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じゆうちょう

ラクガキです。

なんてことはない、オタクとはあまり関係の無い日常の話です。

 

私の精神構造は笑っちゃうくらい単純なようで、先日ブログを更新したら沈んでいたブログ更新モチベが復活し、先日某ラジオでお便りを採用して貰っただけで一年くらい沈みっぱなしだったお便りモチベが見事に復活し(センスはない)

という、期末テストでいい点取ったご褒美に据え置きハードを買ってもらって、また次のご褒美の為に勉強を頑張ろうと思う小学生のような単純な精神構造をしていることがここにきて判明し、自分で自分にドン引きしています。

 

いや、今回の記事の要旨はそんな精神年齢小学生のキモオタの精神構造の話なんかではないんですよ。

なんていうか、最近、私の周りが幸せオーラで溢れているんですよね。これこそ何の話やねんって感じですが。

端的に言って、ある友人にはかわいい彼女が出来、ある友人は結婚のプロポーズをし、ある友人は...ある友人は...という感じで皆々様順当に幸せになっていっているわけです。

 

そしてその幸せオーラが強いのなんのという話なんですよ。

まず初めに、付き合いが長い方の友人たちの話をします。

その友人たちは最近、この長い付き合いの中で「そんな幸せオーラを出したことあったっけ!?」と驚く程に幸せオーラ全開なのです。

「こいつ本当に冷めてるなぁ...」と思っていた友人も彼女が出来てからというものとても幸せそうで、しまいには、「俺自分が冷めていると思っていたんだけど、そんなこと無かったみたい...」などと恍惚の表情を浮かべながら言うもんですから顔に手持ちのブラックニッカをぶっかけそうになりました。

 

次に、こちらは付き合い自体はまだ比較的長くはない友人の話なのですが、俗に言う拗らせて面倒くさい性格をしている人で、そういう波長が私と合うので最近よく遊ぶのですが、先日、その友人から異性関係について相談されたんですよね。

「え...?人選ミスすぎない...?」と思いながらも、話を聞くと、お相手の方もこれまた拗らせ系の面倒くさい性格の方のようで、「俺、面倒くさい人間が好みっぽいんだけど、面倒くさい人間同士だから何だか教本通りにいかなくてどうしていいか分からなくなっている」という話でした。

上の幸せオーラ満開の野郎共よりは圧倒的に親近感の湧くお悩みなのですが、やはり私の手に負えるものではありません。その日は普通に遊んで帰りました。

 

後日思ったのですが、そういう恋愛感情のようなものは複雑な人の精神構造をこうも簡単にしてしまえるものなのだなぁと。

前者の幸せオーラ満開勢も、少し前まで「そういうのにかまける労力がない。金の使い道がよく分からないから適当にパチでも打ちにいく」という人間の集まりだったのに今は「俺は彼女(婚約者)に使う意外の金がない」とまで言い出す始末で、彼女という存在によってかくも思考が単純化されてしまうのか...と脱帽してしまいました。その気持ち、分かりたい。

 

まあでも前者の奴らは割りと単純なので、そういう風に思考がシフトしていくのも分からないでもないですが、後者の友人は本当に複雑な精神構造をしていて、私とテンションレベルがめちゃ合う人間(具体的エピソードだと2人で『君の名は。』を観た帰りに寄った公園で共にボロ泣きしたというものがあります)なのですが、その人ですら、今はそういう方面の話一辺倒という感じです。

 

で、先日、いつも同じ質問を繰り返してくる友人(上記の2グループとはまた違う)がまたいつものように同じ質問を投げかけてきたのです。

その友人からの質問が「お前、一人で幸せ?」というものです。

いつもは冗談で流すのですが、先日はその質問に色々考えさせられてしまったんです。

 

「幸せか?」と聴かれると、こういうオタクになってから幸せは幸せではある気はするんですよね。こういうオタクになる前は割りと虚無だった気がしますが。でも多分その友人が言う「幸せ」とは違う種類の「幸せ」なのだろうということは分かるんですよ。でも今の状況も「幸せ」ではあるわけで、今の幸せを手放して、言い換えると「一般的な幸せ」を追い求める気分になれないというか。いや多分知らないだけなんですよね、それを。マジで知りたい。

 

そういう気分になって、ふと随分前に知り合いの、顔も身なりも整っている・しゃべりも上手い・立ち振る舞いがエレガントなオタクさんが「今の生活をやめないと彼女とか婚約者とかは出来ないと思いますね」というような話をされてらっしゃったことを思い出しました。

アレは単純に金銭や週末の予定が厳しくなることを指して仰っているのかと思っていましたが、こういう気分になって考えてみると、「一般的幸せ」が「オタク的幸せ」に置換されている内は一般的幸せを掴もうとする意識を獲得することも難しいという意味合いだったのかなとも思えてきました。

 

確かに、オタク的幸せを一般的幸せの代替としている感覚はある気がするな......とは思いました。

それならばやはりそのオタクさんの仰った通り、この生活を精神レベルでやめないといけないのかな、と思います。

 

でも今はそこまでの相手に出会えていないわけじゃないですか。

でも自分から掴みにいかないと出会いなんて創出されないわけじゃないですか。

でもこういう生活をしていたらそういう出会いを掴みにいく意識すら生まれてこないわけじゃないですか。

これは中々面倒くさい問題だな、と頭を抱える最近の私です(多分私が面倒くさいだけ)

 

早く私も幸せ満開オーラ全開になって思考を単純化されたいです。

でも今は難しそうなので、もうしばらくオタクな気がします。

それではこの辺りで失礼します。