刺青|賽のじ雑記 -249ページ目

「KAZARI 日本美の情熱」展覧会図録

$刺青|賽のじ雑記

縄文の古より連綿と伝わる
「KAZARI」のDNA

その対極にある「侘び、寂び」
「禅や茶の美」「飾らない」文化

相反するようでいて
表裏のように寄り添う両者を
主催する連塾で松岡正剛先生は
「あはれ」と「あっぱれ」を例に
説明し(関連記事はこちら

本展の企画者である辻惟雄先生は
「一方の極に飾り立てる感覚的な美意識」
「一方の極に飾りを否定する禁欲的な美意識」
の両者があってはじめて
日本の伝統文化はバランスを保つとする

それらは対立しているようでいて
お互いを引き立てあい不可分の関係を持つ

しかし日本人は「禁欲的な美意識」に対し
堂々として賛辞を惜しまないが
「飾り立てる感覚的な美意識」に対しては
後ろ指を指してみたり眉を顰めたり・・・・・・・・

図録の冒頭でテーマである「KAZARI」を
「『日常』を『非日常』である祝祭の場へと
変貌させる演出であった『かざり』は
生活の憂いから人の心を解き放ち
階層、身分を越えて、生きる喜びを
体現する方法として存在」し
「日本の文化を形成する大きな原動力」であると
位置づけています

この「KAZARI」の再評価を目指し
企画、開催されたのが本展です

年々規制が厳しくなりながらも
その瑞々しさを失わない全国各地の祭も
この「KAZARI」を礎にし

スワロフスキーを纏ってキラキラと光る
携帯電話のデコレーションも同様でしょう

そして我らがほりもの(刺青)も
この「KAZARI」と
とても深い関係にあります

この「KAZARI 日本美の情熱」展2008年に
サントリー美術館(東京展)
京都府京都文化博物館(京都展)
広島県立美術館(広島展)と巡回しましたが
僕は行けてなくって図録も持っていなかったんですが
achamo-orangeさんにお借りしたので
穴が開く程!観まくってます^^
お返しした時、大穴が開いていたらごめんなさ~い

展覧会に関する情報は下のリンク
サントリー美術館のサイトでどうぞ

サントリー美術館


刺青|賽天 - www.psyten.com