PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱

 

28日に参加したビーバイユーのZEPP Shinjuku公演は素晴らしく、その夜の私は快適な眠りについた・・・はずだった!道路を挟んだ向かい側のアパートに引っ越して来た若者(前回の記事参照)が、仲間の男女数名を引き連れ深夜に帰宅。ドンチャン騒ぎを始め強制的に起こされた。

 

向かい側なのでアパートの中に入ってしまえば直接的な問題はない。ただ、1時間おきぐらいに数名が煙草を吸うために外に出現。大声で話すので、これがやかましい。しかも内容は健全な場所で言うには適さない話で盛り上がっている。

 

地域性か、またはそういう人々を引き寄せる何かがあるのか。何でウチのアパート周辺は、こういう人ばかり集まるんだ!と泣けてくる。そんな事を考えていると夜が明けており、このまま布団に入っていても眠れないと思って起きる事にした。

 

若者のやかましい会話を聞きながら、午前6時30分頃よりビーバイユーのライヴ・レポートを書き始める。7時44分に投稿。この日は、10時30分から あずましうたほ氏のアイドル活動7周年を記念するライヴがある。

 

午前8時に寝て、9時には無理矢理の起床。ロフトに布団を敷いて寝ているが、降りる際にハシゴを踏み外し1.5メートルぐらい落下する散々な起床となった。キャプテン・ビーフ・ハートの「トラウト・マスク・レプリカ」(1969年)という、頭の中がグルグル回りそうなレコードを聴きながら素早く身支度を済ませ、10時頃に上野御徒町駅に到着。

会場は秋葉原ギャラクシーなので秋葉原駅でも良いが、裏街道を行く私としては(?)大江戸線の上野御徒町駅で降りる。10時30分より、あずまし氏のライヴ。メニューは「桜☆百景☆花吹雪」「ファイティングぷんとこ!」「Your Melodies」。

ライヴ後に、あずまし氏とお話を。世の中にアイドルは星の数ほど存在するが、あずまし氏ほど人間的に素晴らしい方は、なかなかいない。それほど素晴らしい方だ。

 

本来なら、そのまま渋谷へ移動してレコード店を散策して夜からライヴという流れであったが、これは寝る必要があると思い一旦帰宅。時間は12時。さすがに若者のドンチャン騒ぎは止んでいた。

 

帰りに買った食パン4枚切りを食べながら、床に倒れ込んで寝ていた。布団ではなく床で寝ていながら気が付くと16時過ぎ。何という事だ!ウルトラセブンの如く「消された時間」状態になってしまった。

 

このまま寝ていては更に「消された時間」になってしまうので、何とか起き上がって17時には渋谷に到着。渋谷駅前では、アイドルの方がチラシを配っている光景を日常的に目にする。まだ知らないグループを知るべく、派手髪&ピアスを開けまくっているような方がチラシを配っていたら1枚いただこうと思うも、そのような方はいなかった。

 

チラシを配っているアイドルの方はおられたものの、ヴィジュアル的に正統的、王道のアイドル・ソングを歌ってらっしゃるんだろうな~という感じの方だったので、少々離れて通行。チラシも印刷代がかかっているので、この場合、動員に繋がらないであろう私が貰うのは申し訳ない。アイドル側が損をしてしまう。

 

食事をするか、レコードを見るか迷うも、まずはレコードを見る事にした。その後、富士そばに入り、カツカレー&盛り蕎麦のセットを注文。先日、池袋でも同じメニューを食したが、私は気に入ったら同じものをずっと食べるタイプ。よって写真は使い回しではない。渋谷ヴァージョンの写真だ。

更に、私はコーヒーを飲まないとエンジンが掛からないので、カフェでアイスコーヒーとチョコワッフルを食した。コンセントが使える座席がすべて埋まっていたので、スマートフォンの充電は出来なかったが、残量として問題なし。

18時45分に退店し、O-Westに移動。4月29日と言えば、毎年恒例のシナモンのライヴ。レッド・ツェッペリンの完全再現トリビュート・バンドだ。19時からライヴ。「ロックン・ロール」「ブラック・ドッグ」に始まり、今回はアルバム「最終楽章(コーダ)」(1982年)の楽曲が多い。これはマニア泣かせだ。

 

他にも「永遠の詩」「レイン・ソング」の流れは恒例であるものの、今回は「永遠の詩」「流浪の民」という流れが新鮮。「幻惑されて」は1972年の大阪公演ヴァージョン、「コミュニケーション・ブレイクダウン」「グッド・タイムス・バッド・タイムス」、再び「コミュニケーション・ブレイクダウン」のメドレーは、1970年9月3日のライヴ・ヴァージョンと、細部まで拘わり抜いた演奏が感動的。

アンコールは恒例の「ハートブレイカー」「胸いっぱいの愛を」かと思いきや、「オーシャン」「アキレス最後の戦い」と変化球を持たせたメニューに、マニアはむせび泣いておりました。ラストは「移民の歌」、本家と同じく約3時間というヴォリューム満点の内容。

 

22時過ぎに会場を出て渋谷駅へ。これまた派手髪&ピアスだらけのアイドルはおられず、そのまま電車に乗って帰宅。レッド・ツェッペリンのブートレグを聴きながら、この日に撮影した画像をパソコンに転送。24時には眠りについた。因みに、この夜も向かい側のアパートの若者と仲間が外で騒いでいたが割と眠る事ができた。やはり昨年、下の部屋に住むカップルに鍛えられたのか(?)、私の基準でドンチャン騒ぎは騒音の部類に入らないようだ。