PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
午前6時に起床。前日「村上氏、明日休んで!村上氏だけ有給を1日も使ってないので、それを事務所に指摘されてね・・・」という展開で、突如として休みになった金曜日。
まずは、レコードをプレイヤーに乗せる。聴いたのは、RCサクセションのアルバム「HEART ACE」(1985年)。先日、画像を掲載したレコードだ。
代表曲「雨上がりの夜空に」をはじめ、本作の1曲目「スカイ・パイロット」も、乗り物と性的な表現を重ね合わせたと解釈できる歌詞。
パソコンを起動し、昨夜、渋谷CRAWLで開催されたGANGDEMICのライヴ・レポートを書く。8時まで書き、そこから出掛ける支度を。8時30分に家を出たが、この時間帯はまだ通勤ラッシュなので人人人。普段の私は朝5時台という、通勤ラッシュ以前に動く生活を送っているので、久々に東京の朝らしい光景を見た。
9時に新宿到着。コーヒー店に入る。
平日のコーヒー店は空いているに違いない、ゆっくりできるだろう・・・と考えていたら、これは甘かった。ほぼ満席と言えるぐらい埋まっている。
スーツ姿の方が多く、出勤前の一服、待ち合わせ、営業に行く前の時間調整などであろう。仕事の打ち合わせであろうか、周辺の席の会話はピリピリしており、穏やかでない。9時50分に店を出た。
さて、金曜日は様々な映画の公開日である。急な休みで、本来は土日に見ようと思っていた作品を公開日に見る事ができる。映画館に向かった。
見たのは映画「ターミネーター」(1984年)4Kレストレア版。公開初日の初回上映だ。
4K版は数年前にもスクリーンで見たが、今回は本編前にジェームズ・キャメロン監督のインタビュー映像があり。「当時はフィルム撮影だったので、夜の街のシーンは今見ると粗さが目立った」「今回のレストレアにより、私が見た中で最も美しい画質になった」など、興味深い内容だった。
12時に映画館を出て、レコード店に入る。数件回った後、マグナムのアルバム「オン・ア・ストーリー・テラーズ・ナイト」(1985年)のUK盤を入手。
その後、一旦帰宅。というのも、この日は、仕事を終えて夕方から行動するスケジュールを組んでいたが、突然の休日になったので、次の予定まで時間が空き過ぎる。ゆえに帰宅した。
先ほど入手したレコードを聴く。「オン・ア・ストーリー・テラーズ・ナイト」は、UKオリジナル盤、国内盤を持っており、今回のUK盤で3種類目。価格的にも恐らく、後にプレスされた商品であろう。聴き比べると、最も音が良いのはUKオリジナル盤だと再認識。
レコードを聴きながら、GANGDEMICのレポートを書き上げ投稿。
今後の動きに備えて、16時から仮眠。16時30分に起き上がり、17時に再び家を出た。また新宿に戻って来たのだ。時間的に帰宅ラッシュなので、人人人の大混雑。
ゴーゴーカレーで食事。
夜はライヴと映画。まずは、ビーバイユーのライヴがある新宿シアターマーキュリーへ。
18時30分に到着し、横のHMVレコード・ショップでレコードを見る。山下達郎氏の「僕の中の少年」(1988年)の再販レコードが並んでおり、やはり!と思った。通販で注文していたのだが、まだ届いておらず「発売は来週だったか?」と考えていたところだった。
19時に会場入りして、05分からビーバイユーのライヴ。諸星めあ氏が兼任解除となり、ヒップバーンに専念する事になったので、ビーバイユーは4人での出演。10月には新メンバーが入り、5人編成になる予定だ。
ライヴ後の綿谷湊氏。
諸星氏、今後はヒップバーンのライヴに伺います。←諸星氏が見ているか判らないが。
19時40分に会場を出て、書店に寄る。この店の「今後、映画化が決まっている小説特集」のコーナーが私の貴重な情報源なのだ。しかし!時期的に2026年の手帳販売コーナーに変更されており、小説がすべて撤去されている。何という事だ!
と言っても、シーズンが過ぎたら元に戻るであろう。ウロウロしていると「ストロベリームーン」のコーナーがあった。映画の公開が迫るも、まだ私は原作の小説を読み終えていない。コーナーを見ると、急げ!と言われているようだ。
21時前に映画館へ。休日なら昼間の時間帯の券を入手すれば良かったが、急に入った休みなので仕方ない。見たのはドキュメンタリー映画「レッド・ツェッペリン:ビカミング」。公開初日。
入場時に、特典としてレコード型の厚紙を貰った。
この回の上映だが、スクリーンの入り口に映画「8番出口」のポスターが掲示されたまま。レッド・ツェッペリンを見に来た人が「あれ?ここでいいんだよね?」等々の会話をしながら入って行く。
映画は、メンバーがどのような音楽を聴いて影響を受けたのか、ヤードバーズ末期からレッド・ツェッペリン結成に至るまでの流れ、いかにして成功を手にしたのか・・・などが、インタビューと当時のライヴ映像、レコーディング風景を交えて語られる。
ジョン・ボーナム(ds)が生前に残したインタビューの音声もあり、大変貴重だった。アルバムで言うと「レッド・ツェッペリンⅠ」と「レッド・ツェッペリンⅡ」まで。バンドが軌道に乗るまでを中心とした内容。
23時15分に映画館を出る。
新宿歌舞伎町だけに、この時間帯は大荒れ(!)。映画館を出るなり、下着が見えるのもお構いなしに路上で寝る女性の姿、吐きまくっている人、喧嘩などなど。巻き込まれないように駅に向かい、早々に新宿を後にした。
24時前には帰宅。スマートフォンの画像の転送作業は翌日に回し寝た。




















