(Pixabay)

 

 

 

生活が苦しいなどといった

外面的なことから

人は自殺するのではない

連帯を失った時自殺するのだ

 

エミュール・デュルケーム

 

(Amazon)

 

 

 

 

 

つまり人は

 

社会から切り離される時

 

人との接触が減り無連帯になる時

 

自ら命を絶つ・・・

 

 

 

 

であるならまさに今日本は、世界は

 

自殺に最適な状況下にあるといっても

 

過言ではありませんね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで

 

一昨年のこの訃報を

 

覚えていますか?

 

 

(FNNプライムオンライン)

 

 

 

これを見た時

 

私の脳裏をよぎった死因はまずは

 

waku珍でした。

 

私もある種の病気です。

 

なんでもまず疑ってしまう・・。

 

この先入観との戦いの日々(苦笑)

 

 

 

 

 

 

 

で次にニュースを見た時

 

見出しがこうなってました。

 

 

(Yahoo!ニュース)

 

 

 

違和感、嫌悪感が湧き上がりました。

 

私は基本、マスメディアの報道は

 

鵜呑みにしないよう

 

めちゃくちゃ意識してるので

 

だからこそ細かいことがいちいち

 

気になってしまうのかもしれないんですが

 

それもふまえてもらってですね・・・

 

 

 

 

 

 

違和感の理由1点目。

 

なぜわざわざ「縊死」という

 

一般的に馴染みの薄い言葉を使ったのか。

 

 

 

 

縊死とは

 

首が圧迫されることによって

 

死に至ることを意味します。

 

自殺の手段として古くから用いられていて

 

そのほとんどは自殺ですがまれに

 

他殺や事故死があります。

 

これはwikipediaにも記載されています。

 

 

つまり、この記事だと読者は

 

首吊りによる自殺なのか

 

首が何かに挟まれたことによる事故死なのか

 

それとも他殺なのか

 

ぶっちゃけわからないんです。

 

にも関わらず

 

縊死という言葉は往々にして

 

「首吊り自殺」を連想させます。

 

ミスリードの可能性が非常に高い。

 

とても危険な記事だと言える。

 

 

 

 

報道は

 

自殺なら自殺

 

事故死なら事故死

 

病死なら病死

 

それがまだはっきりとわかっていないのなら

 

不明、そして報道できないのなら

 

「死因については公表されていません」などと

 

きちんと受け取り側にわかりやすく

 

伝えなければならないはずです。

 

なのにどうしてわざわざ

 

混乱させるような言葉を使ったのか。

(暗に自殺だと思わせたかったのか!?)

 

 

 

 

 

 

ちなみにこちらは別記事。

 

(exciteニュース)

 

 

 

事務所の発表は縊死という言葉ですが

 

見出しにははっきりと

 

「首吊り自死」とありました。

 

ややこしい。

 

しかも私がどうにも気持ち悪かったのが

 

「コロナ首吊り自死」という言葉です。

 

それはどういう自死のことをいうの?

そうやっていっぱい造語を作らないでほしいんだな。

「黙食」とか「忖度マス苦」とかも然り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2点目。

 

先ほどの2つ目の記事内に

 

「倒れているのを家族が発見した」

 

とありました。

 

じゃあ・・・首吊りの可能性は低くない?

だって倒れてたんだよね!?

 

足のつく状態で首を吊るのは

不可能ではないにしろ難しいし

首吊った後に死体が勝手に倒れるって

それもちょっと考えにくいんだけど。

 

 

 

 

 

 

とにかく、こんな曖昧な報道では

 

憶測ばかりが飛び交います。

 

それを狙っているのか!?

 

と思った次第です。

 

 

 

 

 

 

 

そして約一週間後の

 

5月11日。

 

 

 

(Yahooニュース)

 

 

 

 

7時の段階でその当日の死を

 

自殺とみられる、と書いてましたが

 

正直早くない?って思いました。

 

 

 

そして私はやはりこちらが

気になった↓

 

 

 

 

 

 

そして

 

こういったショッキングなニュースが

 

立て続けに起こった時というのは

 

往々にしてその裏で

 

重要ななにかが動きます。

 

この時も例外ではありませんでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと話がずれつつあるので

 

元に戻しまして、では

 

日本における自殺について

 

本記事を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

豊かなはずの日本は、なぜか

 

自殺者の数が飛び抜けています。

 

自殺大国とも言われています。

 

 

 

生活レベルは高いのに人生に絶望したり

 

人間関係や仕事で悩んで

 

自ら命を絶つ人が少なくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、注目すべきは

 

日本では少子高齢化で

 

若者の数が減っているにもかかわらず

 

若年層の自殺が増えているということ。

(分かっているだけでも私の同級生は3人自殺してます。

 1人は高校生の時、あとの2人は大学生の時です)

 

 

 

そして近年は

 

女性の自殺も目立ちます。


 

 

 

 

 

 

 

 

2022年は史上最多数を記録。

 

 

 

 

 

 

 

 

「自殺対策白書」によれば

 

我が国の

 

15~39歳の死因トップは

 

自殺です。

 

 

 

 

 

 

 

性別で見ると

 

 

男性は15~44歳の死因トップが自殺

 

 

 

 

 

女性は10~29歳の死因トップが自殺

 

となっています。

(こう見ると日本人の死因の1位は自殺かガンですね)

 

 

 

 

 

 

若年層で死因トップが

 

自殺になっているのは

 

先進国7ヶ国で

 

日本だけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、内閣府の

 

我が国と諸外国の若者の意識に関する調査では

 

 

 

 

自分の将来のことについて

 

心配している日本人は78.1%で、

 

 

心配していない人は21.8%。

(宇宙の法則78:22の通り、ではありますが・・・

 どうせなら逆であってほしいですね)

 

 

 

ちなみにドイツは56.1%と43.9%、

 

アメリカは63.4%と36.6%、

 

スウェーデンは49.1%と50.9%

 

です。

 

 

 

 

 

若年層の自殺の理由の多くは

 

中高年に多い

 

「健康」や「家族の問題」

 

ではなく

 

「仕事上の問題」となっており

 

出典

 

 

20代以下の若者の

 

就職失敗による自殺

 

が増加しています。

 

 

 

 

 

前途ある若者が仕事や就職の事で

 

自殺してしまうのが日本。

 

(Pixabay)

 

 

試しに外国人の友人にこういった

 

日本の風潮を話したことがあるんですが

 

「就職できないから死ぬ」なんて

 

そんなことがあるの?

 

 

という反応でした。

 

 

 

仕事がなくてどうしようもないなら

 

福祉を受ければいいし

 

いざとなれば

 

親戚や家族が助けてくれるでしょ?

 

 

 

だそうです。

(illustAC)

 

 

 

つまり諸外国では

 

仕事がないとか

 

定職についていない

 

というのは

 

生死を左右するような

重要な事ではない

 

ってことです。

 

 

 

 

 

日本との違いを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

ところで・・・

 

 

最近の日本人は

 

メンタルが脆くなったとか

 

ストレスに弱くなった

 

とよく言われます。

 

最近の若いもんは根性がない!

 

なんて、聞いたことありません?

 

 

 

 

(Pixabay)

 

 

 

戦時中や戦後の混乱の中を

 

生き抜いて来られた先人を想えば

 

確かにそうかもしれません。

 

 

 

が、かといってじゃあ

 

諸外国の人たちが

 

日本人よりも強靭なメンタルをもち

 

何事も根性で頑張っているのか・・・

 

というと、そうとは思えません。

 

 

 

 

彼ら(諸外国の方々)は、特に

 

意識して頑張ってるわけではなくて

 

社会のシステムや世相全体の雰囲気

 

 

無理して頑張らなくていいんだよ

 

とか

 

家族や社会に甘えられる所は

 しっかりえていいからね〜

 

 

ってなってるんじゃないかな。

 

ま、実際調査したわけじゃないから予想だけど。

 

 

 

 

 

(サザエさん 長谷川町子)

 

 

 

サザエさんや

 

ちびまる子ちゃんのような

 

ライフスタイル(三世代同居)が

 

当たり前だった時代は

 

日本もきっと

 

同じような風潮だったはずです。

 

 

 

 

 

 

 

今の日本は核家族が基本となっていて

 

「一度進学や就職で家を出たら

 もう実家には戻らず

 結婚して家庭を築くか

 

 そうでないなら

 

 一人で生きていくしかない

 

 それ以外は甘えであり

 恥ずべきことだ」

 

というような

 

暗黙のルールがあるように感じます。

 

 

 

 

 

 

こういった風潮が強まった背景には、

 

核家族が多い方が

電化製品を

たくさん売るのに

好都合

 

という経済的要因があるようですが

(一家に一台の冷蔵庫や電子レンジ

 テレビ、洗濯機、掃除機などなど)

 

なるほど

 

金儲け主義の日本らしいな

 

と思いますね。

 

(Pixabay)

 

 

 

家族の間にはあっていい、いや

 

根底にあるべき

 

「信頼感」とか「支え合う関係」

 

「誰かが大変な状況になった時には

 余力のある誰かが支えよう」

 

という助け合いの文化すら

 

なくなってしまったのかと思うと・・・

 

なんだか切ないです。

 

 

 

ぶっちゃけ

家族って生まれて死ぬまで

ずーっと一緒にいてよくない?

 

絶対独り立ちして

一人暮らしを経験しないと

一人前じゃないの?

って思っちゃう私。

 

 

 

 

 

 

 

こういった状況の奥には

 

自分の本心や弱音は誰にも晒せない

 

弱みを見せたら負けだ・・・

 

と感じさせる

 

日本社会の空気があると思います。

 

(Pixabay)

 

 

 

 

昔に比べると

 

「本音で語り合う」とか

 

「自分の弱みも晒して人と付き合う」

 

というような人間関係が

 

どんどん減ってきている気がします。

 

 

 

 

 

 間違いなく

 

「キレイな所で

 キレイ事だけを言って

 付き合う関係」

 

 

 

いわゆる

 

うわべだけの

お付き合い

 

が増えてると思うんです。

 

 

 

 

 

 

SNSなんて、まさに

 

その象徴の様な気がしますけど

 

(Pixabay)

 

 

それが現代人の

 

弱さ脆さ

 

繋がっているって思ったりします。

 

 

 

 

 

 

一時期、話題になった

 

「あおり運転」。

 

一昔前なら日本全体に

 

ああいう人間は絶対に許さない

 

という空気がありましたよね。

 

 

 

 

見つけたらその場で即捕まえて叱る・・・

 

そんなお節介な人(苦笑)が

 

けっこういたと思うんです。

 

 

 

 

 

そして、そういう

 

「口うるさい、お節介な人が

 社会にはある一定の割合で存在する」

 

ってことが

 

イジメや痴漢や今でいうパワハラを防ぐ

 

抑止力

 

になっていたんだろうと思います。

 

 

 

 

 

今は誰もが

 

厄介な事には巻き込まれないようにして

 

危険そう、損しそうな状況は

 

とにかくスルー。

 

他人の不幸なんて関係ない

 

自分の保身のみ。

 

(Pixabay)

 

 

 

 

 

そして自分の身の安全が保証された途端

 

影で非難しまくるってパターン。

 

ネットでの誹謗中傷なんかがいい例で

 

まさにこれ

 

傍観者に徹する日本人」

 

と言えますが

 

 

 

 

この傍観者である人々が実は

 

様々な不幸

 

社会に引き起こしていきます。

 

(Pixabay)

 

 

 

 

イジメが起こる学校や職場もそうですが

 

結局のところはそれを

 

周りが許してしまう空気があるわけで

 

 

 

 

例えばね。

 

怒ったらめちゃくちゃ怖くって

 

本気で生徒に向き合い

 

ぶつかっていく先生のクラスって

 

やっぱりイジメは起こりにくいです。

(私の経験もふまえて)

 

 

 

 

それが正しいか間違いかは置いといて

 

「この先生はイジメを絶対に許さない

 イジメなんかすれば間違いなく

 ブッ飛ばされる!」

 

っていう危機感を感じさせる先生がいると

 

やっぱ違います。

 

 

(ドラえもん 藤子・F・不二雄)

 

もちろん体罰がいいと言っているのではありませんし

先生に叱られる恐怖からいじめが減っても

根本的な解決に至らないのは勿論ですがね。

 

 

 

 

 

子ども同士も同じで

 

傍観者にならない子が数人いるだけで

 

クラスの雰囲気が全く変わりますし。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと話が反れましたが

 

 

 

 

 

昔なら職を失えば、誰か

 

友達や親戚の家に居候する

 

っていうのが普通で

 

「仕事ないなら、しばらくウチにおいで。

 また働けるようになったら

 お礼してね。」

 

っていう面倒見のいい人が

 

周囲に必ずいた気がします。

 

 

 

GHQによる

 

核家族化・家族の断絶の成果なのか

 

(朝日新聞 戦後70年特集)

 

 

それとも

 

日本人が薄情になっただけなのか

 

は分かりませんが

 

 

 

家族や近所付き合い

 

友達付き合いの情が薄くなっていった事

 

人と人の繋がりを分断していった事が

 

現代の日本人の心の弱さの

 

大きな部分を占めているのでは?

 

と思います。

 

 

 

 

 

 

いざという時

 

「助けてくれる存在が居ない」という

 

不安

 

これが現代人の心の弱さの正体。

 

(Pixabay)

 

 

 

でも、逆にいえば

 

この繋がりをちょっと工夫して強めてけば

 

実は人間ってすぐに強くなれる

 

ってことです。

 

 

 

 

 

 

ほら、人間って

 

「人の間」って書くでしょ。

 

昭和のお節介なおじちゃんやおばちゃんを

 

復活させればいい(笑)

 

(腹肉ツヤ子 絵)

 

 

 

人の心に、ズカズカっと遠慮なく土足で上がってきて

「どーした?誰にも言わないから

 おばちゃんに言ってごらん」

って近寄ってきて。

 

信用して話したら

次の日には周囲の人に喋り倒されてて

みんなが知ってる・・・。

 

でもそれを知ったみんなが

少しずつ力を合わせて

上手い具合に助けてくれる、みたいな。

 

 

 

 

そんな社会が実は人の心を支えて

 

強くしてくれるんじゃないかな

 

って思います。

 

 

 

諸外国の人は、別に

 

メンタルが強いわけじゃなくて

 

まだそんな仕組みが

 

社会に残ってるだけなんじゃないかな。

 

 

オーストラリアに住む友人が言ってました。

 

「こっちはね、クリスマスに庭でパーティしてたら

通行人の誰でも参加して一緒に楽しむんだよ。

楽しいことはみんなでシェアするし

辛いことも一緒に味わうの。

血のつながりとかそういう細かいことは

関係なくね。」

 

 

 

 

 

実は私は

 

「近くにいたらお節介で鬱陶しいけど

 でも温かいんだよね〜」

 

っていう人を目指しています。

 

 

なぜかって、私自身が多分

 

そういう人を求めているから・・・

 

です。

 

 

 

 

 

 

皆さんはどうですか?

 

(mamastaセレクト)

 

 

 

 

近年日本人は、人と人が密着せず

 

スマートに人との距離感を取った

 

オシャレな暮らしの中にこそ

 

幸せがあると勘違いしてきました。

 

 

 

 

 

 

違う気がしません?

 

 

 

 

 

 

 

実は幸せって

 

ちょっとウザくて

 

お節介な人のそばでこそ

 

感じられるんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

今、外出に制限がかかったり

 

人との触れ合いが

 

絶たれつつある状況で

 

なおさら私はそう感じています。

(そもそも社会隔離はその孤独感によって

 全身の炎症を加速させることが報告されてます。

 医学的にね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時代が流れ、世の中が変わっても

 

「サザエさん」や

「ちびまる子ちゃん」が

 

皆に愛されるのはなぜか?

 

 

 

 

 

ここに大事なメッセージがあると

 

思うんですよね。

 

(ちびまる子ちゃん さくらももこ)

 

 

 

 

 

 

他人に知らん顔をしていた

 

傍観者から

 

 

 

みんなちょっとずつだけ

 

お節介さんへ。

 

 

 

 

 

 

 

この少しの変化だけで

 

もしかしたら日本はまた

 

古き良きあの時代を

 

思い出せるのかもしれません。

 

 

(昭和のこどもたち 井上一)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の心の中にある思い込みや価値観を

 

ほんのちょっと手放せば実は

 

今すぐに幸せも、人との繋がりも

 

そして

 

強くて逞しい心も

 

取り戻すことが出来る・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

合掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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