(前回の関連記事は「うねり」です。)
原因推察
劇団 「前回の記事は『うねり』ということで、10月22日の即位礼正殿の儀から
日本全体の波動が良くなった話を例にして、
まず国家レベルのマクロな波動が経済と政治を軸にして
巨大なエネルギーのうねりを生み出し、その影響を受けて
我々個人レベルのミクロな波動が変化していく。
よくスピリチュアル界の住人で政治や経済に全く興味を持たない人
がいますが、そういうタイプは自分を取り巻く巨大なエネルギーの流れを
永遠に自覚できないのでしょうね。
と説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ボクは『トランプ大統領がめっきりパワーダウンしている。』という部分が
印象に残りました。」
CS 「本当に、(どうしちゃったんだろうね?)と驚きました。」
劇団 「原因はなんだと思いますか?」
CS 「わたしの見たところではボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)
を解任した辺りからガクッと落ちた気がしました。」
劇団 「ボルトン大統領補佐官って、あのヒゲを生やした頑固そうな人ですよね。」
CS 「わたしはボルトン補佐官を気に入っていましたから。」
劇団 「えっ!何でCSさんがボルトンを気に入っていたんですか?」
CS 「彼は北朝鮮非核化の交渉を行っていたのですが、
北朝鮮側の金桂寛第1外務次官がボルトン補佐官を
名指しで激しく非難した事がありました。」
CS 「FOXニュースのインタビューによると、その時ボルトン氏は
吸血動物、醜い男と
呼ばれてきた。
と、一蹴したそうです。」
劇団 「たしかに魅力的な人物ですね(笑)」
「でも、ボルトンを解任した事と、トランプ大統領がパワーダウンしたのが
どういう関係があるんですか?」
CS 「ボルトン氏はトランプ政権内ではネオコンの代表人物だったんです。」
劇団 「ネオコン?」
CS 「ネオコンは親イスラエル勢力と軍産複合体を主体にしたアメリカによる
世界統治を進める勢力で、ブッシュ政権のバックについていた石油メジャー
と結びついてイラク戦争を主導しました。」
「ボルトン氏はレーガン政権で司法省にいた頃からネオコン勢力として
活動していて、イラク戦争ではイスラエルと組んで開戦工作を
担当していました。」
「以下はニューズウィークの記事からの抜粋です。」
劇団 「ある意味、現在の世界を創った人なんですね。」
CS 「ボルトン補佐官が解任されて一番喜んだのは北朝鮮でしょう。」
「そんな軍産複合体と石油利権の代表者のボルトン補佐官が
解任されて4日後にサウジアラビアの石油施設がドローン攻撃を
受けて破壊され原油価格が急騰したというのは何か関連性が
あるのだろうな。とはニュースを見て感じました。」
劇団 「そんな事あるんですか?」
CS 「アメリカはいざとなったら原子爆弾でも劣化ウラン弾でも
打ち込む国ですからね。」
「香港のデモも絶対に裏で関与がありますよ。」
劇団 「それからトランプ大統領のパワーが一気に落ちたということ
なんですね。」
「要するに、ネオコンを怒らせてトランプ大統領がやばいって
ことなんですか?」
CS 「ネオコンの力は落ちたとは言いますが、軍産複合体、
特に石油利権は本当に巨大なんです。」
「イラク戦争も米国の石油メジャーがイラク油田を確保するための戦争だった
わけですからね。」
「例えば、ここ数年、田中角栄についての書籍が何冊か出版されていますが・・・・、
そうか、劇団さんは田中角栄って知らないですよね。」
劇団 「名前しか聞いたことないです。」
CS 「田中角栄は小学校しか卒業していないのに総理大臣まで登りつめて、
現在の日本の国家システムの基盤を築いたのですが、
ロッキード事件という収賄事件で現職総理大臣在任中に検察に
逮捕されたという異色な人物です。」
劇団 「総理大臣をしている時に逮捕されるって、モリカケ問題で国会で
責められ続けた安倍総理なんて目じゃないですね。」
CS 「その田中角栄はロッキード事件で米国にハメられたという説が
根強くあるんです。」
劇団 「現職総理大臣がアメリカにハメられて逮捕されたっていうんですか?」
CS 「当時、ボルトンと同じく大統領補佐官(国家安全保障担当)を担当していた
キッシンジャーが田中角栄とサシで話をしたいと言ってきたんです。」
CS 「田中角栄は最初は、(総理の自分がなんで補佐官とわざわざ
会わなきゃいけないんだ!)と難色を示したそうですが、
若手国会議員だった中曽根康弘(後に総理になった)
が仲介を取ってキッシンジャーと引き合わせたそうです。」
CS 「田中角栄はキッシンジャーの正体を知らなかったんですね。」
劇団 「正体って?」
CS 「説明すると長くなりますが、キッシンジャーはユダヤ財閥や石油メジャーなど
世界を動かす巨大金融資本の代弁者だったんです。」
劇団 「えぇーっ!!」
CS 「オバマ政権時代に中国の習近平主席が訪米した時に、習近平は真っ先に
引退して90歳を越えているキッシンジャーに挨拶に行ったんです。」
劇団 「どうして?」
CS 「大統領よりも力を持った人間にまず挨拶して礼儀を尽くしたのでしょうね。」
「本当は怖いキッシンジャーなんです。」
「トランプも大統領になる前にしっかり挨拶に行っているんですよ。」
(これがトランプが最大限に愛想を良くした笑顔なのでしょう)
CS 「そんなキッシンジャーの正体を知らずに渋々会った田中角栄ですが、
中曽根元首相の手記によると以下のような背景があったそうです。」
石油を世界中から獲得するために田中(角栄)は中東だけでなく、ソ連(現在のロシア)
ノルウェー辺りの石油まで日本が手に入れようと動き出していたので、
アメリカ石油資本が田中(角栄)を敵だと認識して彼をやっつけると、
そういう動きがアメリカ議会にありましたね。
劇団 「田中角栄は自分が石油メジャーを怒らせている自覚がなかったのでしょうか。」
CS 「田中角栄は元々が土建屋ですから、そういう知識はなかったのしょうね。」
「そこは不動産屋のトランプと共通していますが。」
「以下は中曽根元首相の手記の続きです。」
(キッシンジャーから) 石油には政治商品である側面がある。
そしてその秩序は石油メジャーによって作り出されている。
だから日本が世界秩序を切り崩して石油を求めるのなら酷い目に遭うよ。
と脅迫めいた忠告を受けた。
なるほど、石油メジャーというのは世界に張り巡らされていて産油国に対しても
消費国に対しても抗うべからざるぐらいの力を持っているのだな。
石油メジャーが英米政府を動かし、外国(日本)に干渉する実例に出くわしたが
これらの力を再認識させられました。
アメリカという国は石油メジャーの利益を代弁していたのです。
要するに(アメリカ=石油メジャー)でした。
日本やドイツが石油を自力で手に入れたいともがいているのを横目で見ながら
(やっとるな)と笑いながら見ていたのにね。
(メジャーにはかなわん)と心の底から感じたよ。
田中角栄がロッキードでやられてから、そういうことが関係しているのか
という気がしました。
劇団 「そうか、アメリカ政府を動かしているのが石油メジャーなんですね。」
CS 「大統領も石油メジャーには逆らえない。」
「最近、自然再生エネルギーがどうとか言っていますが、
石油が世界最大の巨大利権であることは変わりません。」
CS 「トランプ大統領のパワーが落ちたのは、ボルトン解任をきっかけに
彼の未来の流れを変えてしまったのでは?という気がします。」
「そういうちょっとした選択が未来の流れを大きく変えて
本人がパワーダウンする事は本当によくあるんです。」
「大統領だとそれが世界全体の未来の流れも変えてしまうので、
要注意です。」
劇団 「それが巡り巡ってボクたちにも影響するんですね。」
CS 「それがマクロな視点の波動に繋がるのですが、
続きは次回にします。」
※次回の記事更新日は11月20日になります。
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