PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
10月31日
19時、仕事を終えて、雨が降りしきる新宿歌舞伎町に到着。
今日は19時30分から映画を見る。その前に食事。うどんとカレーライスのセットを注文している。
食事を終えて外に出ても、雨が止む気配はない。この日は10月31日・・・ハロウィーンである。昨今、渋谷でのハロウィーン取り締まりが厳しくなり、仮装部隊は歌舞伎町に流れてきている。路上には、いつも以上に警備員が配置されていた。
映画館に入り、一番近い御手洗いに行くと、この通り。ここは券を持ってなくとも立ち入れるエリアなので、ハロウィーンで集まった一般人が利用するのを阻止するためだろう。
この日に見たのが、公開初日「盤上の向日葵」。
山中で発見された白骨遺体を捜査する過程で、若き棋士 上条(坂口健太郎氏)が容疑者として浮上する。上条の人間関係と取り巻き、そして歩んできた壮絶な人生が明るみになるストーリー。
坂口健太郎氏も素晴らしいが、やはり渡辺謙氏が出演すると独特の重厚感がある。
21時30分に映画館を出ても、まだ雨。映画館前の屋根があるエリアに仮装している人が密集し、それを掻き分けて退場できた。

22時過ぎには帰宅。翌朝も映画を見るので23時には寝た。
11月1日
午前5時台に目覚めるも、体力を蓄えるために寝て7時に起床。久々に山下達郎氏のアルバム「FOR YOU」(1982年)のレコードを聴きながら支度を。
このアルバムは「SPARKLE」「LOVELAND,ILAND」辺りが代表曲と思うが、個人的にはB面の3曲目「LOVE TALKIN’(Honey It’s You)」がダントツで素晴らしい。
7時45分に家を出て、8時15分に新宿到着。いつも行くコーヒー・チェーン店の、初めて入る店舗で食事しようと考える。が、入ってみるとセルフ・レジだった。
セルフ・レジならアプリのポイントが加算されないと、以前に池袋の店舗で学習済みなので退店。映画館近くの別の店に行き朝食メニューを注文した。
9時には映画館に入り、1本目に「爆弾」を鑑賞。
これは圧巻の内容で、開始から終了まで緊張感を持続したまま鑑賞した。正にスリリングな展開だった。佐藤二郎氏の怪演技と存在感は特筆モノ。東京に住んでいるので、自分の生活エリアが爆破されるシーンはリアリティがあり過ぎた。
さて、今日はスケジュールの工程が美しくない。劇場Aで「爆弾」を見て、11時30分に退出。次に劇場Bに徒歩で移動。11時45分から2本目の作品を見る流れ。
2本目が「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」。
夫に先立たれた妻(市毛良枝氏)と、その孫(豆原一成氏)が主役。夫が生前に残した「置き土産」で、家族の絆が深まって行く物語。ラストが感動的だった。
13時35分に劇場Bを出て、また劇場Aに戻る。3本目に見たのが「(LOVE SONG)」。
これは当初見る予定ではなく、映画と映画の間に時間があるので、何か良い過ごし方はないかと探していたら、丁度よい時間帯の上映があったので券を購入。つまり、映画と映画の間に映画を見たのだ。
いわゆるBL(ボーイズ・ラヴ)モノであるが、純愛を描いたストーリーで、ある意味、清々しいほどの美しさがあった。客席は見渡す限りの女性ファンで、私がいるのが場違いに思えるほど。
後で調べるとカイを演じた向井康二氏はSnow Manの方らしい。あと及川光博氏の役が、観客を笑わせ、ストーリーに緩和を与えていると感じた。いい味出している存在だ。
16時10分に劇場Aを出て、またもや劇場Bに歩く。4本目に「ストロベリームーン」を鑑賞。
これは以前にも見ており、今日が2回目の鑑賞。同じ作品を映画館で何度も見るのは珍しいが、本作はもう1回スクリーンで見たいと思い券を買った。
多分、個人的に2025年で良かった作品の第2位に来ると思う。齋藤潤氏は、ワタクシの推し俳優なので、ぜひ検索してご覧いただきたい!←何目線?
19時過ぎに映画館を出る。今日は体力・集中力的に、あともう1本ぐらい見ても良かったが、明日の予定も考慮し、ここで切り上げる。その後、新宿のレコード屋を20時まで廻る。
帰宅の道中にスーパーに寄って、お惣菜を購入。映画「椿三十郎」(1962年)のBlu-rayを見ながら食べる。
ここ最近「七人の侍」(1954年)ばかり見ていたのに、なぜ今回は「椿三十郎」なのか。それは明日、再び「七人の侍」を映画館で見るからである。つまり新鮮味を保つために、今日は敢えて家では見ないのだ。
スマートフォンの画像をパソコンに転送。日記を書いて投稿し眠る。


















