PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
午前7時に目が覚めるも、布団の中でダラダラして8時過ぎに起き上がった。前日に日比谷で見た、映画「モスラ対ゴジラ」(1964年)のサントラ盤を聴きながら、暫し時間を過ごす。朝のBGMは、マ~ハ~ラ~、マ~ハ~ラ~、モスラ~。
実は、この時点で決まっていた予定は、夜に池袋で行われる林美穂氏のライヴのみ。スマートフォンを見ていたら、桜色Standardのライヴが上野恩賜公園野外ステージであると知る。しかも、10時30分まで前売り券が買える。
東京は前日の夜に雪が降るほどの気温。「野外ステージのライヴとは、めちゃくちゃ寒そうじゃないか!よし行こう!」と、凡人には理解し難い思考で行く事を決め、チケットを入手した。
それならば、先に御茶ノ水のレコード店に寄って、数日前に買おうかどうしようか迷った末に買わなかった商品も見に行ってみよう。まだ残っていたら買う決意をしたのであった。御茶ノ水から上野、そして山手線に乗って池袋と完璧なスケジュールが出来上がったのである。←そんな大げさなものでもないが・・・。
午前10時30分に家を出発し、新宿のコーヒー店に駆け込む。11時までの朝食メニューを時間ギリギリで注文した。これは食事ではなく おやつと呼べそうだが、甘い朝食も良いのだ。
その後、新宿駅から御茶ノ水駅に移動。果たして、例の商品は残っているのか。ソウル・ミュージックのコーナーに行くと残っていた、マーヴィン・ゲイのアルバム「ホワッツ・ゴーイング・オン」(1971年)のハイレゾCD。
元々はレコードで聴いており、CDも2種類持っている。そこにハイレゾCDも加わる事に。ただし、このハイレゾCDは限定発売だったので、中古でありながら定価以上の価格だった。同作に収録されている「ゴッド・イズ・ラヴ」が特にお気に入りの1曲。
店を徘徊していたら、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ・ウィズ・エリック・クラプトンのアルバムのハイレゾCDを見つけ、こちらは衝動買い的に入手。これもレコードとCDで既に持っている作品なのだが。結局、ハイレゾCDを2作品購入。
本当はレコードも買いたかったが、それを持ったまま上野と池袋でライヴを見るのは困難なので、今日はCDのみに留めた。そこから秋葉原に向かって歩く。駅周辺でチラシを配っているアイドルの方がおられたものの、今回は受け取ることはなかった。
個人的に気になったのが、この貼り紙。「路上でのパフォーマンス禁止」を警告するものだが、なぜかギターを持つ向きが逆。左利きの人が持つ向きだ。貼り紙を作成した担当者が、音楽にも楽器にも興味が無く、逆だと気付かなかったのだろうか。
それはさて措き、秋葉原から上野まで電車を使わず徒歩で移動。時刻は13時。大通りが歩行者天国になっており、堂々と道の真ん中を歩く。ひらすら20分~30分ぐらい歩くと、上野恩賜公園が見えた。
前回来た時は夏だったので、池一面に蓮の葉があったが、今の時期は枯れていた。その代わり、桃色の花が咲く木があった。こちらは今だからこそ見られる光景に違いない。桃色の花が何の花か知らないが。
13時50分頃に野外ステージの客席へ。幾つかのアイドル・グループのライヴを見る。この寒い中、ノースリーブやミニスカート衣装でステージに立ち、客席でチラシを配布するアイドルは正にプロ根性である。
14時35分から桜色Standardのステージ。今回は、七瀬あむ氏がお休みのため、プロデューサー池田凪沙氏が加わった特別編成によるパフォーマンスだ。ライヴ後、いかにも上野恩賜公園野外ステージっぽい場所で写真を撮らせていただく。
15時15分頃に会場を出て、徒歩で上野駅へ。そこから山手線に乗って池袋に移動。レコード店に入る。欲しいレコードは無かったが、良いバンドTシャツが沢山あり6枚購入。その後、入った古着屋で良いデザインのズボンを見つけ購入。
結局、服を買いまくった紙袋を持ったまま会場へ。林美穂氏がライヴを行う池袋エンタメ横丁は、ヤマダ電機の7階にある。よって初めて行く方は、どう見ても電器屋なので、ここにライヴ会場があるとは想像できないだろう。
地下から6階までは、いわゆる普通の電器店。7階に行くと一転してレストラン街になっており、その一角にエンタメ横丁がある。
林美穂氏のライヴは18時40分から。時間まで地下のパソコン売り場でパソコンを見る。私が使っているのが2013年製の機種なので、今では立ち上げに10分もかかり、そろそろ買い替えを考えている。そのつもりで下見したのだ。
18時20分頃には切り上げ、エンタメ横丁に入った。林美穂氏のライヴは「超WONDERFUL!」の最中にオケが止まってアカペラで歌うハプニングがあったものの、これはこれで珍しい場面に。
ライヴ後、写真を撮らせていただく。
林美穂氏と、スタッフとして会場におられた あずましうたほ氏に「さらばだ!グハハハ!」と挨拶して会場を出た。←本当は丁重に挨拶したつもり。
電車に乗って渋谷区のアパートに帰宅。「モスラ対ゴジラ」のBlu-rayを見ながら食パンをかじる。本日撮影した写真をパソコンに転送し、1日が終わって行く。まだ読み終わってない小説「早稲女、女、男」を読み進めながら眠るであろう。















