キュラトリアル・グラフィティ - 学術標本の表現

さて問題です!
ここはどこでしょう?

この辺まで見えれば卒業生の方は判りましたよね
そうそう本郷の東京大学構内です^^
訪れたのはこちら東京大学総合研究博物館

角っちょの隅っこにひっそりと佇んでます

訪れた目的の一つはこれ
「キュラトリアル・グラフィティ - 学術標本の表現」
キュラトリアルというのはキュレイター(curator)からくる造語?
それとも普段遣いである言葉なのでしょうかね?
本展覧会では「キュラトリアル・グラフィティ」=「学術標本の表現」と謳い
通常は学術研究の為に蒐集、保全、利用されている学術標本を
「魅せる」展示となっています

博物館の入口を入ってすぐ
いきなり正面に鎮座し迎えてくれたのは
男女2体の頭蓋骨
彼らには「叉状研歯」と「抜歯」が施されています
まず「抜歯」とは
縄文時代に通過儀礼的にある規則性を持って
健康な永久歯を人為的に抜く風習です
縄文後期の盛期には殆どの人が「抜歯」していたとも
言われています
そして「叉状研歯」
これは前歯を三叉に削ってあり
非常な苦痛を伴って行われました
こちらは全国でも30体ほどしか見つかっておらず
何らかの特別な地位や立場の人だったのではないかと
考えられています
この時代にはピアスなどに使われていたであろう
装身具も数多く出土しており
土偶からは刺青をしていたと考えられる表現も
みつかっています

「叉状研歯」も「抜歯」もそして「刺青」も
文明や科学、経済などの発達により退化してしまった
人間本来の感覚を呼び覚まし
本来持っている人間の精神と肉体に直結した
あるべき生きかたを示しているように感じます
本展は昨年よりの長期通常展示となっております
入場も無料となってますから本郷界隈の散策も兼ねて
是非お天気の良い日に訪れてみてください
オススメスポット満載のエリアですよ~
東京大学総合研究博物館
東京都文京区本郷7-3-1
刺青|賽天 - www.psyten.com