こんばんは ^_^
ご訪問いただき、ありがとうございます。
読者さま(相互)のブログに、とても勉強になる記事が紹介されていました。
MBTI と16パーソナリティーズは違う、というもので…。
(あとでリンク貼りますね)
MBTI 協会のほうが苦言を呈しています。
「16PersonalitiesがMBTIだと誤解される流れが2023年初めから急速に広がったためだという。」
自分の過去記事(2023年10月)を見たら、流れに乗って(笑)、やはり混同していましたよ。ゴメンナサイ。
大した影響力はなかったと思いますが、
取り急ぎ、訂正や追記をしておきました。
← 見る人がいるかどうかわかりませんが w
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診断結果に使う4文字のアルファベットがまったく同じなので、ややこしいのですが、主催する団体が違っており、フォーカスするところも異なっているとのことです。
心理測定に著作権のようなものはないのでしょうか。
※ ちなみに、ロゴなどは別にして、服のデザインに著作権はないし、料理のレシピにもありません。
16 Personalities のほうが、診断サイトで自分たちについて明らかにしていないのも、誤解が生まれる一因かと思われます。
MBTI は米国の団体で、16 Personalities は英国の団体のようです。
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実は、以前にご紹介したビッグファイブ系の性格テストにも、主なものが3種類あることがわかり、ちょうど記事にしようとしていたところなのです。
MBTIよ、お前もか(泣)。
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ただ、16パーソナリティーズは、違うものとはいえ、MBTI によく似ているというか、基本的なコンセプトはMBTI だろうと思います。
16パーソナリティーズは、診断結果にMBTI とまったく同じアルファベットを使っています。
にもかかわらず、16パーソナリティーズ側が(MBTI が基にしている)「ユングの概念は取り入れていません」と言うのは、ちょっと無理があります。
ビッグファイブについては「ビックファイブ性格特性と呼ばれる性格の次元を手直しし、バランスを取りました」と、具体的には意味のよくわからないコメントをしています。
器はMBTI なのに ” 中身はビッグファイブです “ ということ?
MBTI 側との衝突を避けようとしているふうにも見受けられます。
※ さらには、ビッグファイブのほうが科学的といわれていたり、公表されている論文がたくさんある理論なので利用しやすいとか、いろいろなワケもあるのでしょう。
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だからといって、16パーソナリティーズがよくないと言いたいわけではありませんが、
いやむしろ、タメになる内容ではあるのですが、
何かと難しい事情があるのかなぁと想像します。
今は、お互い別物と主張することで、平和に収まっているようです。
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さて、
16パーソナリティーズが、明確にビッグファイブを取り入れているのは、パーセント表示と、A - T の部分でしょう。
※ 現在のMBTI がどういう表示なのかは、調べてみないとわかりませんが…
A は Assertive
T は Turbulent
これは、もともとMBTI にはなく、ビッグファイブの「神経症傾向」(または「情緒安定性」)に相当するとも言われています。
質問一つひとつを検討したわけではないので、ほかにもビッグファイブ系のテストに似たところがあるのかどうかわかりませんが、、
16パーソナリティーズのコンセプトは、MBTI とビッグファイブの折衷型といえそうです。
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16パーソナリティーズは、ネットでテストできるので、MBTI 本家より広まって、より大衆的にもなっているのでしょう。
そして、いろいろな人がいろいろなことを言い出し、混乱してきたので、資格制度を有するMBTI 協会が、ウチとは違いますよ、と言わなければならなくなったのでしょうね。
※ たしかに Amazon だけを見ても、16 Personalities 周辺は、英語版・日本語版含め、何でもアリな感じになってきています。一方で、ネットで診断を行なっている16 Personalities 自体の発行物は見当たりませんでした。
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ネットの性格テストは、その後、追跡されるかも?と思いつつ、娯楽みたいにやってしまいます。
実際、かなり「当たり」ますからね。
ちなみに私は、16パーソナリティーズでは、前にも言いましたが、INFP 〈仲介者〉、たしかトールキンさんのタイプです。AかTかは忘れたけれど、たぶんT。
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ビッグファイブについて、もっと調べようと思っていたところですが、MBTI と16パーソナリティーズについても調べてみたほうがよさそうです。
私は性格検査そのものに興味があるというよりは、それを自分自身を省みる材料とするユーザーにすぎませんが、
ユーザーとしても、その検査の根拠くらいは知っておきたいと思います。
まずは、MBTI 協会が推薦する書籍を読んでみることにします。
紹介されていた記事はコチラです ↓
https://www.j-cast.com/2023/07/03464452.html?p=all
オマケ : 16という数字と「パーソナリティ」で検索をすると、ビッグファイブ(五因子性格検査)のもとになったとされる、レイモンド・キャッテルの16PF〈パーソナリティ・ファクター〉(16因子)というのも出てきました。
ますますややこしいです。