こんにちは
本日は前々から思っていたことを書いていこうと思っています。
度々いかに日本と比べるとイギリス(ロンドン)はいい加減か、この国は良く成り立ってるよなーと思うほどいい加減。
例えば日本では地下鉄は分刻みで時刻表があり、決まった時間に必ず電車がやってくる。ロンドンの地下鉄には時刻表なんて全くなく、始発と最終が示されているくらい。オンラインでTFLに行けば大体の時刻はわかりますが、でも1-2分遅れてもわからないし、5分遅れても誰も遅延証明出せとかわめかない。だって日常茶飯事だから、慣れていくのが怖いですよね。
私は日本の電車の運転手さんはプレッシャーで大変じゃないかと思う。こっちの地下鉄の運転手はちょっと遅れたら埋め合わせで凄いスピードを出すことがあったりしますが、基本時刻表がないので誰も文句言わない。
地上を走ってる電車なんてもう最たるもので、プラットフォームで待ってると、電車がキャンセルされましたアナウンスが流れることなんてしょっちゅうです。日本じゃあり得ませんよね。おかげで2時間で目的地に着く予定が5時間かかったりとかもあります。
で、電車のアナウンスがまたまちまちだったりして、指定されたプラットフォームx番の電車に乗り換えてくださいと車内アナウンス後に降ろされて、降ろされた駅の指定されたプラットフォームから電車は出ない!なんてこともあって。。。よくよく確かめないとこの国ではひどい目にあうことがもう何度もわかっている。
という国です。住みたいですか??
わー、海外移住して見たーい!
隣の芝生は青い、、カモ。。。
いい所もたくさんありますけどね。
2008年に来たときはあまりのいいかげんさとカスタマーサービスの悪さに大学院寮で同居していた院生と文句タラタラの毎日でしたが、今は慣れたのか。。。交わす術も覚えたので、大きな違いは
イギリス人/イギリスに期待しない事
かもしれません。
という国なので、
ちゃんとするって何??
というところがはなはだ疑問の国。
日本のように1から10まで求められて、その求められ方への答え方は大体一つ、一択!みたいなことが全くない。
悪く言えばいい加減。
良く言えば、柔軟???
柔軟というよりは、変更があって、変化球があってもそもそもストレート玉がストレートにいかないから(いいかげんすぎて)、どっかで手を打つとか、妥協をする、期待していなかったこともある程度許容範囲で受け入れる、ということが日常生活レベルから必要なんだなーと思います、良かれ悪しかれ。
つまり、開き直る、悪く言えば、ずうずうしくなる、人もたくさんいる。イギリスでも結構こういった姿勢の人もいますが、特にビジネスの場合においては、ずうずうしくならず、厚かましくない範囲内での、言葉を選んでの交渉は必要不可欠です。
なので、黙っているとこういった予想外のことが起こった時に相手の意見とやり方で通ってしまうので、人がいい日本人は押されてしまう、付け入られてしまう、泣き寝入りしがちなことが多いかと思います。それが日本人が舐められる理由の一つにもなっていて、日本人にはまくしたてれば、圧力をかければおとなしく言うことを聞く民族だと思われていることが多いですよー。私もそう思う。
なので、状況があるべき状況と違う時には、別に相手が期待するやり方だけを通させて、自分の気持ちを抑圧することは全く不要なので、私の場合は交渉出来る時は交渉します。日本だと交渉すること自体が、厚かましい、ずうずうしい、生意気、と思われることが多々あるかもしれす、日本的な’ちゃんとする’は、
黙って言うことを聞け!
かもしれませんね。昭和や明治時代の親の態度、古い体制の医療制度、上司にありがちな態度と対応です。
怒鳴れば相手が言うことを聞くと思っているのかもしれません。それは驕りです。
また、色々なYoutuberの方が色々なビデオを投稿していて目立つのが(というか、私が気になったのは)、男性のかなり億単位で稼いでいるビジネスマンが、かなりの数の稼げない女性達を対象にしてかなり露骨なケンモホロロの叱咤激励をしている事。億単位で稼いでいるだけあって、アドバイスされているビジネスのやり方など内容はごもっともで、すごいなーと感心します。でも、稼げないからってそこまできつく女性にいって、その内容をネット上で公開される必要ある??って思います。
億単位で稼いでること自体凄い!と思いますが、でも人間性がすごいのとは別問題。
例えば、首相ってすごい!って思いますけど、人間性が出来てるか?と言われたら、人間ですからねーーー。弱いとこもありますよね。でも首相だから俺は偉いんだって、偉ぶるか?まあ、表立ってはしませんよね、思ってるかもしれませんが。少なくともスナク首相はかなりサラブレットなのにも関わらず、腰が低く、言うべきことは丁寧に伝えます。怒鳴ってるのとか、見たことないなー(私が国会答弁あまり見ないせいか。。。)。
稼げないのが困ってるから何とかしてほしくってきているんだろうに、まあ頑固にアドバイスをされた彼女たちが言ったとおりにやらないから頭にきているのもわかるけど、でもやらない、やれない理由を見ていってあげないと人間は変われない。やりたくないから、やらないわけよね、本人の意志で。それはそれで、いいんじゃないの?本人のチョイスなんだから。変われるようにサポートしてあげるほうが重要じゃありませんか?寄り添う形で?変容は遅いかもしれないけど。でもスピード重視だとしんどいこともありますよね?
男性脳だけのアプロ―チだと女性の心を動かせないことが多い。男性的なやって当たり前、四の五の言わずに行動しろ、やれ、なんて戦時中の軍隊じゃないんだから、女性の、でも、だって、のやれない感情、進めない感情、は満たされないんですよね。女性に限りません。男性だって、やりたくなかったらてこでもやりませんよね?性別の問題じゃない。
アドバイスを受けてやらないのは彼女たちの自由じゃない?本人が自分で考えてやらない選択をしてるんだから。そこから、同じことをやっていても変われないから、違う事を教わったからそれをやってみて変わってみよう、ってとりあえず柔軟にやってみて一歩を踏み出してみようと思う人もいれば、頑固なまま自分のやり方だけに固執してそんなんじゃ変われないとやってもないのに批判して、まだ迷走して変われない人もいる。
一歩踏み出しただけで、自分が思ったレベルの変化にたどり着けない人もたくさんいる。でも、その場合は次のステップを継続的に踏んでいけば、そのうちどっかでたどり着くよ。やっても変われない、んじゃなくて、まだそれだけじゃあ足りないんだよね、ようは。
ある人は3で足りるけど、他の人は20のステップがいるかもしれない。個人差です。’頑固な人’/’臆病な人’/変われない人は2のステップを踏むのに10年かかるかもしれない。でもそれもその人の学びなので、それでいいんじゃないの、と思う。だって、1回きいても響かないんだから。20回聞けば響くのかもしれないし、途中であきらめるのかもしれないし。
変わり方はそれぞれ、本人が自分の人生に責任を取ればいいんだから、自己責任じゃない?怒鳴りつける必要はないと思う。
ちゃんとしろよ!
という発言を聞いたら、ちゃんとしてって何だろう??
誰かが億単位で稼いだ方法が他の人にとって最適なのか?
誰かがやったやり方が他の人にあうのか?
業界や分野の違いなど考慮されてる?
その人がおもっているちゃんとは、他の人にとってもちゃんとなの?
日本の’ちゃんと’は、イギリスでは面倒くさい扱いになることが多々ある。いい加減な国ですからね。イギリス育ちの人はそれがデフォルトだからそもそも論、それがちゃんとじゃない、なんて認識は全くないはず。日本人の物の見方だから。
そもそもろん、いち個人の教え方が100万人に効果はあっても、万人に効果があるとは思えない。
同じことでも、言葉が変わる、場所が違う、環境が違う、教えてくれる人が違う、で理解できることがある。
とかね。
あ、脱線してしまいました。
で、話を元に戻して。。。じゃ、何がずうずうしくないの、厚かましくないの、ってまたケースバイケースですよね。
例えば日本の海域で中国が魚をごっそり取って持っていって、サンマの値段が高騰しましたよね?これは厚かましいどころか、領域侵略です。で、日本はどんな策を講じているのか?海域を侵略されて迷惑を被っているのに、何も手を打てていないのか?でも中国はこの厚かましさを越した行動を正当化していますよね?
何が領域侵害なのか
人権侵害なのか
又は人を傷つける境界線を越えた虐待なのか?
自分にとっての境界線はどこ??
自分の境界線が何かをきっちり把握していないと人生はトラブルだらけになります。以前の私がそうでした。他人の期待ばかりを満たしてあげようと、自分のニーズは後回し。。。ろくな事にはなりません。今は私の境界線はしっかりチェックして、出来ることは提供しますが、ずうずうしくDemandをしてくる人種にははっきりNOと言います。どれだけトラブルが減ったことか。
日本でずっと住んでたらわからなかったことがたくさんあって、日本だけで住んでいたら、自分は変われなかったと思う。
文化や世代が違うと、何が許容範囲なのか、何が人へのリスペクトを失っているのか、そこにも個人個人の在り方が見えてきます。
これはおいおい、また投稿していきます。
さて、誰のための人生ですか?
日本人男性も大変かもしれない。だって、日本企業の在り方って、窮屈すぎません??いい所もありますけどね。。。日本男児こう働くべきみたいな。。。収入とステータスで男の価値が決まる、のか。。。私はそうは思いませんけど。。。あるに越したことはないかもしれないけど(笑)、イコール人間性ではない。女性もしかり、3歩下がっての時代ではない中、自分をいかに一個人として社会的な制約がまだまだある中で、ポテンシャルを伸ばしていくのか。。。
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ケイ