1ミリだけ
劇団 「前回の記事は『ダダ漏れ』ということで
急激型のクンダリーニ上昇や伝授などで
頭頂のチャクラ開いた場合、
そこからエネルギーがダダ漏れになってしまう
という話について説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「わたしの場合は丹道周天を達成して
ある程度は波動感覚が開いていたので
クンダリニー上昇で頭頂が開いたことによる
副作用に気づくことが出来ましたが、
ほとんどの人は気づかないのでしょうね。」
「さすがに高藤聡一郎氏は髪が真っ白になったり
歯が抜けたりしたから(何かおかしい)と気付いては
いたのでしょうか。」
「実は仙道練気功協会を辞めた後の高藤氏の足取りに
興味があって元弟子だった方数人に訊いたことが
あるのですが、
そのうちの一人が
(ある健康食品に関するセミナーに参加している
高藤氏を見かけた人がいる。)
と言っていました。」
「やはり高藤氏は姿を消した後も自分の体の不調を治すために
色々な健康法を試していたのかもしれません。」
劇団 「頭頂のチャクラが開くって怖いですね。」
CS 「怖いというより、要は使い方次第です。」
「長所と短所を詳しく知った上で、状況に応じてうまく使いこなせば
頭頂のチャクラを開くことは有益なんです。」
劇団 「じゃあCS さんも受講者の頭頂のチャクラ開いたり
するんですか?」
CS 「わたしの気功指導体系はロジカルに組み立てられていて
その中心となる要素の一つが天地のつながりなんです。」
「一般の気功・仙道系の修行体系では徐々に体内の気脈を開き、
天地の波動につなぐのは最終段階になっていますが、
わたしは効果を最大限にするために最初からつなきます。」
劇団 「以前、本屋で買った気功入門書に
(天地の波動の繋がりイメージしてください。)
と書いてあるのを読んで、ボクもイメージして
つないだことがあります。」
CS 「わたしの印象ではそれはただのイメージです。」
「気功指導では、本当に波動で天地とがっちりつなぎます。」
「そのためには頭頂のチャクラを開く必要があるんです。」
劇団 「やっぱりCSさんも頭頂のチャクラを開くんですね。」
CS 「天地に繋がるということは体内を上下に貫くラインがあって 、
そのラインの上端と下端がそれぞれ天と地につながらなければ
なりません。」
「当然、頭頂が開いてないと頭で詰まって天と繋がりませんから
頭頂のチャクラを開くわけです。」
「ただし開くのは1ミリです。」
劇団 「1ミリだけですか!」
「それって少なすぎるんじゃないですか?」
CS 「やっぱり劇団さんもそう感じましたか・・・。」
「わたしは気功を初めて30年間、今まで色々な気功家や
ヒーラーが行うチャクラオープン伝授を見てきましたが
皆一様に、
わたしのチャクラ伝授を受ければ
チャクラが一気に開いて覚醒して、
あらゆる潜在能力が目覚め
運命が好転します。
という内容を謳っていました。」
「要するに、
自分の伝授ではこんなにチャクラを開けます。
↓
その結果、潜在能力が一気に目覚めます。
↓
一度の伝授でチャクラを開ければ開けるほど
すごい伝授なんだ!
という価値観です。」
「逆に、わたしがチャクラオープン伝授の広告を出すなら、
コズミック・シャーマンの頭頂のチャクラを開く伝授は
初回は1ミリしか開きませんし、現実に目立った効果は
起きません。
その後、2週間に1回(最低月1回以上)の気功指導を
3年以上続けながら徐々にチャクラを開いていきます。
と書くでしょう。」
「スピリチュアル系の人々が
1回でチャクラが一気に開くチャクラ伝授
と、
コズミックシャーマンの1ミリ しかチャクラを開かない伝授
の広告を見たら皆さんどちらの伝授を受けると思いますか?」
劇団 「それは一気にチャクラが開いて能力が目覚めて
すぐ運命が好転する伝授を受けるでしょうね。」
CS 「スピリチュアル系の人間の99.9%は、
わたしのチャクラ伝授は無視するでしょう。」
「でも、これって最近ネット広告でよく見かけるようになった
投資の広告に例えるなら、
何の努力もいらず何の勉強もせずに〇〇システムトレードに
お金を投資するだけで100万円が1年後には1億円になります!
みたいなものでしょうか。」
CS 「リスクには一切触れずに、いいことしか書いていないんです。」
劇団 「さすがに1ミリ しかチャクラを開かない伝授じゃ人は来ないでしょう。」
CS 「ただ、前回の記事で書いたように実際に頭頂のチャクラが開いて
危険な状態になったわたしからしてみれば、
最初は1ミリ で十分なんです。」
「というのは、わたしは天地につながるラインを1ミリに設定していますから
それ以上開く必要がないんです。」
「逆にそれ以上開くと、エネルギーが漏れてしまいます。」
「もちろん、1ミリといってもその分、確実に開きますが。」
劇団 「でも天地につながるラインが1ミリって細すぎるんじゃないですか?」
CS 「よく考えていただきたいのですが、
水道の蛇口から水をジャーっと出すのと、
ウォータージェット加工のように1ミリの細さで
レーザー状に放出するのは、
どちらが強力に作用すると
思いますか?」
劇団 「それはレーザー状に出したほうが強力でしょう。」
CS 「わたしは今まで高藤仙道や、いろいろな気功の流派や
その他スピリチュアルを学んだ人を指導してきましたが
皆一様に、
チャクラは開けば開くほどいい。
天地とつながるライン(中脈)は太ければ太いほどいい。
という考えでした。」
「しかし、前回の記事で書いたような
チャクラを開くことによる危険性や
得られる効果について詳しく知っていれば、
最初はチャクラを開くのは最小限の1ミリ に抑え、
逆に1ミリで抑えているからこそ
エネルギーを1点に集中して天地のライン自体を強化し
天地の繋がりも強くすることができるわけです。」
劇団 「そう言われてみれば確かに1ミリでいいんですね。」
CS 「もう十年以上前でしょうか、チャクラオープン伝授を行っている
気功家で、マンホールを開くようなイメージで頭頂のチャクラを
ガバッ!とそれこそ頭の面積ぐらいで全開で開くという人がいました。」
CS 「その人は自分の伝授はスゴイんだと主張していましたが、
わたしから見ればもし本当にマンホールの蓋みたいに
頭全体の面積でチャクラが開いたらエネルギーダダ漏れ
どころじゃないでしょう。」
「しかも、ほぼ100%の気功家は中脈のような体の中心を通る
気脈を太く強化すればするほどいいと考えていますから、
マンホール・チャクラ伝授の気功家は、
伝授を受けた人に体内の気の柱をどんどん太くして
天地とつなぐように指導するでしょう。」
「結果、体内のエネルギーが水道管が破裂した時みたいに
ドバっと漏れ続けていくわけです。」
「水道管が破裂した後の水道料金の請求くらいに
なってしまうのでしょうか。」
劇団 「ホント怖いですね。」
CS 「以上の内容はわたしの指導体系では基礎中の基礎なのですが
気づいている人はあまりいないようです。」
「このようにわたしの気功指導は、自身と受講者の実体験を元に
基礎から一つ一つロジカルに積み上げた体系なので
全て体験談を交えながら論理的に説明できます。」
「しかし、ほとんどの人は色々な所で習ったり伝授を受けたり
本で読んだりしたことをあれこれ試してごっちゃになっているので
後々問題が起きるわけです。」
劇団 「CSさんはよく(ごっちゃになっている)っていいますね。」
CS 「わたしは趣味で FX( 外国為替証拠金取引)を行なっているのですが、
いろいろなFX トレーダーを観察しているといつまでたっても資金を
増やせないで負け続ける人がいます。」
CS 「そのタイプに多いのが、
(色々な手法を学んでそれぞれの良いところを取り入れて
新しい手法を作っています。)
と言うんです。」
「本人は色々なものをミックスすれば強くなると思っているようですが、
それぞれの手法には独自のロジックが存在しています。」
「Aの手法、Bの手法、Cの手法、Dの手法、それらの部分部分を
組み合わせると、先ほどのチャクラオープンの話のように
ロジックが破綻した体系になってしまうんです。」
「それって例えるなら、
5年間で空手と柔術とボクシングとムエタイと
八極拳と合気道を習って自分独自の新しい武術を作って
強くなります。
というのに似ています。」
「身体の重心の置き方や手足の構え、足の運び方など
細かい部分ひとつひとつにそれぞれの格闘技のロジックが
存在しています。」
「そういう基礎から積み上げて5年、10年とかけて強くなるのが
格闘技なわけで、それを短期間でごっちゃにして強くなれる人間は
それこそイチローや大谷翔平以上のフィジカルな素質を持った
超天才児だけです。」
「面白いのでいずれ記事にしたいのですが、わたしから見ると神秘行と
FX トレードは非常によく似ています。」
「そのうちの一つが、
色々なことをあれこれやって良いとこ取りしていれば強くなれる
と思っている人間がたくさんいることです。」
「不思議ですよね。」
「そういう考え方自体がもう論理的に破綻している気がするのですが。」
「あれこれ取り入れて負け続けているトレーダーに
負けたトレードの内容の根拠についてわたしが質問していくと
論理的に説明できないんです。」
「逆に聞けば聞くほど、論理的に矛盾した点ばかり出てきます。」
「論理的に説明できないということは、その人のトレードは
いろいろなものの寄せ集めにすぎないということなんです。」
劇団 「でもトレードで負けてお金を失った上に、 CSさんに負けた原因について
ロジカルに細かく問い詰められたら、もうFXをやめたくなっちゃうんじゃ
ないですか?」
CS 「実はわたしも最近そう思うようになったので、あまり他人のFXトレードの
具体的な内容は聞かないようにしています。 」
劇団 「ボクもそれがいいと思います(笑)」
CS 「今気づいたのですが、あんまりこういう内容の記事を書くのって
よくないですね。」
「わたしとしては、(こういうのは危険なんですよ。)という感覚で
基本的に善意で書いているのですが、
あまりわたしがこういうことを一つ一つ突き詰めて書いていくと
記事を読んでいる人の中で気になって神秘行を出来なくなって
しまう人が出てくるかもしれません。」
「一応書いておきますが、
この記事の内容はわたしの1つの意見にすぎませんから、
別にわたしが書いている内容に反した事を行っていても
それが正しいのかもしれません。」
「わたし自身も常に試行錯誤ですから。」
「神秘行も FX トレードも自己責任で好きに行えばいいと思いますので、
この記事を読んで不快に思った方がいたとしたら今回の内容は無視して、
神秘行も FX もご自身の好きな方法で続けるのがいいと思います。」
「うーん、今回の記事は失敗しちゃったかな?」
「次回はもっとライトな内容の読みやすい記事にします!」
(つづく)
※次回の記事更新日は6月10日になります。
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