熊:「今の新しい親世代や子供の世代は、
お金がなくて習い事も
多分満足に通えてないんじゃないかと思うんだ。
そういう子どもに向けて
格安で水泳を受けさせることができる可能性を持った
ビジネスアイディアを考えたぞ」
藤:「何だ? 書いてみろよ」
熊:「監視カメラで水着を着た子ども達の映像を売って、
稽古代をマニアに支払ってもらうんだよ」
藤:「…お前、いっぺん死ねばいいと思うぞ」
熊:「でもさ、監視カメラって聞こえは悪いけれども、
グーグルのストリートビューとか普通にあって、
それで何かしらのプラスになっているわけじゃないか」
藤:「俺はプライバシーの問題とかは聞いたことあるけど、
プラスになったという話は聞いたことがないぞ」
熊:「でも、少なくともアクアリウムを
ただひたすらネットで映像を流しているものが
成り立ったりする世の中なんだから、
垂れ流しカメラで映る映像も
もっとマニアに売れてもいいと思うんだ。
例えば、メイド喫茶の接客風景とかさ、
それこそAKBの劇場なんて毎日やっているわけじゃないか」
藤:「うーむ。そうかな」
熊:「マニアは多分喜ぶはずさ。
ストーカーをする手間が省けるし」
藤:「…何か話が変な方向に行ってないか?」
熊:「…ごめんなさい。
でも、人と接点がない人間が
微かな人との接点だと思ったものを追及する心理は
やはり計り知れないものだと思うんだ。
そういうものが今後大きなビジネスに
つながるんじゃないかなと思うんだ」
藤:「そういう人間は人と会う前に
病院に行けばいいんじゃないのか?」
熊:「病院?
そうか、病院で入院している可哀想な子の映像とかを取って、
それでその子に治療費の寄付とかして貰って、
その1%とかを得るビジネスとかも
あってもいいのかもしれないな」
藤:「…お前、本当にビジネスアイディアを
考えるのだけは好きなんだな」
熊:「まあな!!」
藤:「褒めてねえよ!!」

熊:「今日2月20日分の日記は
昨日2月19日に書いている。
今週だけで2回も休むのが嫌だから、
何とか書くことにした。
面倒臭いので会話形式にしない」
藤:「…コラァ。
何で俺を登場させないんだよ」
熊:「何だよ。登場させるつもりがないから
出てこないでくれよ」
藤:「そりゃ、最近、
出てきたところで笑いがあるわけでもなければ、
突っ込むわけでもないけれどもな。
文章を無理やり伸ばすには俺は必要不可欠だろ?」
熊:「もう無理やり伸ばすのが嫌だから、
登場させるつもりがなかったんだよ」
藤:「何で嫌なんだよ。
文章の大半が無理やり伸ばし感のある文章なのに」
熊:「眠いんだよ。
さっさと書き終えたいのに、
出てきたら文章が長くなって眠れないだろ」
藤:「昼間あれだけ寝たのに、
まだ眠いのか。
お前も人生終わりだな」
熊:「そんなことはないと思っているから
こうしてブログを毎日更新してるんじゃないか」
藤:「終わりだ、終わり。
やーい、やーい」
熊:「…お前は子どもか。
まあ、いい。先に進むぞ。
今日考えたのは話す話題を探すアプリ」
藤:「要するに上のような文章を
無理やり他人とするためのアプリだな」
熊:「まあ、そうかもしれないけれどもな。
例えば話すお題がスマホをいじると出てきて、
相手との会話も弾むというアプリだ」
藤:「そんなのを利用しないと
話が弾まない人間同士なんて、
余り仲がよくはないのではないか?
熊:「仲がよかろうが悪かろうが、
他人と話さないといけないシチュエーションというのは
大人になるとあるんだよ」
藤:「しかし、そんなものを考える方も利用する方も、
かなりのコミュニケーション障害の人間なんだろうな。
頑張って生きてくれといいたい」
熊:「…そうか。頑張るよ」
藤:「そんなに落ち込むなよな。バーカ。
多分既にあるようなアプリだろうから」
熊:「…それはそれで他人の悪口になってしまうなあ」

熊:「あ~あ」
藤:「どうしたんだ、溜息ついて」
熊:「昔さ、ファミ通に
ロックマンをロックバスターだけで
ノーダメージクリアした人の記事が載っててさ、
その後でそのプレイ動画の収録されたDVDを買って、
それが全然ネット上に公開されないから、
持っていて宝物にしていたつもりだったんだけどさ、
昨日調べてみたらさ普通にニコニコ動画にUPされてた」
藤:「どういうことだ?
もっと詳しく話して見せろよ」
熊:「昔なロックマンっていう、
滅茶苦茶難しいファミコンソフトがあったんだよ。
普通にクリアするのもみんな挫折するくらい難しかった。
クリアするだけでも難しいのに、
ロックバスターっていう初期の武器だけで
全部のボスを倒すっていう人間がいたというのが、
滅茶苦茶びっくりしたんだ。
あと、誰がどう見ても
『ふつうここではダメージを食らうよな』と思っていた箇所も
すんなりとダメージを食らわずにクリアしていて、
正直本当なのかと目を疑ったんだよ。
だから、僕なんかはそのDVDが発売されるのを
心待ちにしていたくらいだった」
藤:「それが今じゃネットでUPされていると」
熊:「そうなんだよ。
まあ、YouTubeにUPされるのよりかは
コメントが表示されて楽しめる分まだマシだとは思ったけど、
DVDを持っている身としてはちょっとショックだった」
藤:「今は何でもそんなものかもしれないからな。
ニコ動の親会社は今カドカワだろ?
ファミ通も親会社はカドカワだから、
公開には何の問題もないかもしれないし」
熊:「公開されたものは仕方がない。
折角だからニコ動のURLを張っておくよ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13993624
藤:「で、今日考えたアイディアってのは何だ?」
熊:「ブックオフとかの古本屋ってあるじゃないか。
でも、今、電子書籍化とかCDやDVDも
全然売れなくなってきている影響とかで
売り上げが少なくなってきているんじゃないかと思うんだよ。
でも、今だからこそ古本や
CD、DVDを買う理由とかってあるのかなって考えたんだ」
藤:「で、結果的にどういう結論になったんだ?」
熊:「思いついたのは本やCD、DVDのパッケージの中に、
SNSとかの連絡先を書いて挟んでおくと
購入者は自分と似たような趣味の人と
出会えて面白いんじゃないかと思ったんだ」
藤:「また出会い系か?
お前は誰かに出会いたいのか?」
熊:「否定はしないけれども、肯定もしない感じかな。
皆がお金を払う理由というのが、
食べるのと人と交流するのと、
お金のためにという三つがメインな気がして、
その中で交流するというのに
なるべくお金をかけずにできるシステムはないかと
結構考えてしまうんだ」
藤:「それはそれでいいけれども、
売った商品に連絡先をつけるんだろ?
もしその商品の話で盛り上がりたいということになれば、
もう一つその商品がないと駄目なんじゃないか?
そうなると全然本などを売って
儲けるという形にはならないんじゃないのか?」
熊:「まあ、そうなんだけどさ、
だったら、月々一万円でDVDやCDを共同購入して、
レンタルをするという
出会い系のTSUTAYAみたいな形にできないかとも思った」
藤:「今結構いろんなタイトルが安く借りられるんだぞ?
三枚で四千円とかでDVDも買えたりしてしまう。
そんな中でよほどマニアックなタイトルじゃないと
月々一万円とかは払わないと思うんだけどな」
熊:「洋画は安くなっているけれども、
別にアニメはそこまで安くなっていないじゃないか。
そう考えるといろんなタイトルを購入するのであれば、
一万円は大して高い金額でもない気もするけどな」
藤:「一つのタイトルから交流も出来て、
それで月々一万円は安い、か。
まあ、月々三千円位までになれば払うやつもいるかもしれないな」
熊:「…そんなものか。
他の付加価値をつけられればまた別なのかもしれないな」
藤:「そうだろうな」
熊:「付加価値なあ。
DVDの見れる漫画喫茶の席が安く借りれるとかかなあ」
藤:「なんだろうな。
もっと深く考えてみろよ」
熊:「…わかったよ」

熊:「眠い。何かたくさん寝てるのに眠い」
藤:「春眠暁を覚えず……などというのとは、 違うよな」
熊:「一応統合失調症だからな、
薬を飲まなくちゃいけないんだけど、
それを飲むと強烈に眠くなるんだよ」
藤:「飲まなきゃいいじゃないか」
熊:「僕もそう思うんだけどさ、
家族が納得しないからちゃんと飲むことにしている」
藤:「一年で死ぬかもしれないんなら、
飲んで眠くなっている場合じゃないのにな」
熊:「まあまだ時間があるからな。何とも言えないよ」
藤:「で、今日は一体何なんだ?」
熊:「僕の仕事なんかもそうなんだけどさ、
朝から仕事に出て、
夜も仕事をしてってやっていると、
着替えや風呂に入るために
わざわざ家に帰るのが面倒臭くなるんだよ。
だからさ、夜遅くに作業着とかスーツとかを借りれて、
その服をそのまま返すと
洗濯しておいてくれるようなサービスがあれば
いいんじゃないかと思ったんだ」
藤:「何かブラック企業に
手を貸すようなサービスじゃないか?」
熊:「ニーズはあると思うんだ。
このサービスをやれば、
もしかすると自分の服を持たない人も
現れるかもしれないし」
藤:「値段にもよるだろうけれどもな」
熊:「これをお風呂付でトラックでやったりすれば、
どこの場所でも対応できるけれどもな。
まあ、まずはオフィス街でそういうトラックを置いておくのが
現実的なのかな」
藤:「風呂付トラックは
工事にお金がかかりすぎるだろうから、
軽のワゴンでできそうな作業着とかスーツだけを
貸す方が良さそうだな」
熊:「電話一本で移動しながら服を貸せば、
良さそうだけれども、クリーニング代込みで、
1000円でやれれば現実的なのかな?」
藤:「まあ、そんなもんだろうな。
本当はビジネスホテルとかに備え付ければ、
一番良さそうだけどな。
服を返しに行くのが面倒臭いというのもあるから、
小包一つで服を返せるシステムも作らないといけないだろうな」
熊:「普通のスーツや作業着を貸すのも一つあるけど、
土日ように私服を貸し出すサービスとかもあってもいいのかもな。
女の人なんて結婚式のためだけのドレスとか、
何着も用意できるわけないだろうしさ」
藤:「まあ、おめかし用の服を
貸し出すサービスはもうありそうだから、
新しく開拓するとなると夜の女の人用にするしかないんだろうな」
熊:「そうすると、なるべく他の人と
衣装をかぶりたくない人もいそうだから
管理が大変かもしれないけどな」
藤:「しかし、こういうサービスがあると、
究極は自分の家がなくてもよくなって、
住所がないサラリーマンとかが出てくる可能性があるよな」
熊:「…まあ、その時はその時なんじゃないの?」

熊:「何か最近は不調だなあ」
藤:「何がだ?」
熊:「アイディアがあまり思い浮かばない。
何か似たような環境の中で
思い浮かぶことがなくなっている気がする」
藤:「ネタ切れだからそう思うのか。
だったらもう、他人が考えているお題をネタに
いろんなものを考えていくしかないだろう」
熊:「まあ、そうやって考えるネタ自体も探していかないと
毎日ビジネスアイディアを考えるなんてことはできないよな」
藤:「本当に考えるネタがないなら、
特定のワードを検索してみてもいいかもしれないし、
とにかく普通にやっていたらダメだということはわかるべきだな」
熊:「その通りかもしれないな。
今日はそんな中から
捻りに捻って考え付いたものを書いてみることにしよう。
もうね、電車の中で考え事をすると、
ビールの広告かエステの広告か、
テレビ番組の広告か、週刊誌の広告か、
単行本の広告か、大学の広告か、
消費者金融の広告か銀行の広告位しか
目につかなくなっているんだよ」
藤:「広告ばかり目につくってことか?
もっと違った広告を
見たいと思っているのか?」
熊:「いや、もうね、自分が変わるしかないから
そこら辺はもういいや。
今日気になったのは、エステの広告。
よくよく考えれば脱毛って何度もするものじゃないか。
だから、最初に低い賃金でお客を釣って、
高いサービスを受けるようにしているんだろうけど、
それをやらない女の人って
別に貧乏だからってわけじゃない気もするんだ」
藤:「節約のためか?
まあ、確かに自販機すら使わない女の人は多いよな。
そういう人が脱毛するかというと、
しないわけでもない気もするよな」
熊:「そこなんだよ。
個人的に思うのは、あれだけエステがあるんなら、
脱毛のやり方を教えてくれる教室を個人個人に開いた方が、
儲かるんじゃないかなってこと。
脛毛とか腋毛とかは別に普通に動画で教えてくれてもいいけど、
陰毛とかは教えてくれる人がいないじゃん」
藤:「…ぼかすべきところをはっきり書くなあ。
一回こっきりしか来てくれないから
エステはそんな教室をやらないんじゃないの?」
熊:「別にメイクとかも含めて美容教室みたいなのを
やればいいんだよ。
一回じゃあ習得できそうもないものをさ。
後は道具の方も一緒に売ってみるとか」
藤:「そう考えると美容室とかもそうかもしれないな。
髪の色を入れるのとかも自分一人でやるよりも、
他の人に教えてもらった方がある程度分かるわけだし。
でも、やっぱり一回だけ教えてもらえたらそれでいいよな。
それに一番のネックは、
教えたそのノウハウを
すぐに他人に教えられてしまう可能性が高いということかな」
熊:「でも、学校だって一回こっきりで全てを学べるわけでもないし、
あってもいいような気もするけどな」
藤:「じゃあ、お前がやれよ」
熊:「お金があればやれるんだけどなあ」
藤:「…そのオチは今後何にでも使えそうだな」