことは
数年前にやめたんです。
クリスマスってなんの日？
この問いに大抵の人が
「イエス・キリストの誕生日！」
と答えます。
私も長い間
そう思い込んでいました。
おそらく親から聞いたんだと思います。
そしてそこに疑問なんて感じず
自分で調べることもせずに育ち
我が子にもそう教えてしまってました。
ああ・・・反省。
でもね、ある日ふと思ったんです。
「我が家はキリスト信仰でもないのに
なんで行事に参加してるんだろう？」
って。
で、聖書を読んでみることにしたんです。
そしたらですね…
じゃあ、１２月２５日はいったい
誰の誕生日なのか？
実はこの日はノアの曾孫
「ニムロド」の誕生日だそうで。
ノアってのは「ノアの方舟」のノアですよ。
ニムロドはサタンの支配下で
バベルの塔を建設した古代バビロニア王。
エホバの神に反逆し背教を起こした人間です。
つまり彼はキリスト教からすると
反教徒であり
神に逆らった存在＝悪魔
なわけです。
ニムロドの死後、枯れた木の切り株から
一晩で大きな常緑樹が生えた為
彼の母親がその常緑樹の中に
ニムロドの命が宿っていると主張し
ニムロドは霊的に
永久に生き続けるのだ、という教えを
広めていきました。
やがて彼の誕生日である１２月２５日には
彼への贈り物を常緑樹に供える
という習わしが生まれたのです。
これが今日の
『クリスマスツリーの下にプレゼントを置く』という
風習の原型です。
はい。
クリスマスツリーや
クリスマスプレゼントが
なにを意味するか
分かりましたね。
つまりクリスマスは
悪魔（ニムロド）を尊び
心から敬うお祭り
です。
クリスマスを祝うということは
神に逆らった存在（悪魔）の復活を
喜んでいることになります。
ちなみに・・・
赤い服を着てプレゼントを配るおじいさんを私たちは
サンタクロースと呼んでますが
オーディンについては
こちらの記事や
こちらの動画も参考にしてほしいですが
本来、オーディンもサートゥルヌスも
ニムロド同様に
『悪魔』や『死神』そのものではありません。
キリスト教化を進める中で
人々を改宗させるために異教の神々は
「偽の神」＝「悪魔の化身」として
再定義されたんです。
あ、あとサンタクロースには
対となる存在がいます。
クランプスもキリスト教由来ではなく
はるか昔のアルプス地方や
ゲルマンの異教信仰に根ざした存在です。
つまり
「キリスト教ができる前からいた冬の“闇の精霊”」
みたいな感じ。
外見は
ヤギのような角
毛むくじゃらの体
鎖や棒を持つ
という姿でおっかないけど
実は「悪を追い払うための悪の仮面」という
日本でいう“なまはげ”や“鬼追い祭り”に
近い意味だったんです。
でも
中世になってキリスト教がヨーロッパ全域に広まると
教会にとってこの「角のある存在」は都合が悪かった。
なぜなら
聖書の悪魔（サタン）も角をもつ描写が多いからです。
そこで協会はクランプスを
「悪魔の手先」
「サンタに従う罰の精霊」
と再定義して
”サンタクロースの対”のような存在に変えたんです。
つまり──
もともと冬の精霊だったものを
“悪の象徴”としてキリスト教の物語に組み込んだ
わけ。
これも、キリスト教が異教文化を
「悪魔の物語」」として支配するために
利用した例、ってことです。
じゃあなぜ
本来キリスト教とはまったく無関係の
異教の神や文化が
キリスト教のイベント（クリスマス）として
こんなにも定着してしまってるのか？
それは、そもそも
「キリスト教が何なのか？」
という闇に触れることになります。
これはここに書いてると
ぶったまげるくらい長文になるし
まだまだ私が完全に消化しきれてない点もあるので
割愛しますが（汗）
調べていくと「フリー◯イソン」とか「イルミ◯ティ」
とかも出てきます。
「なんだ都市伝説か」「陰謀論じゃん」って
笑い飛ばして片付ける人も多いでしょうが
とりあえずは知ってみようとする人が
もっともっと増えるといいなと
個人的には思っています。
知った上でその情報を
どう料理し消化していくか
それはもちろん個々それぞれが
決めればいいことですので。
私の価値観の基準は
「すべて自分軸で」なので
私がクリスマスのイベントはしない
と決めたからといって
それを我が子たちに強要はしていませんが
子どもたちが小中学生だった頃に
・クリスマスというイベントの起源
・それを知った上で私が感じたこと
・私があなたたちに願うこと
を話したことがありました。
息子はもともと
クリスマスという行事に
ポジティブなイメージを
抱いていなかったことも手伝い
「そっか、じゃあそれ
俺も話せるヤツに話していく」
と。
娘は少し考え込んで・・・
「自分でも調べてみる」と言いました。
そして後日
「私も積極的には
クリスマスのお祝いはしないと決めた。
でもクリスマスを楽しいイベントだと
信じている友だちとの関係は
壊さないようにうまくやってく」
と話してくれました。
私は子どもたちの出す答えは正直
どうでもよかった。
それまで毎年当然の如くやってきたことを
急にやめると言い出した母親の話を
怒らず呆れず聞いてくれたこと
そしてそれだけじゃなく
それぞれが自分事として捉え考えてくれたこと。
そこに大きな喜びと価値と
頼もしさを感じました。
「知ってしまった」
「気づいてしまった」
もちろんそこには恐怖もあるだろうし
驚きも不安も疑念も後悔も自己嫌悪も
怒りすらもあって。
きっと様々な感情に向き合うことになります。
しんどいです。
でもだからこそそこからの選択を
自分で決めていける自由があります。
ついでに余談ですが私はスターバックス
利用しません。
ディズニーランドも興味ないし行かないし
グッズも買いません。
人はホントに楽な方を選ぶ生き物だし
根っからの怠け者（笑）だから
「不愉快な真実」よりも「心地の良いウソ」を
聞きたい、信じたいって思う。
分かります。ただそれを・・・
支配者側ももちろん分かってます。
「ハリウッドスターはXmasに
赤ちゃんを丸ごと食べる！！？」
（ネットより）
１年の締めくくりである師走。
クリスマスの存在しない我が家は
静かに過ごすのかっていうと・・・？
そうじゃないんです（笑）
実は１９日がスペシャルデーです。
ふふ。
天皇の誕生日とか
キリストの誕生日とか
ブッダの誕生日とか・・・
そりゃそれをお祝いしてもいいんだけど。
そこを祝うよりなにより
この世で最も尊くて大切な日は・・・
あなたがこの世に生を受けた日でしょ？
それ以上にスペシャルな日なんてない。
だから我が家は家族の誕生日は
めちゃくちゃ盛大に祝います。
そこさえ大切にできてりゃ十分。
けっこういるんだよね。
自分の誕生日なんて忘れるくせに
クリスマスはちゃんと毎年
お祝いするっ人・・・
そしてもう１つ
もしも大切にしたい日があるとしたら
それは・・・
命の灯火が消える日
魂が肉体から離れる日です。
この世は陰陽で成り立っている。
生と死は対極にあるものではなく
共にあるもの。
生が善で死が悪なのではない。
生＝死。
これが私の死生観です。
合掌
人気記事①位 強いマッサージは逆効果です
②位 糖を怖がるな
③位 あなたがストレスに弱い理由
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