PSYCHO村上の怪奇骨董音楽箱

 

26日の夜は酒を飲まず、日付が変わる頃には就寝する健康的な生活を送っていた。が、夜中に誰かが話す大声で目が覚める。携帯の時計を見ると午前3時22分。この日は気温が急に上がったので、窓を開けて寝ていた。

 

声の正体は、私の部屋の真下の路上で話す男女の声だった。しかも、健全な場所で言うには適さない内容の会話を大声でしている。私のこれまでの経験上、この手の会話を深夜の路上で、しかも大声で話すカップルにろくな奴がいない事は判っている(以前のブログ記事参照)。

 

4時30分頃まで大声で会話が続いた後、外から急にチュー、チュー、チュ~と変な音が響き始めた。空いた窓の隙間から見ると、予想通りの光景がそこにあった。ウチのアパートの住人でない事を強く念じていると、道路を挟んだ向かい側のアパートに入っていった。

 

玄関のドアがバタン!と閉まると同時に、女性が大声で「えーっ!ここでするの!?」と叫んでいる。ここから御想像通りの声が聞こえて来た。あの悪夢が再びである。しかしながら、さすがに向かい側のアパートだけあって、下の部屋ほどの声は聞こえて来ない。

 

声が響いている間、私はとにかく検証を重ねた。窓を開ければ声が聞こえる、閉めれば多少は音量が下がる。この状態で布団を被ったら完全に声が遮断されるのではないか。いや、これからの季節に窓を閉め切って、布団を被って寝るのは現実的でない・・・等々。

 

結局、10分ぐらいで声が止み、ガチャ!と玄関のドアが開いて再び外出したご様子。今のところ、2人で住んでいるのか不明であるし、玄関で〇〇という状況にならない限り、ウチまで声は聞こえてこないと思うので、そこまで深刻ではなさそうだ。

 

向かいのアパートの住人は、1年前の私と同じ目に遭って何とも気の毒。今住んでいる地域性なのか、それとも春はこういう人たちが出没する季節なのか。または運の問題なのか。とにかく中野区に住んでいる頃にはなかった出来事が渋谷区では多発している。

 

静かになった後、午前6時に寝て8時に起きる。なぜ8時かと言うと、近所のビル解体工事が始まる時間なので、自分の意思と関係なく目が覚めるのだ。ヴェルヴェット・アンダー・グラウンド・アンド・ニコのアルバムを聴きながら、コーヒーを飲む。

メタリカのアルバム「ガレージ・インク」(1998年)の紹介記事を書いて投稿するも、夜中の出来事で眠くてたまらず、午前11時から横になる。12時に携帯の通知音で目が覚めた。綿谷湊氏(ビーバイユー)の配信が始まったのだ。今夜の上野恩賜公園野外ステージと、明日のZEPP Shinjukuのライヴに足を運ばせていただく事をお伝えし起き上がる。

 

シャワーして身支度をして新宿へ。うどん屋に入ろうとしたが列が出来て待ち時間が長そうだったので断念。久々にゴーゴーカレーに入る。メジャーカレーの中盛がお得であるものの、全部を食べ切るのが大変な量なので、私は通常300gのご飯を200gに減らして作って貰う。これで完食できる量になるのだ。

食事の後、レコード店を徘徊し、新宿駅から御茶ノ水へ移動。時間は14時。フラッと楽器店に寄り、聖飢魔Ⅱのルーク篁参謀モデルのギターを見る。2023年版のミルキー・ウェイの現物を見るのは初。ヘッドの向きがKG-SPELLBINDのようになっていると気付く。

そこからレコード店を2件廻るも目ぼしいレコードはなく、Tシャツを2枚購入。15時頃から歩き出し、御茶ノ水から上野まで徒歩で移動。たぶん方角はこっちの方だろうと適当に歩いたが、湯島駅が見えたので合っており、やがて上野恩賜公園に到着した。

 

野外ステージからはライヴの音が聞こえるが、ビーバイユーの出演は17時35分から。まだ1時間以上あるので、御徒町駅周辺のサンマルクカフェで時間を調整。いつも通りのキャラメルナッツとコーヒーだ。

店を出て上野恩賜公園に向かって歩き、公園内を散策。前回来た時は桜満開だったが、今や葉桜に。そのせいか、公園を歩く人も前回よりは少ない気がした。つまり前回は花見客が多かったのだろう。

 

17時頃に受付を行い会場へ入る。予定通り17時35分より、ビーバイユーのライヴが始まった。メニューはSEを経て「きゅるるん☆と」「にゅあにゅあLOVE&PEACE」「初恋の8分音符」「アナウメモンダイ」。最近「初恋の8分音符」は不定期のセット・リスト入りになっているので、聴けたのは貴重だった。

ライヴ後、綿谷氏に「明日のZEPP Shinjukuのライヴで、綿谷さんは雲の上の存在になりますので、今のうちにお話させていただこうと思いまして」等々の会話を。ちゃっかり写真撮影もさせていただき、18時20分頃には会場を出る。

 

最寄駅から帰る途中、スーパーで酒を買い、アパートに戻って変な声が聞こえない事を確認。酒を飲みながら、撮影した写真をパソコンに取り込み、このブログ記事を書く。まだ27日が終わっていないのに、なぜこの記事を投稿したのか。それは眠いから、もう寝るのである。27日よ、さらば!