１ミリの差
劇団 「前回の記事は『鼻で笑われるくらいの』ということで
２０２２年から２０２３年にかけて受講者たちの
波動の変化を読むと、
今年になってからガクンと落ちる感覚が来て
これから何が起きるか分からないので
周囲の人たちから鼻で笑われるくらいの
先の先を読まないとまずいのかもしれない。
という話だったんですよね。」
ＣＳ 「ハイ、そうです。」
「２月現在の状況を見ると
世界のコロナ感染状況も落ち着いていますし
ウクライナ紛争も小康状態を保っています。」
「欧州は暖冬の影響でガス価格が紛争前に戻り、
EU 全体としてはプラス成長となっています。」
CS 「IMFは中国の景気回復を見込んでいますし
経済全体の主流の見方としては
米国の利上げで多少の景気後退はあるにせよ
今年後半・あるいは来年から世界経済は
回復傾向にある。
という見方が主流になっています。」
「しかし波動を読むと全く逆で、
今年から一気に落ちていく印象です。」
劇団 「周囲の予測とCSさんの未来の波動感覚が
真逆なんですよね。」
CS 「自分でも面白いと思います。」
劇団 「ボクなら周囲の状況と自分の判断が
真逆だったら悩むかもしれません。」
ＣＳ 「わたしはあまり悩まないというか
そこは自分の境遇に感謝ですよね。」
劇団 「どういうことですか？」
CS 「わたしは気功指導と外国為替取引（FX）を
行っているのですが、
気功指導は自室からSkypeを利用した遠隔指導ですから
通信費しか経費がかかりません。」
「遠隔ですからこの３年間でコロナの影響は
ほとんどありませんでしたし。」
劇団 「ZOOMじゃなくてSkypeというのがCSさんらしいです（笑）」
CS 「トレードに必要な資金（証拠金）を別にすれば、
相場の情報やエントリー（売り買いの注文）をするための
PCやスマホなどの通信費のみで済みますから
経費はほぼゼロなんです。」
「もともとPC、スマホは仕事に関係なく持っていましたから
感覚的には経費ゼロで、他の仕事に較べて
社会情勢の影響を受けない。」
「というより、社会情勢の変化を利用している感覚
でしょうか。」
劇団 「確かにそこは利点ですね。」
「今インフレで飲食店とか食材の価格が上がって
大変らしいですから。」
CS 「飲食業や製造業など大変な業界の方々のことを考えると、
インフレの影響を受けづらい境遇にいることには
感謝しないといけません。」
「外国為替取引（FX）については、
検証ソフトなどを使い過去のあらゆる局面の相場を分析して
一定の確率でトレードできる相場か捌く事ができる分析力と
自分のルールを実行できる技術と意志力があるかどうかなんです。」
劇団 「逆にスキルが無いとえらい目に遭うんですよね。」
CS 「資金を失うのは自己責任だから
経費だと思って割り切っています。」
劇団 「でも１日に何回くらいFXするんですか？」
CS 「わたしは経済情報（ファンダメンタルズ）とテクニカル（チャート分析）が
一致した場面のみで勝率８～９割を目指すトレードなので
トレード回数は
週に１，２回あるかないかです。」
劇団 「でも週に1、2回だけなんですね！」
「もっとしているかと思っていました。」
CS 「FX をしたことがない人にこの話をすると
（週に１，２回、ポチッと押すだけでお金が稼げるなんて
楽でいいですね。）
と言われます。」
CS 「時給換算すると確かに割が良いのかもしれませんが、
常に情報を集めてチャートを分析・トレードシナリオを立て、
週に１～２回来るかどうかわからないチャンスを待つというのも
人によってはなかなか辛いものがあります。」
「わたしは気功指導もありますし、
自分ではあまり自覚ないですが霊能者に言わせると
感情の起伏が少ないタイプらしいですから
続けられるのかもしれません。」
劇団 「やっぱりメンタルに来るんですか？」
CS 「知り合いのトレーダーや
FX をしている受講者の話を聞くと
FX で負けて頭に来てスマホを壁に投げつけたり
帰宅中に持っていた傘を叩き壊したり
キーボードやマウスを破壊したり、
パソコンのモニターを床に落として破砕したという
話も聞いたことがあります。」
劇団 「そんなに頭にくるもんなんですね。」
CS 「これは受講者Ｍさんの話なのですが
仕事から帰ってFXをしていて
連敗して数万円負けてしまい
もう２３時を過ぎてしまったので
電気を消して眠りについたのですが
夜中の1時ぐらいに目が覚めて
自分の意思とは関係なく体が勝手に
起き上がってパソコンを開いて
負けた資金を取り戻すための
リベンジトレードを始めたそうです。」
劇団 「ええーっ！！」
CS 「わたしもその話を聞いて、
確かにニューヨーク市場は朝まで開いてるけど
そんな深夜にトレードして勝てるもんなのかい？
と聞いたところ
負けて口座資金が吹っ飛ぶまで続けてしまいました。
もう自分の意思とは無関係に体が勝手に動いて
トレードしてる感覚なんです。
よく犯罪者が自分では止められないと言って
犯罪するのはこういう感覚なんだなと思いました・・・。
と言っていたのが印象的でした。」
劇団 「トレードって怖いもんなんですね。」
CS 「それから気になって FX をしている受講者１２人に
①トレードをしている時の自分をイメージする
②トレードで買った時の自分をイメージする
③トレードで負けた時の自分をイメージする
をしてもらって波動を読んだところ、
①トレードをしている時の自分をイメージする
→顔が自然とぐっと前に突き出て
エントリーした後はチャートに食い入るような
姿勢になって
歯を食いしばりながら
（上がれ！）（上がれ！）と
チャート画面に向かって念力をかけている状態
になった人が多かったです。」
「そして
②トレードで勝った時の自分をイメージする
→両腕を突き上げて叫んでいる。
さらに
③トレードで負けた時の自分をイメージする
→ うぅーっ！と悔しそうに唸っている状態
→スターウォーズでパルパティーンを逮捕しようとした
ジェダイたちが返り討ちにあって崩れ落ちていくような状態
など十人十色でした。」
劇団 「勝者と敗者がはっきり分かれてしまうんですね。」
劇団 「でもCSさんはどうなんですか？」
CS 「わたしは藤井聡太みたいな感じで
（何とか利確できたか・・・・・・。）
（うーん、負けたか・・・・。）
みたいな波動でした。」
劇団 「藤井聡太ですか（笑）」
CS 「負けた時の苦しみは少ないけれど、
勝った時の喜びも薄いわけで、
もったいないような
損しているような気分
になったりもします。」
「ただ興味深いのは
本質とのつながり深めてるせいでしょうか
感情は揺れないのですが、
それでもエントリーすると
丹田が１センチ程浮く感覚があるんです。」
劇団 「丹田が浮く？」
CS 「それ以外でも飛行機に乗って離陸して
10分ほど経つと重力が弱くなるせいなのでしょうか、
丹田が１センチほど浮く感覚があります。」
CS 「わたしは体幹の中心の一番底の部分（会陰穴）のあたりに
ふわっと意識を置いて常に本質とのつながりを維持するように
努めているのですが、
上記のケースでは１センチほど重心（丹田）が浮きます。」
「重力の場合は着陸するまで待つのですが、
トレードをしている時はそのままにするとマズイと思い
重心（丹田）を下に繋ぎ直すのですが、
どうしても１ミリだけでも浮いてる感覚が残ります。」
ほんの１ミリという微細な感覚なのですが、
普段と全く同じ状態になれません。
「どんなに勝率が高い状況でも相場に絶対はありませんから
プレッシャーがかかるのでしょうね。」
「それは１回のトレードで負けた時の金額が
１万円だろうが３０万円だろうが
５０万円以上だろうが変わりません。」
劇団 「うーん・・・。」
CS 「わたしはクンダリーニ覚醒を体験してからもう10年以上
毎日自分の中心とのつながりを深めるように訓練して
エネルギー能力も強化しているのですが
どうしても１ミリ浮くのを
修正することができない。
人間って
そういうものなんです。
「わたしは今まで
（お金がなくても平気です。）
（お金がなくても生きていける。）
と言う人を見てきましたが
そんな人はいないんです。」
「気功の元師匠みたいに
弱い人を助けるためなら命を捨てる覚悟ありやすぜ。
人生にお金は必要ありません。
と言っていた人でさえ有り金を全て失って
掛け金未払いで年金も入らない状態になり
アパートの部屋代を払えず追い出されるとなって
毒を飲んで命を絶ってしまったんです。」
「ですから、お金が無くても生きていけるなんて
言っている人間は甘いんです。」
「現実というのは不思議なもので
（お金がなくても平気です。）
なんてことを口にすると
お前は本当にお金が無くても
生きていけるのか？
と運命の力が本人を試そうとする。」
「結果、本人やその家族がその後ボコボコに
やられるケースが非常に多いです。」
「ですから
常にお金の有効な使い方を考え、
お金を増やす努力をしなければならない。
と考えています。」
「もちろん、押し付けになるのでそういうことは
受講者には言わないようにしていますが、
FXのパダワンにだけは、
（お金がなくても平気です。）
（お金がなくても生きていける。）
なんて言葉は口が裂けても
言ってはいけない！
と話しています。」
※次回の記事更新日は２月２０日になります。
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