PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱
この週末は寒波と報道されているように、23日の明け方は非常に寒かった。厚着をして寝ているので、厳密に言うと身体の寒さではなく、吸い込む空気が冷たすぎて目が覚めた。とにかく鼻が痛い。
時刻は午前5時30分。仕方なく起き上がった。昨日(22日)に新宿Zirco Tokyoで行われたビーバイユーのライヴ・レポートを書き投稿。その間に、紙パック入りのリキッド無糖コーヒーをガブ飲みしており、1000ml中の半分を消費していた。
ビーバイユー、新宿Zirco Tokyoでのライヴ(2025.2.22)のレポートはこちら。2月22日は「猫の日」という事で、猫耳ヘア・アレンジによるパフォーマンス。→https://t.co/f3Fxw6s4xm
— PSYCHO村上 (@psycho_tsktt869) February 23, 2025
投稿後、既に日が昇っているので朝食を摂ろうと牛丼屋に向かう。座席に着きタッチパネルで操作していると、何と666円のメニューがある。知らないうちに牛丼屋のメニューまでも、悪魔の支配下になっていたのだ。
今まで納豆定食を注文していたので、このようなメニューがあったとは初めて知った。偶然にもDamian Hamada’s Creaturesの2022年のツアーTシャツを着て出かけていたので、あらゆる面で悪魔的な朝となった。早速、666円のメニューを注文。
が、出て来たメニューは一見何の変哲もない朝食メニューだった。←当たり前。
食事を摂ったは良いが、今日の予定は夜のライヴに参加する事なので、まだ時間がある。取り敢えず家に戻った。ここ最近、激ハマりしているマーヴィン・ゲイのアルバム「ホワッツ・ゴーイング・オン」(1971年)を聴く。
元々はレコードで買っていたが、盤の扱いが面倒なので(ダメだこりゃ)CDで再購入。今ではCDをメインで聴き、レコードの音で聴きたくなった際にはレコードをターン・テーブルに乗せている。
早朝の起床が影響してか、急に眠くなったので午前11時から寝る。気が付くと14時だった。夜に寝ているつもりでも、寒さのせいで身体に負担がかかり、実際はあまり眠れていなかったのだろうか。この3時間の睡眠で急に頭が冴える。
夜のVELL’z FIREのライヴまで渋谷と恵比寿をウロウロしようと思い、身支度をして14時30分に家を出発。渋谷まで歩く。レコード店を2件廻るも、21日(金)にも来ているため、それほど商品に大きな変化は無かった。
だが、大きな収穫があった。店内でヘヴィなギター・リフと複雑なリズムの曲が流れており、よく聴くとジェイムズ・ラブリエの声。そう、先ごろ発売されたドリーム・シアターの新作「パラソムニア」だ。
もちろん私も発売日に入手したが、自分の意思で再生したのでは無いシチュエーションで改めて聴くと、急に「こんなにカッコいいアルバムだったのか!」と思った。特に「ミッドナイト・メサイア」。これが素晴らしい。不意を突かれたように、ドリーム・シアターの新作の良さを発見できた。
その後、ひたすら明治通りを歩き恵比寿へ。ここに来た目的は公衆トイレ探しである。そう映画「PERFECT DAYS」のロケ地だ。恵比寿には平山(役所広司氏)が清掃するトイレが2つある。
ひとつ目は、劇中に何度か登場したこちらのトイレ。
恵比寿リキッドルームの近くなので、この辺りは今まで何度も来ていたのに、そのつもりで調べるまでロケ地のひとつがここだとは知らなかった。平山がサラリーマン風の男に「清掃中」の看板を蹴飛ばされるトイレ。
2つ目は、恵比寿駅西口。こちらはタカシ(柄本時生氏)が仕事を突然辞めたので、平山が廻る事になったトイレ。
時刻は16時40分頃。恵比寿駅から電車に乗って目黒駅に移動した。ひと駅なので歩いても良かったが、新宿から恵比寿まで歩くと暴挙に出ているので気力が残っていなかった。久々の目黒。今回の会場は、改札を出て右側にある目黒ライヴステーションだ。
時間は17時。まだVELL’z FIREの出演までに時間があるのでコーヒー店に入る。
座席に着くと、となりの席の若い女性が机に教科書やテスト用紙のようなものを並べて勉強している様子。他の席を見渡しても、皆がノートパソコンやテキストを出して勉強しているようだった。まるで塾のような光景だ。私は塾に通った事は無いが。
これは近くに学校、もしくは塾か何かがあるのだろうか。そういった地域性と思うが、とにかく皆が机で真剣に勉強している光景に、私のような人間がフラフラと入ってはいけないような気さえしてきた。
と言いつつも、18時まで滞在して会場へ移動。目と鼻の先の距離だ。
18時過ぎに会場に入り、VELL’z FIREのライヴは19時から。「Dead To The World」「Sword of Heart」「Murder for Freedom」など、最近のライヴではレアな部類に入る楽曲が盛り込まれた、マニア泣かせのメニューだった。
カッコいい楽曲と演奏に加え、笑いもキッチリある。
終了後、再び目黒駅へ。さすがに家まで歩いて帰るという無謀な事はせず、電車に乗って帰宅。急に良さが倍増したドリーム・シアターのアルバムを聴き始める。
本日撮影した写真をパソコンに取り込み、あれやこれやサイトを更新。これから本を読んで眠る。読むのは未だに「アイミタガイ」。昨日、紀伊国屋書店で入手した本に手を着けるのは少々先になりそうだ。