初めに。
このテーマは荒れそうなので記事を「アメンバー限定」とするか迷ったが、広く相互理解を深めるため一般公開とした。願わくば終わりまで寛容な心持ちで読んで頂きたい。
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先日自民党・愛知県議のした発言が巷で物議を醸している。
事の発端は「ジェンダー平等」を掲げる市民団体がSNS上でした投稿に対し、上述の議員が差別的とも取れる発言をした為だ。
後日その市民団体の代表者らが県議会を訪れた際に行われた謝罪の様子が報道各社で放映されていたが、僕に言わせれば「どちらも大人気ない」というのが率直な感想だ。
まるで小学生が先生に叱られた時のように項垂れる議員…片や正義感を振りかざし執拗に詰め寄る市民団体のメンバーら。この市民団体のした大元の投稿も見たが、それは全く中立性を欠いたものだった。つまり、その投稿に対し少なからず居るであろう「思想の異なる人たち」の存在をまるで無視した様なものだった。少なくとも僕にはそう感じられた(同じく議員側のコメントも)。
斯く言う僕も、幼少期には肌の黒い人(黒人)へ触れると自分も肌が黒くなってしまうのではないか、と思った事があった。
今となっては自分の稚拙さを笑うばかりだが、初めて対峙した時の直感としてそう感じたのは事実だ、「そんな事は無い」と理解するまでは。
だが今でも、外で大柄な男性が女装しているのを見るとギョッとするし、「LGBTQ」に関しては個人的にまだまだ理解できない部分も多い(特にそれを「人権」や「個性」で標榜してしまう点)。
ここまで長々と勝手な見解を述べてきたが、僕が何を言いたかったかというとそれは
お互いに相手を理解しようとする姿勢の大切さ、と「LGBTQ」がマイノリティーである以上、自分達の事をまだよく理解していない人々(僕も含めて)の居る事を頭に入れて、
また、教育の場など広く知って貰うための取組みを続けていく努力の必要性…それらに気付いて欲しかった。
因みに僕にはドイツにレズビアンの知り合いがいる。