TEDxNagoyaU2017 服部浩之さんの「どこでどう生きるか、アートから考えてみる」

これは実は僕が一番多い回数見返しているTED動画かもしれません。

最初見た時は、ああ、こんな暮らし良いなあ、理想的だなあ、何て思ってのんきに見ていたのですが、いざ紹介しようと思った時に、ぜんぜん書けない、つまり自分が内容や本質に近いものを理解していなかったということに気が付きました。

何度も見ていて、少しずつ、服部さんが言っていることが分かってきた気がしました。

それは「アートって特別なことじゃないよ」「生活の中の少しの違いに気づいたり」「当たり前の中のそうじゃない部分に気づいたり」「自分がどう生きるか?ってところがすでにアートなんだよ」っていうメッセージでした。(違うかもしれんけど;)

「どこでどう生きるのか?」っていうのは、僕にとってはずーっと考えていて、そしてまた全然答えの出ない問題なんです。

でも、例えばその答えが出ないまま必死にもがいてあちこちで生き方を探し続けている自分自身のあり方も、やっぱり僕にしか出来ないアートで、そこに「嗚呼・・・」と心動く人がいるのかもしれない。

アートとして扱うかどうかはそれを切り取る「枠」次第ってことで、そういう枠を切り取る「目線」そのものが、「アーティスト」ってことなのかなって感じました。

かっこ良くってサラッとしている、僕と違った意味で正体を掴ませない服部さんの雰囲気をぜひご覧あれ。

http://tedxnagoyau.com/speakers/