刺青|賽のじ雑記 -585ページ目

芳年妖怪百景

芳年妖怪百景1昨日紹介した国芳妖怪百景に続いて
その二年後に発行された
悳俊彦氏編による妖怪百景第3弾
(第1弾は「暁斎妖怪百景」)

今回は悳俊彦氏お一人での編集
氏の情熱が伝わってきますな

師匠国芳と比して
洗練された作品は
錦絵の淵ギリギリのところで
その美しさを放っており
刺青の世界にも
その幅を拡げる為の
良い手本になっています

国芳門下では首席といってよい
月岡芳年の妖怪画集であります

前半では芳年の妖怪シリーズ
「新形三十六怪撰」が
すべて収録されており
後半で様々なところから
妖怪をあつかった作品が
ピックアップされています

「新形三十六怪撰」は
洋書でこのシリーズ単体の一冊が
出版されていますが
そちらはサイズが原寸に近いほど
大きく作られておりますが
色味が少々くどいので
僕はこちらの方が
よい出来だと思っています

国芳妖怪百景と比較して
より絵画的になっている作品も多く
刺青や錦絵に余り興味がなくても
楽しめるでしょう

といってもそこは芳年
刺青臭プンプンの作品も
きっちり収録されています

芳年妖怪百景2

こちらは現在アマゾンに新品の在庫があるようです

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このシリーズは
昨日今日と紹介したもののほかに
河鍋暁斎の「暁斎妖怪百景」と
葛飾北斎の 「北斎妖怪百景」とが
刊行されていますので
合わせて紹介しておきます

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上記2冊ともに現在在庫ありとなっています

4冊買うと1万円を超えてしまいますが
どれもとても良い内容ですので
手元において損のない良書たちです


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