PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
金曜日の夜に食べた大量のニンニク入りラーメンの効能なのか、目が冴えてそれほど眠れず、午前1時に寝て4時には目が覚める。暫しゴロゴロしていると再び眠っており、次に起きたのが7時だった。
先日、再販されたシュガーベイブの7インチ・シングル「DOWN TOWN」を聴く。アルバム「SONGS」(1975年)と同時発売。本曲はJuice=Juiceがカヴァーしており、そちらも7インチが出ている。原曲とカヴァーを聴き比べるという楽しみ方も。
が、今日は8時20分には日比谷の映画館に到着してないといけなので、ゆっくりしている時間はない。早々に支度し、7時20分には家を出発。六本木駅で乗り換えるが、BEYOOOOONDS「都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて」の歌詞にあるように、ここは日本一深い地下鉄。途方もないエスカレーターを昇る。
8時過ぎには日比谷に到着。ゴジラ像に挨拶を(?)。
タイミング的にゆっくりと食事する時間も、コーヒーを飲む時間もないので、どこにも寄らず館内へ。まだ店が営業してないので、建物内はシャッターが閉まり閑散とした光景。
1本目は公開されたばかりの「花まんま」。
原作の小説も「花まんま」というタイトルであるが、厳密に言うと短編小説集で、いろいろな話が掲載されており、そのひとつが「花まんま」である。よって短編小説をどのように2時間分の映画に仕上げているのか気になっていたが、これが圧巻だった。夏川くるみ氏(桜色Standard)におススメしたい。←御本人がここを見てるか不明。
原作は、どこか狐につままれたような気分になる不思議なストーリーという印象を受けたのに対し、映画は感動と笑いが大幅に追加され、大衆が楽しめる作品になっていた。元は昭和30年代の時代設定だった点も、現代劇へと変更されている。「骸骨みたいなガリガリのおっちゃん」の存在が涙を誘う。
上映が終わったのが10時40分。有楽町の牛丼屋で朝食メニューを食べる。
2本目を見る前に、やる事があるので早めに映画館に戻った。前日のチケットの購入操作をした後、メールが届いておらずQRコードが表示できない状態なのだ。購入時、今は使ってない携帯のメールアドレスを選択して、操作を進めた可能性大。チケット・カウンターで事情を説明すると、スムーズにコトが進み発券できた。
2本目は伊丹十三映画祭より「マルタイの女」。伊丹氏の最期の作品だ。
事件を目撃した重要参考人をマルタイと呼ぶ。本作は、偶然、殺人現場に居合わせた女優ビワコ(宮本信子氏)と、ビワコを消そうとする犯人の組織、そしてビワコを守る刑事が繰り広げる物語。
1997年の映画なので、西村雅彦氏は、正に古畑任三郎で今泉刑事を演じていた時期。そのイメージが強いので、本作では急に今泉が仕事できるキレ者になったような不思議な感覚で見る。
14時45分頃に映画館を出る。日比谷の映画館は、ロビーから周辺の景色が見える。今日のお堀には巨大植物の根は浮かんでいなかった。←ウルトラQの「マンモスフラワー」参照。
有楽町駅から電車に乗って池袋駅へ移動。15時過ぎに到着してレコード店に入る。20分ぐらい見て店を出ると、何と外が土砂降り。嵐のように雨が降りながら、その数分後には太陽が出るという天気。
夜は池袋Lavisで、ハロプロの楽曲をカヴァーするライヴ。17時30分からなので、まだ時間があり会場近くのコーヒー店に入る。
開演時刻には入り、出演者勢揃いの「スッペシャルジェネレ~ション」から見る。舞台面積からして目一杯の人人人である。
あずましうたほ氏は、春をテーマにした選曲。
特に、つばきファクトリー「春恋歌」が良かった。発表された当時から、世の中にこんないい曲があったんかい!と思うほど好きな1曲なので、選曲した あずまし氏のセンスが素晴らしい。
ライヴ後、あずまし氏に「ハロプロには、冬の曲とか春の曲とか色々ありますが、この曲は冬から春に移り変わるその瞬間を切り取った歌詞と曲調が素晴らしいですよね~」と力説を。
ライヴは進行し、トリを飾るのは林美穂氏。選曲とパフォーマンスを常にアップデートし、最新ナンバーに挑戦し続ける みおちゅん氏の精神性が反映された選曲だった。ラストの「ロマンティック浮かれモード」のサビで、みおちゅん氏を崇めるようにステージと客席の全員が土下座するパートが面白い。まるで宗教儀式のようだ(?)。
ライヴ後、みおちゅん氏の写真を撮らせていただく。
21時30分頃に池袋駅に戻る。22時前に新宿駅を出て、甲州街道辺りを歩いていると、アイドルの方からチラシをいただいた。キミニハネというグループの方。
翌27日に浅草花劇場でワンマン・ライヴがあるとの事で、手売りチケットのノルマを達成すべく頑張っておられるようだ。「新宿だと、どの会場でライヴをされてるんですか?」「シアターマーキュリーですか。マルイの8階にある会場ですね」などの会話を。
せっかくの縁なので、チケットを購入しライヴに足を運ぶ事に。チケットにサインを入れてくださった。メンバー2人で対応してくださったので、名前を伺うと、鈴りん氏、甘犬ここあ氏の御二人。
帰りにスーパーで、半額シールが貼られたお惣菜を買い、渋谷区のアパートに帰宅。映画「キングコング対ゴジラ」(1962年)のBlu-rayを見ながら食べる。
本日撮影した写真をパソコン転送しつつも、力尽きたので23時過ぎには寝た。