凧博コレクション・江戸凧 [橋本禎造の世界] - 茂出木雅章監修

浅草は金龍山浅草寺の羽子板市の記事から
日本橋はたいめいけんの凧の博物館の記事へと
すっかり凧づいておりますが
もういくつ寝るとお正月、てぇ事で
いま暫く凧ネタにお付き合い願います^^
今回紹介するのは日本橋の「凧の博物館」現館長で
洋食店たいめいけんの三代目茂出木雅章氏が
凧の博物館の設立10周年の節目を目前に
同館所蔵の橋本禎造さんの作品300点余りの内の
80余点を選出し昭和61年に出版された
江戸凧師故橋本禎造さんの作品の写真集
本書には「日本の凧の特徴と歴史」と題して
1000年の昔に中国大陸から伝わり
庶民の遊びから道楽に至る経緯から
江戸凧の分類と合わせて当時(江戸期)の風俗まで
「江戸凧師」と題して橋本禎造さんの紹介
「江戸凧の作り方」と題して江戸凧の作り方の説明
の3つの文章が凧に対する並々ならぬ愛情溢れる
「まえがき」と「あとがき」と共に収録されています
肝心の写真集の方はってぇと「江戸角凧」「江戸小凧」
「江戸形凧」「江戸奴凧」「干支凧」の5つに分類され
各図版骨も糸も付いた状態で80余点を掲載
ちょっいと中身を覗いてみますかぃ?

左が「児雷也」
云わずと知れた「児雷也豪傑譚」に登場する盗賊
尾形周馬弘行扮する児雷也が蝦蟇の妖術を身につけ
蛞蝓の妖術を使う妻の綱手と共に宿敵大蛇丸と戦う物語
右は「鬼若丸」
ご存知源九郎義経の一の郎党
熊野の別当湛増が子
武蔵坊弁慶の幼名
どちらも彫り物(刺青)でも人気の題材です
残念ながら絶版となっており新品での流通はもうないのですが
上のアマゾンのリンクには当記事アップ時には若干ですが
マーケットプレイスにて古本での出品がありました
さぁて江戸凧のネタで本年を締め括り
来年は卯年ってぇ事も掛けまして
お付き合いいただきました皆々様が
ぴょんぴょんと勢いをつけて
ぱぁっと一気に上昇されます事を祈念しながら
本年一年の感謝をさしていただきます
どうも御ありがとうございました
来年もどうぞよろしくお引き立ての程
おねがいを申し上げます
皆さま良いお年をお迎えくださいませ
賽天 拝
刺青|賽天 - www.psyten.com