ヘグセス
劇団 「前回の記事は『どこまでやるのか?』
ということで、
第二期トランプ政権の政策課題である
アジェンダ47の内容と、
任命された閣僚の顔ぶれを見ていると
ジョージ・ソロス系の急進左派勢力を
支えてきた官僚機構(=ディープ・ステート)
が解体される可能性があるけれど
それと同時にトランプ暗殺の可能性も
高まっている。
という内容だったんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「CSさんは米国民主党系・急進左派の
LGBT運動を毛嫌いしていましたから
米軍からLGBT兵士を追い出すという
FOX司会者が国防長官に指名されて
嬉しいんじゃないですか?」
CS 「過去記事でも説明しましたが
このままLGBT運動を進めると
いずれ凄まじい反動が来るのが
なんとなくわかるんですよね。」
↓
CS 「トランプ再選に対して保守系YouTuberが
どんな反応しているのか気になり動画を見たところ、
(普段のCSは
FX・経済ニュース/Hunter×Hunter考察/海外旅行
の動画しか観ない)
みんな鬼の首を獲ったみたいに大喜びしている一方で、
米国民主党・急進左派の工作員パックンが
本当に悔しそうにしていたのが印象的でした。」
劇団 「パックンは工作員だったのか・・・。」
CS 「金融界(投機系)でもトランプ再選は
米国経済再拡大の期待から
好感されています。」
劇団 「CSさん、
トランプ再選でLGBT運動は頓挫、
FXやゴールド取引チャンスも
増えてよかったですねー。」
CS 「それはどうでしょうか・・・?」
劇団 「え?」
CS 「国務長官に指名された反LGBT運動の
FOX司会者ヘグセスが
何故か気になり調べてみました。」
「ちなみに某保守系論客は
ヘグセスについて
国防長官に指名された
ピート・ヘグセス氏は、
プリンストン大学出身で
現場経験豊富な元軍人で、
軍の「ウォーク化」による
弱体化を批判し、
再建を目指す人物です。
と好意的な評価でした。」
「しかし、リサーチしていると
エルサレム・ポストの記事に
こんな情報が。」
劇団 「全身にタトゥーを入れて
ヘグセスって元ギャングなんですか?」
CS 「いえ、記事を翻訳するとこんな一文が・・・。」
ピート・ヘグゼスは、トランプ次期大統領によって
国防長官に任命された。
キリスト教福音派に属しているヘグセスは
中世にヨーロッパのキリスト教徒が
聖地からイスラム教徒を追い出すために行った
軍事作戦である十字軍に親近感を抱いている。
ヘグゼスの最も目立つタトゥーの1つは、
胸にある大きなエルサレム十字架で、
4つの象限のそれぞれに小さなギリシャ十字架が
描かれた大きな十字架を特徴とするシンボルである。
このシンボルは十字軍で使用され、
十字軍が築いたエルサレム王国を表していました。
十字軍のシンボルは極右の間でも人気が高まっており、
彼らはこのイメージをヨーロッパのキリスト教徒と
イスラム教徒およびユダヤ人との戦争の時代への
賛辞と見ています。
2019年にニュージーランドのモスクで起きた
銃乱射事件の犯人は
十字軍のシンボルを採用しており、
十字軍のシンボルは2021年1月6日の
米国議会議事堂での暴動や、
2017年にバージニア州シャーロッツビルで
行われた極右集会にも登場した。
劇団 「キリスト教十字軍のシンボルの
タトゥーだったんですね。」
CS 「日本のメディアでは触れていないようですが
ヘグセスはキリスト教福音派の亜流である
改革再建主義者(Reformed Constructionism)
という流派の熱心な信者でした。」
劇団 「キリスト教福音派の亜流の
改革再建主義者(Reformed Constructionism)
ってなんですか?」
CS 「これが調べてみると
なかなか興味深くて、
キリスト教福音派は
聖書の教えを一字一句信じて
守ろうとする宗派で
例えば聖書の教えに基づき
中絶反対の立場。」
「新約聖書『ヨハネの黙示録』では
ローマ帝国によって滅ぼされた
イスラエルが再建され
約束の地を取り戻し、
エルサレムの神殿の丘に
ユダヤ教の神殿が建てられる。
すると反キリスト教の勢力が結集し
メギドの丘に集まり
イスラエルとの最終戦争(ハルマゲドン)
が起こる。
その時、キリストが天から降臨して
異教徒は焼き殺される。
その後、一千年間の至福の時代が来る。
と語られているのですが、
福音派の中でもこの解釈は分かれていて
①神の意志に任せて信仰を続けながら
ハルマゲドンを待てばいい。
と考えるのが主流派で、
②現実的にイスラエルを支援し
エルサレムのモスクを破壊、
ユダヤ教の神殿を再建し
ハルマゲドン(核戦争)を起こして
神の千年王国を実現させる。
そのために米国の政治・法律を
聖書の教えに基づいた神権政治に
改革しなくてはならない。
というのが亜流派の
改革再建主義者(Reformed Constructionism)
というわけです。」
「ただ、主流・亜流に関係なく
キリストが再臨し自分たちは天国に行けると
信じている点は共通しています。」
劇団 「ジョジョの奇妙な冒険第6部の
ブッチ神父みたいですね!」
CS 「実際にイスラエルのネタニヤフ政権には
ハルマゲドンを信じているユダヤ教極右勢力がいて
パレスチナ入植地やガザ戦争での
パレスチナ人虐殺を強硬に主張しています。」
CS 「キリスト教福音派の中には
イスラエルによるパレスチナ攻撃を
支持することが
キリスト再臨に繋がると信じている人も
多いわけです。」
「共和党内でトランプと大統領候補の座を争った
ニッキー・ヘイリーが子供たちには優しそうなのに、
ガザ地区の子供たちがイスラエル軍の砲撃で
次々と死んでいっても
(やつらにとどめを)
とイスラエル軍砲弾に書いたのは
パレスチナ人を絶滅させれば
キリスト再臨で神の千年王国が実現すると
信じているせいだと理解できました。」
劇団 「日本人には理解できないメンタリティですね。」
「キリスト教福音派はパレスチナ人には鬼だな。」
CS 「さらにヘグセスの関連記事が出てきて
翻訳したのが↓です。」
ジェイコブ・ガービス/アサフ・エリア・シャレフ/ JTA
2024年11月15日 05:13
トランプ大統領が国防長官に指名したピート・ヘグゼス氏は
キリスト教と十字軍に触発されたタトゥーを入れている
ピート・ヘグゼス氏は時にはヘブライ語で
キリスト教の誇りを誇示している。
ミネソタ州兵の退役軍人でフォックス・ニュースの
パーソナリティ、
そして現在米国防長官候補でもあるヘグゼス氏の
タトゥーは
①十字軍で使用され、
十字軍が築いたエルサレム王国を表す
エルサレム十字架
②米国憲法の有名な冒頭のフレーズ
「われら人民」
アメリカ独立戦争の
「参加せよ、さもなくば死す」の蛇
③AR-15ライフルを携えたアメリカ国旗
④所属する第187歩兵連隊のワッペン
など軍務と愛国心、宗教的な性質を帯びており
国家安全保障を担当する役人に対する
潜在的な影響について眉をひそめさせています。
イスラム・キリスト教・ユダヤ学研究所の
学者マシュー・テイラーによると、
ヘグゼスのタトゥー、政治的見解、
宗教的所属や経歴は、
キリスト教国家主義の極端な傾向と
一致している。
具体的には
彼は改革再建主義として知られる
異端の宗派に属しているようで
聖書のキリスト教法を社会に適用し
男性のみのリーダーシップを信条とし
預言されているイエスの再臨に
世界を積極的に備えさせるべきだ
と信じている。
劇団 「実はあのタトゥーには
それぞれ意味があったんですね。」
CS 「タトゥーもよく見ると
西洋絵画の図像学みたいで
面白いですよね。」
CS 「それはさておき、
トランプはこういう狂信的な人物を
国防長官に任命したわけで、
トランプ支持派たちが期待しているような
まともな政権とは思えません。」
「また厄介なことに
トランプ陣営を支える大口献金者には
神の千年王国実現を信じている
熱心なシオニスト(ユダヤ教)の
大富豪が多いです。」
劇団 「世界で44番目に裕福で、
世界で最も裕福なイスラエル人って
スゲェー!」
CS 「わたしから見るとトランプ政権は
キリスト教福音派(+コアな極右シオニスト)
を支持基盤にした
神聖トランプ帝国
です。」
「そうなると帝国の属州である
日本はもろ影響受けますし、
来年の参院選後は財務省主導の
増税もてんこ盛りで
さらに生活はキツくなって
きそうですね。」
劇団 「うーん・・・。」
CS 「犯罪者と不法移民と性転換手術に
やたらと寛容な急進左派の
カマラ・ハリスがいなくなってホッとしたら、
今度は極右のシオニストが現れるとは。」
劇団 「おぉ・・・・・。」
CS 「米国ってまともな人物は
政権に加われない国になって
しまったのでしょうか。」
「でもヘグセスさん、
さすがに保守系キリスト教なので
子供が7人いて家庭は幸せそう。」
劇団 「息子がLGBT系だとキツイな・・・・。」
「そいういえば
CSさんが未来の波動を読んだら
今後の世界はどうなんですか?」
CS 「ウクライナ紛争が始まった頃に
気になって20年後くらい先の
未来を読んでみたら、
当時は経済制裁で崩壊すると
言われていた
ロシアとイランが凶暴化していて、
ヨーロッパが火の海
イスラエルが消滅
みたいな波動が来て
???
という印象でした。」
「それからなぜか海外のサイトで
欧州のサイキックや
占星術師の未来透視、
さらに19~20世紀の欧州で
未来を幻視した修道女や農夫などの
記錄を目にするようになりました。」
「それらにほぼ共通しているのが、
大きい戦争が2回起きた後に
東から侵入した軍隊(おそらくロシア)が
欧州を蹂躙し、
それをきっかけに世界は炎に包まれ
ハルマゲドンが起きる。
という内容です。」
劇団 「不気味ですね・・・。」
CS 「予言については話半分で読んでいたのですが、
最近のウクライナやガザ地区のニュース、
次期トランプ政権の顔ぶれを見ていると
本当に実現するような気もしてきました。」
劇団 「CSさんは海外のサイトからも
情報を集めているんですね。」
CS 「AI発達のせいで
翻訳ソフトがかなり使えるように
なってきましたからね。」
「ただ、ここ数年でよく分断と言いますが
米国・欧州・日本を含めて
テレビや新聞などのマスメディアは
左派(民主党)寄りで、
ネットは右派(共和党)寄りの情報を
流しているのですが、
どちらも偏っていますから
ニュートラルに現状を分析するのは
なかなか難しいです。」
劇団 「CSさんは米国民主党嫌いですが、
トランプ共和党支持というわけでも
ないんですね。」
CS 「いえ、わたしが最悪の未来の波動を読むと
米国民主党→急進左派→LGBT推進・グローバリズム→いずれは人類滅亡クラスの災厄
神聖トランプ帝国→福音派+極右→反LGBT・親イスラエル→ハルマゲドン→人類半減で済む
となるのですが・・・・。」
劇団 「どっちもキツイなぁ!!!!」
CS 「最悪、人類滅亡よりは
人類半減のほうがマシなので
わたしはトランプを支持しています。」
劇団 「前回記事の最後で話していた
(神秘行とトランスジェンダーの関係)
については触れませんでしたね。」
CS 「ヘグセスの話が長くなってしまって。」
「(神秘行とトランスジェンダーの関係)は
年始年末くらいにします。」
※次回の記事更新日は12月10日になります。
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