こんにちは。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
ユング心理学を勉強していると、ある時点で、
ユングが占いというものに興味をもち、また重視していたことを知るようになります。
シンクロニシティにもつながる話ですが…
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ユング自身はMBTIやソシオニクスにつながる性格分析を開発しましたが、
それとは別に、
占星術家の中に、直接的・間接的にユングの影響を受けた人たちが出てきたのですね。
私もそういう流れで、心理占星術を学ぶことになりました。
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心理占星術は、基本的には、運勢を見るものではないので、ネイタル(出生図)とプログレス(進行)くらいが見られればOKです。
あまり複雑な技法は使わなくてかまいません。
そのかわり、星や配置のもつ、心理的な意味合いを探究していくのです。
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魂が進化してくると、出生時の星の配置、つまりアストラル・エネルギーの影響も考慮して生まれてくるといわれています。
つまり、ネイタル・チャートを見ることで、魂が何をしたいのか、ヒントが得られるわけです。
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私は一時期、これにハマりました。
どんな心理テストよりも、他の神秘的な技法よりも、自分のことがよく、深く、わかるような気がしました。
他人の性格についても、それまでに比べると、よく理解できたと思います(誕生日がわかっている人)。
人間関係は、大幅に改善されました。
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主な天体(10天体)と小惑星、星座とエレメント、ハウス、アスペクト、アセンダントやMCなどのさまざまなポイント…
これらを全部見ていくと、かなり精緻な人物像が浮かび上がってきます。
短期間ですが、講座なども行なっていました。
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そのうちに、それらも「自己」そのものではないと思うようになり(自覚して、変えたければ変えられる)、
さらに「自己」そのものが薄くなっていくプロセスにおいて、
だんだんと、どうでもよくなっていきました。
実際、
より高次のエネルギーに繋がるにつれ、アストラルの影響は受けにくくなっていきます。
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最近、たまたまこの種の話題を見て、
ふと思ったのですが、
生まれる前に、出生チャートを検討するとして、上記のすべての要素について決めているわけではないよね?と。
そこで、改めてハイアーセルフさんに、どの点を重視するものなのか、聞いてみました。
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一般的には、
だいたいこれくらいの時期に生まれたいと決めて(3 - 4年くらいの幅)、
太陽星座
(星座・エレメント・サイクル・CFM)
太陽へのアスペクト
月星座
(星座・エレメント・サイクル・CFM)
月へのアスペクト
で、決めるらしいです。
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よく太陽は男性性・社会的な自分、月は女性性・内面的な自分といわれたりしますが、
太陽は左脳のタイプ、月は右脳のタイプと考えるとわかりやすいのではないかと思います。
私は、左脳は「左脳完成形」みたいなタイプで、右脳が幼児のようなタイプなので、バランスを取るのが難しいです。
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アスペクトを検討するのは、原則として10天体です。
あとは、結果・成り行きで、できてくるもののようです。
ハウスに関しては、出生時刻によって変わってくるので、だいたいでよいそうです。
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人によっては、他の天体やポイントを加味している場合もあるようです。
いずれにせよ、
ネイタルを見るときには、どの部分を重視するのか、ハイアーセルフと相談しながら見るのがよいということです。
私の場合は、上記の4要素を見ればよいらしいです。
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火星・水星・木星・金星・土星は、太陽や月との関係性を見るのが重要だそうです。
太陽と月が目的を表しているとすると、
その他は癖や傾向、付随して起きてくる現象のようなものと考えればいいようです。
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天王星、海王星、冥王星は、主に世代や時代を表しますが、太陽や月に重要なアスペクトをもっている場合は影響が大きくなります。
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ということで、
改めて自分のネイタルを見てみました。
(実は、かなり個性的なチャートなんです w )
こんなクセツヨなホロスコープを選んだ目的は何?と今更ながら考えを巡らせました…。
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さて、
今回の考察は、岩瀬アキラさんの「エレメント人種論」を知ったのがきっかけです。
岩瀬さんは、太陽と月の星座を、
・星座そのもの
・そのエレメント
= エネルギー気質(火・地・風・水)
・そのサイクル
= 精神ステージ / 視点
で見ていきます。
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占星術はややもすると複雑になって、かえって焦点を見失いがちですが、
占星術に格別の興味がなくても、
誰でも知っておいて損はない、というポイントがわかりやすく整理されています。
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これだけでも相当なことがわかりますが、
これに、C/F/Mやアスペクト、プログレスを足すと、さらに精密に、また今、何をすべきなのかがわかってくるかと思います。
ただ、あくまでハイアーセルフの観点から想像することが大事で、ハイアーさん / 直感が、そんなものは気にしないで、という場合は、気にしなくていいと思います。