東京パフォーマンスドール 6th Single「TRICK U」リリース記念イベント たまプラーザテラス 2018.03.11
神奈川県からスタートした今回の「TRICK U」リリース記念イヴェントは、千葉の幕張、新宿を経て再び神奈川県に戻って来た。会場は、たまプラーザテラス。東急田園都市線のたまプラーザ駅から直結しているこの施設はアクセスが非常に良く、実際、東京パフォーマンスドールのイヴェントが開催された場所も改札を出てすぐのところだった。
この日のステージは完全に野外。たまプラーザテラス内のゲイトプラザ1F フェスティバルコートと呼ばれるイヴェント・スペースで開催されている。周辺には店舗が営業し、フードコートもある、またステージの後ろは子どもが遊べるスペースがあり、多くの親子連れで賑わっており、今回のリリース・イヴェントのシリーズ中、今のところ最も多くの人目に触れる場所でのイヴェントだったように思う。
例えばイオンモール幕張新都心も野外ステージであったが、買い物をするフロアの外に設けられたイヴェント・スペースだったので、何か催しが行われているので行ってみようと思わない限り、一般客が買い物をしながら見るような場所ではなかったように思う。その点、今回のたまプラーザテラスは駅の改札からすぐ、1階から2階へ上がるエスカレーターの横、フードコートの真ん中、親子連れが遊ぶスペースの横と、通行人も含め非常に多くの人の目に留まる場所でのイヴェントだった。
ステージは円形だが、これはステージでは無く本来は噴水である。アーティスト問わずイヴェントが行われる時は水を止め、舞台として使用しているようだ。その円形舞台の後ろには仕切りが置かれ、前にスピーカーなどの機材がセッティングされている。1回目のイヴェント開始時刻である13時前にメンバーが登場し、拍手が沸き起こる。恒例の公開リハーサルである。日が出ているとは言え3月の野外はまだ寒く、特典会でのメンバーはコートを羽織っていたが、この時はパーカーを羽織って登場。
高嶋菜七氏が「よろしくお願いします」と挨拶をした後、「Honey! Come Come!」によってリハーサルが開始された。これまでのステージでは、各メンバーが立ち位置や動きを確認しながら歌う光景があり、正にリハーサルらしい進行だったが、この日はもう本番同様とも言えるパフォーマンスだったように感じる。ただ音響スタッフと思わしき方は、客席側のあちこちに移動し、音の聴こえ具合をチェックしているように見受けられた。リハーサルを終えたメンバーは観客に挨拶をして、一旦舞台を去った。
13時頃になると、メンバーが再登場。この日は業務用の扉から舞台まで移動する際は、一般客も居る通路を使用して舞台まで歩いており、買い物客も歩いていると扉が開いてパープルの衣装を着た人たちが何人も目の前を通り過ぎて行くといった感じだったのではなかろうか。因みに浜崎香帆氏はミュージカル出演のため、この日まで不在。1回目のメニューは次の通り。
① WE ARE TPD!!
② BRAND NEW STORY
③ Honey! Come Come!
④ TRICK U
ミニ・ライヴが1日に2回行われるという点では、初日のアリオ橋本と同じであり、メニューも橋本1回目と同じものが用意されていた。ライヴが始まると舞台前にも続々と人が集まっており、仕切りのために置いているコーンと棒も後ろにずらされ、徐々に観覧エリアが拡大して行った。またメンバーがパフォーマンスを行っている斜め後ろのエリアまで人が集まっていた。しかしながらTPDがライヴを行っている後ろで、子どもが普通に遊んでいるのはオープン・スペースのライヴらしい面白い光景だ。また、この日はコール禁止なのか、観客は手拍子のみで楽曲を盛り上げている。
2回目のミニ・ライヴは16時から。1回目と同じく16時の少々前にメンバーが舞台に姿を見せる。2回目の公開リハーサル曲は「SHINY LADY」。この時はリハーサルらしく、2番まで歌った間奏前でメンバーが合図するとオケが止められ、各人がオケ無しで立ち位置や動きの確認をしていた。16時から開催された2回目のメニューはこちら。
①WE ARE TPD!!
② TRICK U
③ Honey! Come Come!
④ SHINY LADY
13時からのライヴが行われていた際は、日が出ておりイヴェント・スペース周辺も暖かかったが、この16時からの回は既に日差しも無く寒かった。そういった状況下で「TRICK U」の衣装を着て歌うメンバーは、なかなか大変そうだ。またMCでメンバーも言っていたが、野外なので花粉も多く飛んでいる。だが、そういった事は微塵も感じさせないダイナミックなパフォーマンスが繰り広げられる。また、前日のタワーレコード新宿店でのトーク会にて、「TRICK U」の制作過程や苦労した点などが披露された直後であるため、それらのエピソードを念頭に置いてパフォーマンスを見れば、また新たな発見や違った視点での見え方ができる。
この回のライヴでは、メンバー各人が自己紹介を行う際、高嶋氏が「口笛が得意」として口笛を披露するも、調子が悪かったようで、他のメンバーから「お客さんが居なくなるから!」と止められる場面もあり、客席からは笑いの声もあった。因みに、2回目のメニューも初日の橋本2回目のメニューと同じものが用意されていた。今回の「TRICK U」発表に従うリリース・イヴェントは、まだまだ続くが、作品がリリースされる前の予約イヴェントとしては、この日が最後。今週14日には、いよいよシングルが店頭に並びリリース・イヴェントも平日の夜も含め連日行われる事になっている。その勢いは更に加速して行く。
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