「詩人の直観」と言うが、詩人には未来などの目には見えないものを見通す力がある気がする
…というのを自分自身に当てはめるのは少々おこがましいが、僕が高校生だった頃に書いたこの歌詞は将来の自分の姿を予見していたかの様だ。
“Shadows of the past still obsessing me,
So I can’t stare at the truth
All I need is your love, I can’t get rid of my jealousy
The pain is on my heart. And what kills me is… Endless grief”
意訳すると、
「過去の幻影が未だ俺に取り憑いている,
だから真実を見つめられない
俺の欲しいのはお前の愛だけなんだ,嫉妬に駆られて止まない
苦しみは俺の心にある そして俺を殺すもの…終わりのない哀しみ」
恐らく、これを書いた当時の「真実」とは彼女が他のボーイフレンドと付き合っている事で、
毎朝彼女が廊下を通る度に嫉妬や苦しみ(想いの丈を口にできない、したら現実に直面してしまう恐怖)といった感情が心の中で渦巻いていた…
現在なら「真実」は彼女が結婚し家庭を持っている事で、
「過去の幻影に取り憑かれた」僕は「終わりのない哀しみ」に殺され、生ける屍と化している…
それから「公欠」なんて言葉もあったな…彼女が部活で試合の為に学校を欠席していると1日が無意味に感じられたり…