PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
夜、仕事場から日比谷の映画館へ直行。期間限定で行われているゴジラ・シアター企画の上映を見るためだ。今回は映画「ゴジラの逆襲」(1955年)の4Kリマスター版。
当初は翌日(3月1日)の券を購入していたものの、スクリーンの番号を見ると28日の方が収容人数の多い部屋で上映されるため、その分、大きなスクリーンで見る事ができる。それらならばと28日も見る事に。
退勤時間のため電車が混んで予定より遅れ、映画館に着いたのが上映の少し前。本来なら有楽町で食事を済ませようと思っていたが、そのような時間はなく映画館へ急ぐ。
空腹の足しにコーヒーを飲もうと思い、ポイント特典でコーヒー引換券を発行した。が、これは考えが甘かった。売店に行くと長蛇の列ができており、今から並んでも間に合わない。やむを得ず、空腹状態で座席に着いた。
「ゴジラの逆襲」は4Kリマスター版なので画質が素晴らしかった。漁業会社の飛行機パイロットである月岡と小林が、不時着した岩戸島でゴジラとアンギラスの戦いを目撃して物語が始まる。
改めて見ると、この2人の証言のみで、物的証拠が無いまま即座に警察や防衛隊が動き、大阪府に灯火管制を敷くなど大規模な指示が出されているのと伺える。ある意味、ツッコミどころと言えるが御愛嬌。それだけ月岡と小林が信用されているとの証拠だ・・・いや、規模の大きさを考えると、さすがに無理があるか?
それはさておき、これまで映像ソフトで見ていた作品をスクリーンで見られて感激。終了後、20時30分頃にロビーに出る。ここにもゴジラ像があるので撮影。昔は外に置かれていた像で、現在はロビーに移動されているのだ。
さて、上映前に発券したコーヒー引換券を見ると、有効期限が「発行日当日のみ」となっているので、帰る前にコーヒーと引き換える。
ロビーの椅子でゆっくり飲もうかと思ったが、空腹で早く食事をしたかったのと、どうしても大量のニンニク入りラーメンが食べたかったので、このまま渋谷に行こうと思い立つ。時間も遅いので、コーヒーを持ったまま映画館を出て有楽町駅へ。
信号待ちでコーヒーをすすり、歩きながらコーヒーをすすり、改札でカードを出そうとしたところでコーヒーがこぼれてカバンに雫がポタポタ。このままでは全ての動作が遅くなると思い、改札から一旦離れ、道端でコーヒーを飲む事に専念。
金曜日の夜の有楽町。多くの人が行き交う中でコーヒーを飲むのは奇妙な光景に思うが、実際は通行人の誰も、私の存在など気にしてないであろう。コーヒーを飲み干し、紙コップをゴミ箱に捨て、有楽町駅の改札に入る。
ここ数日、ひらすら小説「早稲女、女、男」を読んでおり、電車が来るまで駅のホームで、到着後は社内で読む。これが面白い。
21時15分頃に渋谷駅に到着。ハチ公改札を抜けると人人人の大混雑。しかも夜なので治安が悪そうだ。目的のラーメン屋に直行し、夕食を済ませる。以前にも書いたが、ニンニクはカウンター備え付けでセルフ投入なので、口がピリピリと痛くなるほど大量に入れて食べた。
22時前に渋谷駅前を通ると、多くのアイドルがチラシ配りを行っていたものの、ニンニク臭を発しながら話すのは気の毒なので、逃亡犯のように素早く通過。帰宅後、洗濯とシャワーをして速攻で布団へ。
また小説「早稲女、女、男」を読み就寝。翌朝は8時20分には映画館の座席に着いてないといけないので、とにかく眠る。