スルーしてしまう
劇団 「前回の記事は『朝三暮四』ということで、
CSさんは感染拡大や黒人差別抗議デモよりも、
コロナショックで世界中に出回っているお金の行き先が
気になるという話でしたね。」
CS 「ハイ、そうです。」
「ただこの問題について話しても皆さん反応が薄いです。」
「前回の記事を読んでも、あまりピンと来なかった方が多いと思います。」
劇団 「確かにボクも、
コロナが発生して3ヶ月で世界中に1180兆円のお金が流れて
単純計算すると
3ヶ月→1180兆円 (日本の国家予算の10年分)
1年→ 4720兆円 ( 〃 50年分)
3~5年→1京1000兆円 ( 〃 100年分)
になる可能性があります。
なんて言われても実感が湧きませんでした。」
CS 「↑の試算はザックリしたものですし、さすがに1京は勘弁してほしいと
思います。」
「ただ、今回のコロナショックではたった2ヶ月で、
100年に1度の経済危機と言われたリーマンショックで
出回った対策費の2倍になっています。」
劇団 「たった2ヶ月で2倍ですか!」
CS 「状況は我々の想像を遥かに超えているわけです。」
「しかも、米国はさらに拍車をかける方向に進んでいます。」
↓
2020米大統領選 民主候補者ら奴隷制補償に支持を表明
2019-04-07
4月3日から開催された黒人人権活動家アル・シャープトン氏が率いる
非営利組織ナショナル・アクション・ネットワークの年次大会では、
2020年大統領選の民主党予備選に出馬する多くの候補者が演説を行い
支援を呼びかけた。
演説ではそれぞれの政策に加え、予備選の焦点の一つとして
重要視されつつある、
奴隷制に対する補償の検討と提案を求める法案
「Commission to Study and Develop Reparation Proposals for African-Americans」
に対する各候補者の姿勢に注目が集まった。
法案は1989年にジョン・コンヤーズ元下院議員が最初に提出したもので、
1619年から現在にわたって、黒人奴隷制度や差別の影響を検討し、
補償の提案を行う委員会の設置を求める内容となっている。
今年、シェイラ・ジャクソン・リー下院議員が再提出した。
これまで、コーリー・ブッカー上院議員、カマラ・ハリス上院議員、
エリザベス・ウォーレン上院議員、ジュリアン・カストロ元住宅都市開発長官は
なんらかの補償が必要との見解を示していた。
劇団 「黒人全員に補償を行うんですか!?」
CS 「文中のエリザベス・ウォーレン上院議員、、カマラ・ハリス上院議員は
民主党の副大統領候補と言われています。」
CS 「最近の黒人差別抗議運動の激化から、この法案に注目が集まっていて
大統領選の争点になるでしょう。」
CS 「要するに、黒人にお金をばら撒いて選挙に勝つということですね。」
黒人差別撤廃運動の最大の目的が、
過去の奴隷制度の贖罪を今を生きる全ての黒人に現金配布で行う
という「Reparation(賠償)法案」成立にあることが徐々に浸透し始めている。
すでに議会で検討されている案は、
全ての成人の黒人に平均5万ドル(約540万円)を給付する。
仮に実現すれば、アメリカの債務負担はそれだけで13兆ドル規模
になるという。
もし、11月3日の選挙で、民主党が大統領選挙と上下両院選挙を勝てば、
実現の可能性は極めて高い。
劇団 「でも、黒人全員に540万円を配るとはスゴイですね!」
CS 「この補償だけで1300兆円になりますから、
(ちなみに2019年度の米国の債務残高は2500兆円)
もし実現したら世界中に出回るお金はコロナ対策を含めて
3000兆円になります。」
「確実に世界金融クラッシュは近づいています。」
劇団 「うーん。」
CS 「本当にこれは大きい問題なのですが、世間一般のニュースでは
スルーされています。」
「こうして一連の流れを見ていてつくづく感じるのは、
人は一番大きい問題はスルーしてしまう。
ということですね。」
「コロナショックから国内ニュースを見ていると、
マスクがどうとか、 PCR 検査、検察定年延長問題など
わたしから見ると本質からずれています。」
「一番の問題はリーマンショックを遥かに上回る
金融クラッシュが近づいていることではないでしょうか。」
劇団 「感染拡大も問題じゃないですか?」
CS 「巷ではコロナウィルスのワクチン開発への期待を耳にしますが、
わたしはワクチン完成にも懐疑的なんです。」
「例えばAIDSなんてわたしが小学生の頃に発生して社会問題になり、
海外の製薬会社がさんざんワクチン開発に取り組んできましたが
いまだに完成していません。」
「それにコロナウィルスは突然変異を繰り返しますから、
いいとこインフルエンザのワクチンみたいに季節ごとに
種類が変わって多少の効果は出るくらいになる気がします。」
劇団 「こんな生活がずっと続くのかなぁ・・・・・(がっくり)」
CS 「それが米国では1日の感染者数は数万人レベルに
増加しているのですが、逆に死亡率は低下しているんです。」
(米国の1日の感染者数の推移↓)
(米国の1日の死亡者数の推移↓)
CS 「PCR検査数が増加していることを割り引いても、
ペストやスペイン風邪のように疫病というものは一定数まで
感染拡大すると死亡率は下がってくるものなんですね。」
「金融クラッシュと違って、コロナウィルスはそれなりに
落ち着くものなんです。」
劇団 「じゃあ、日本もこのまま収束していくと思いますか?」
CS 「別にわたしは占い師でも予言者でもないのですが
未来の波動を読むと、8月は感染が落ち着いて日本全体が
今より上がる感覚が来ます。」
劇団 「最近、東京の感染者が増えていますが落ち着いてくるんですね!」
CS 「ただ、10月後半あたりから悪くなってきて、11月は日本全体が
不安に包まれているような嫌な感じが伝わってきます。」
劇団 「えーっ!」
「何とかならないんですかね?」
CS 「ですから、劇団さんも一応コロナが落ち着いている今のうちに
対策をしておいた方がいいですよ。」
「わたしも自粛が解除されてから、逆にマスクや消毒液、ハンドソープ、
ゴム手袋、ウェットティッシュを少しずつ備蓄していますから。」
「これからの時代、常に人の逆をしないと生き残れませんから。」
「まぁ、別に生き残る必要もないんだけど・・・。」
劇団 「CSさんも地味に対策していたんですね。」
CS 「その話の続きは次回にします。」
※次回の記事更新日は7月20日になります。
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