みなさんはNHK教育で放送されているのTEDスーパープレゼンテーションという番組を知っているでしょうか?
今回はそのTEDの中から社会心理学者のエイミー・カディさんのポーズと心の関係についての話を取り上げてみようと思います。
人は言葉よりも、態度や表情といったボディーランゲージで相手により多くのメッセージを与えていると言われています。
でも、実はボディーランゲージの方からも、自分の心にも影響を与えているということがわかってきました。
①自信にあふれる「力のポーズ」をすると
脳の中で自信に関係あるホルモンであるテストロンが放出される
→もっと自信があふれてくる
②自信のない「無力のポーズ」をすることで
脳内のうつに関係のあるホルモンであるコルチゾールが放出される結果
→もっと自信がなくなる
ということが起こっているようです。
例えばお笑い芸人のサンシャイン池崎は、あの自信にあふれたポーズをすることで、さらに彼の自信を高めていると言えます。
人は自信のあって落ち着いている人を求めますし、面接の結果などにも、話す内容よりも自信のある態度の方が影響を与えると言われています。
この実験をしたエイミー・カディさんは、自信が無いときはまず「自信のあるフリ」をすることが大事だと話しています。
自信がなくて困っている人は、まず自信のあるポーズをすることで、脳の中から自分を変えていくことができるかもしれませんね。
○力のポーズ 胸を張る、腕を高く上げて広げる等
○無力のポーズ 背を丸める、首元に手を当てる等