(前回の関連記事は「1万時間の法則」です。)
塩地獄
劇団 「前回の記事は『1万時間の法則』ということで、CSさん自身の体験や、
(コールドリーディングのテクニックを用いてニセ霊能鑑定をしていた
インチキ霊能者がずっと続けていたところ本当に霊感が目覚めた話)
などを引き合いに、
ある分野で一流になるためには1万時間の経験が必要だと
言うけれど、ニセ霊能鑑定も1万時間続けていれば本当に霊能力が
目覚めるものなのか・・・。
と実感した経験について説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「CSさんは前回の記事で、
問題なのは指導時間が60分過ぎるのが当たり前になってしまうと
逆に65分で指導が終わるとそれを不満に思ったり、
60分を10分過ぎた時点でも質問をしてくる人間が出てくるんです。
指導時間は60分という決まりを無視するようになってしまうわけです。
このタイプの人を見ていると、何かがうまく行きそうになると、
必ず邪魔する方向に状況が変化する傾向があります。
といろいろ書いていましたね。」
CS 「この事について説明しますと、 例えば、どんな職業でも最初は手順や
マニュアルを教わります。」
「料理学校に入学した生徒は、最初は調理に関する基本的な知識や理論を
教わり、マニュアル通りの分量と時間を守った調理を続けることで基礎を
身につけます。」
「卒業後はイタリアンや中華などレストランに就職してプロの料理人としての
第一歩を踏み出すわけですが、10年、20年と毎日同じ種類の料理を作り
経験を積んでいくうちに独特な感覚が生まれます。」
劇団 「独特な感覚ですか?」
CS 「(パスタを湯切りするのはこの辺りでいい)とか(塩はもう半つまみだな)
といった料理の教科書には載っていない微妙なさじ加減です。」
「これがいわゆる『勘どころ』というもので、一流の大工なら木材を触った瞬間に
皮膚に伝わってくる感覚でその木材の性質が分かり、その時の気温や湿度と
いった微妙な体感覚から削り具合をミリ単位で変えたりします。」
劇団 「でも、ボクも料理を自炊する時は何となく塩の量は調節しますよ。」
CS 「劇団さん、甘い!!」
劇団 「うわっ、いきなりどうしたんですか!?」
CS 「わたしが小学生の頃に読んだ漫画で、『包丁人 味平』という少年料理人 味平が
多くの料理の達人たちと調理バトルを繰り広げる作品がありました。」
劇団 「『美味しんぼ』や『トリコ』みたいな料理バトル漫画の
元祖といったところですね。」
CS 「その中で、少年料理人 味平が料理の達人とあるテーマで
勝負する回がありました。」
劇団 「どんな勝負をするんですか?」
CS 「それは沸騰した鍋に塩だけを入れた『潮汁』を作り、
塩見だけの勝負をするという名付けて、
塩地獄
です。」
劇団 「お湯に塩を入れた塩見だけで勝負って、それきっついなぁ~。」
「で、どうなったんですか?」
CS 「そうなんです。」
「塩加減が決まらずに苦しんでいた味平少年の顔に浮かんだ汗が
鍋に滴り落ちて、汗の塩分が耳かきの10分の1の量になって
見事な味付けになり勝利したわけです。」
劇団 「うわっ、汚ったねぇ~!」
「よく、審査員は味平少年の汗が入った潮汁を飲みましたね~。」
CS 「小学生の頃に読んだ時は(汗が入った汁を飲むのは嫌だな~。)
と思いましたが、波動感覚を身につけた今ではまた違った見方が
出来るようになりました。」
劇団 「違った見方ですか…。」
CS 「わたしが男性受講者の波動を見ると、大体の方は周囲の特定の女性から
思念波を送られています。」
「それが、ごくたまに周囲の男性からだけ思念波を送られるタイプがいます。」
※次回の記事更新日は9月20日になります。
『コメント欄の利用について』
当ブログのコメント欄では記事に対する感想のみを受け付けており、
質問に対する回答はしておりません。
(メールやメッセージでの問い合わせにも対応していません。)
また、特定のサイトや書籍、人物、団体、行法を紹介しようとする
コメントも禁じています。
上記の条件に反するコメントは掲載しません。
過去の記事へのコメントに対する返信もしておりませんので
ご了承ください。