刺青|賽のじ雑記 -582ページ目

刺青職人

職人「刺青職人」と題しましたが
この書籍には刺青のことは
これっぽっちも載ってません

最後まで読まれたあとで
「オイオイ、刺青はどこだ?」
ってなことを仰られても困るので
最初に断っておきます

刺青というのは
「ちぃと彫りもんでもいっちょ」
というおア兄さんや
おア姐さんがいて

それともひとつ
一年の365日
またその四六時中を
何年もなんねんもの永きに亘り

そんなことばっか考えてたら
人生棒に振るんじゃねぇのか?
ってなくれぇ
刺青なんてぇくだんねぇもんに
やられちまった馬鹿がいて
そんではじめて成立する
お遊びであります

この馬鹿野郎が
所謂刺青の職人
ってなことになりまして

本書にあるように
本来の職人さんたちと
同しように職人として
暮らしていた

はずなんですが
その「職人」全体が

産業革命?
高度経済成長?
文明の発達?
世間の合理主義?
しまいにはグローバル化?
巨大企業の世界征服?
役人のピンはね根性の大暴走?
しつこい?

の影響がすさまじく
職人としての
生き方や暮らし方
あり方や考え方に
変革を強要されたり
うまくいかずに淘汰されたり
いたしております

でもこの職人が
いなくなってしまうと
たとえ似たような製造品が
その後流通を続けたにせよ
まったく違った様相を
呈してまいります

その変革期の時間から
変革の前後を見つめ
今後を考えてみる

そういった時代に改めて
「人間が与えられた
短い時間を暮らす」
ということを考えてみる

おおっと、いけねぇ
また話が暴走しだす所だ

「刺青」という
人々の文化や風俗を抜きには
存在し得ないものを考える上で
この永六輔氏の文章は
その一端を的確に捉えています

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なんだかまとめが
上手くいきませんでしたが
どうぞご一読を


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