(前回の関連記事は「違い」です。)
希少種
劇団 「前回の記事は『違い』ということで、Twitter、Squareの創業者
ジャック・ドーシーを例に挙げて、願望実現の言葉を唱え続ける事が
マイナスの効果を生む理由について説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「CSさんはジャックドーシーについては以下のように
説明していました。」
(以下は前回記事からの抜粋部分です)
↓
CS 「少年時代の彼(ジャック・ドーシー)の意識の根底に植え付けられた
志向性は、
地図上にあるいろいろなものが自由に結びつくこと。
であり、
その志向性は成長過程で交通システムやプログラミングのような
知識を学習していくうちに、その時々の知性や経験のレベルに
応じたアイディアとして浮かんでくる。」
「その浮かんできたアイディアは、即、信念となり現実化していく。」
「この過程を繰り返すことが、ジャック・ドーシーの人生パターンなのでしょう。」
「資産5300億円というのは、そのパターンの繰り返しの結果に過ぎません。」
「ジャック・ドーシーのようなタイプを見ていると、何か1本の芯が通っているような
感覚が伝わります。」
「この感覚を生み出す元となっているのは、
本人が持っている本質の力
だというのがわたしの解釈です。」
劇団 「たびたび出てくる、〈人格と本質の一体化〉ですね。」
(抜粋部分終了)
劇団 「こうして見てみるとジャック・ドーシーは起業家になるべくして
なったような気がします。」
CS 「言うなれば、ジャック・ドーシーは大谷翔平のような肉体的素質・精神力・
成長環境に恵まれたアスリートのようなもので、
そういう人間が心底やりたいことに没頭していれば、
自然と現実化していくわけです。」
劇団 「CSさんは(本質の力)(人格と本質の一体化)はアスリートの
才能のように生まれつきの強弱があると言っていましたね。」
CS 「わたしはよく受講者に話すのですが、アスリートを目指す人生って
簡単ですよね。」
「例えば、サッカーのプロ選手になりたいという夢を持った子供がいて、
学校のグランドで友達とボールを蹴ったり、少年チームに入って試合を
しているうちに自分に素質があるかどうかは自然とわかるものです。」
「自分に素質が無いと分かれば、サラリーマンしながら帰宅して
サッカーを観たり、休日にアマチュアのチームでプレーを楽しめばいい。」
「逆に本人自身にプロとしてやっていけそうな素質があってサッカーを
続けて、
(高校→大学→Jリーガーになったが数年で怪我して辞めた)
となっても年齢的に30歳前後くらいですから、まだやり直しがききます。」
「しかし、成功哲学に出てくるような自分で起業してビジネスを始める
というのは若いうちはなかなかできません。」
「ホリエモンのように大学生で起業してライブドアを立ち上げた例も
ありますが、それは全体から見ると超少数で普通は高校や大学を
卒業して就職します。」
「そして、就職した企業で経験とスキルを積んで人脈を築きながら、
(業界の問題をどうすれば改善できるのか?)という問いに対する
自分なりの答えを見つけて、
そのアイディアを基に起業した人が成功するものですが、
そうして起業した中でも成功するのはほんの一握りです。」
劇団 「そんなに少ないものですか?」
CS 「起業した会社が何年後に何パーセント生き残っているかを現わす
(企業生存率)です。」、
劇団 「20年後で0.3%ということは、30歳で1000人が起業したとして
50歳になった時に生き残っているのは、たった3人だけという
ことですね。」
「すごいな・・・・・。」
CS「 以前雑誌を読んでいたらホリエモンが、人生相談で仕事がきつくて
悩んでいる会社員に
(そんなに仕事がきついなら自分で起業しちゃえばいいんだよ。)
と答えていましたが、これって本当に無責任ですよね。」
「30歳で起業して50歳になって会社が潰れて、借金を背負ったり
自己破産したらどうしようもないじゃないですか。」
「50歳なんて子供が大学に行ったりして一番お金がかかる時期です。」
「わたしの知り合いで、30代で独立して商売がうまく行かず40代で会社を
たたんでタクシーの運転手をしながら子供2人を大学に通わせた人が
いましたが、
今、30代で独立した人が20年後に会社をたたんでも、その頃はタクシーは
AI化されて運転手の職も無くなっているかもしれません。」
「そう考えたらノルマがきつくて怒られたり、多少のサービス残業があっても
安定した収入が見込める会社にずっと勤めていた方がいいと思います。」
劇団 「起業って危険なんですね。」
CS「 わたしが若い人と話していると、最近の風潮なのか
(会社勤めするよりも、好きなことをしてワクワクするような
人生を送った方がいい!)
みたいなことを言ってる人がいるのですが、
現実はそんな甘いものではないです。」
「好きなことをして生きている人間はほんの一握りなんです。」
劇団 「そう考えるとジャック・ドーシーって本当に珍しい人なんですね。」
CS 「一言で言い現わすなら、
希少種
ですよね。」
「子供の頃から興味のあることを調べたり没頭しているうちに、
それは自然と人生を決定する志向性(信念)へと変化する。」
「その志向性に沿って本質の力が強化されていき、それが引き寄せのような
思考を現実化する原動力となり、気づいてみると 交通システムやTwitter、
Squareといった頭の中で思い描いていた夢が実現しているわけです。」
「ただ、こういう人は本当に稀の稀の稀なんです。」
劇団 「起業生存率で言えば、0.000000001%なのでしょうね。」
CS 「廃業した人は別にジャック・ドーシーみたいに資産5300億円を
目指していたわけじゃないんです。」
「例え年収530万円でも、借金が増えずにそれなりにやっていければ
経営を続けていたと思います。」
「それが20年後に99.7%が廃業するということは、起業して
普通のサラリーマン並みの年収を稼ぐのも難しいということなんです。」
「しかし成功哲学では必ずスティーブ・ジョブズやジャック・ドーシーのような
有名な成功者を例に出し、彼らの言葉をアファメーションとして利用します。」
CS 「でも、それって確率から言ったらそれこそ数億人に1人しか
存在しないような希少種の言葉なんです。」
「そんな希少種の思考や行動パターンをアファメーションとして
普通の人間の潜在意識に植え付けたってうまくいくわけ
ないじゃないですか?」
劇団 「普通の人が、イチローや大谷翔平のような超天才の思考や行動を
真似してメジャーリーガーになろうとするようなものですね。」
CS 「わたしが20代の頃、知人で孫正義に関する本をバイブルのように
読み漁って起業を目指している人がいましたが、
わたしから見ると孫正義は本当に特殊な希少種で、
普通一般人があんなの真似したら確実に破滅しますよ。」
CS 「20年後は99.7%に入ってしまいます。」
「なぜ、そこに気がつかないのか不思議でしょうがなかったです。」
劇団 「じゃあ、CSさんはその知人に起業を思いとどまるように
アドバイスしたんですか?」
CS 「いえ、それは本人の自由ですから、
(自己責任で好きにやったらいいと思いますよ。)
とだけ言った覚えがあります。」
劇団 「20代の頃からCSさんらしいですね。(笑)」
タイプの人がいると言っていましたね。」
(以下は前回の記事からの抜粋です)
↓
CS 「それに対して、自分励まし言葉を繰り返すタイプの人を見ていると、
身体の中心に芯が無くて、
空っぽでふらふらしている感覚
が伝わってきます。」
「スピリチュアル系はこのタイプの人が多いんです。」
劇団 「どうして多いんですか?」
CS 「わたしはこのブログで何度も、
本質の強さはアスリートの素質みたいなもので
生まれつきの個人差が大きい。
と繰り返しています。」
「生まれつき肉体が虚弱で親が心配して運動させなかった
子供は、運動神経は発達せず筋肉や骨格も貧弱なままで
アスリートとしては成功できないでしょう。」
「それと同様で、生まれつき本質の力が弱い人間が、親が過保護で
塾通いや習い事ばかりさせたり、逆に育児放棄してまともな躾や
規則正しい生活習慣、論理的な思考法を身につけさせなかった場合、
人格と本質が乖離した分裂した人間
となるわけです。」
劇団 「それがマズイんですか?」
CS 「人生は人それぞれですから、わたしは別に分裂した人生も
いいと思うのですが、
例えば、前者の本質が弱くて親が過保護なタイプは親や周囲の
言いなりになっているので、真面目に勉強して学校の成績は
良いけれど、
自分の考えや意思をその場の状況に応じてうまく他人に伝えるという
コミュニケーション能力が発達しない傾向があります。」
「そうなると、就職して世の中に出た時に会社内の人間関係や取引先との
付き合いに問題を起こし、もともと本質の力が弱いため出社出来なくなり、
心療内科に通う事になったりします。」
(抜粋部分ここで終了)
劇団 「CS さんがこのタイプの人の波動を読むと↓のような感覚が
伝わってくるんですよね。」
このタイプの人は中心にエネルギーが無く、人格部分の前頭葉だけを
働かせる癖が染みついているので、わたしが波動にシンクロすると、
額の内側(前頭葉)がグーッと重くなり、そのせいで自然と頭が
前に屈みこむように動くとともに、
胸が鉛が詰まっているように苦しくなりハートチャクラが閉じて
しまっている。
ハートチャクラが閉じているせいで無感動、無感覚でそのため
全身のエネルギーの流れが止まっていて、下半身や手足に
全く熱感を感じないという感覚が伝わってきます。
CS 「このタイプの波動を読むと、
(この人、精神的に追い詰められていて大変だな・・・・。)
と感じます。」
「本人自身はそういう意識状態が普通になっていて
自覚も無いのでしょうが。」
「こうして無理して働いている人がいるから日本の社会は
維持されているということなんですね。」
劇団 「ボクはあまり波動感覚とかよくわからないんですけど、
そんなに重く感じるものなんですか?」
CS 「そうですが、普通の人はわからないでしょうね。」
「わたしのところに仙道研究家 高藤総一郎氏の内弟子だったMさんがいて、
彼はわたしのところに来た時は『経絡小周天(皮膚レベル)』で
それから定期的に受講を続けて『深部小周天→丹道周天』と進んだのですが、
ある時、彼の波動感覚を確かめようとわざと前頭葉を固めて重くしてから、
今、何か変化を感じましたか?
とわたしが訊いたところ、
壇中(胸のチャクラ)の気の流れが詰まった気がします。
と答えていました。」
劇団 「これだけ行が進んだ人でもわからないんですね。」
CS 「気功家は長年の練功で自然と気の流れを読むようにする意識の癖が
ついていますから、脳自体の変化はわからないものなんです。」
「言い換えれば、相手がわからないように脳の機能を低下させるから
術として使えるわけです。」
劇団 「CSさんはどうしてわかるんですか?」
CS 「それはこのブログを始めてしばらく経った頃に、わたしにケンカを売ってきた
脳科学気功系のY氏がいて、その方が販売しているPDFやDVDを全て
ヤフオクで集めて、徹底的に手法を研究したことがありました。」
「その方はかなりマイナーなのでほぼ誰も知らないと思いますが。」
劇団 「プロ格闘家が対戦相手の試合やデータを収集して、相手の戦術や弱点を
徹底的に解析してから攻撃パターンを組み立てるようなものですね。」
CS 「その方は(気感は全く無いし気の存在を否定しているのに、
高藤仙道を参考に気功理論を解説している)という人物
だったのですが、指導している内容は脳科学やNLP、催眠、
瞑想法、成功哲学などの理論をごっちゃにしたものでした。」
「それらを調べているうちに脳を利用した術体系構築の必要性を
感じたため、
『脳を利用した最も効果的な攻撃法、防御法のメソッドを身につけ、
それを元に自分自身しか防御出来ない最高難易度レベルの
術体系を構築する。』
という設定をアストラル界の深いところに入れたところ、
不思議な偶然で念法を使う古流武術家と、瞬間催眠が得意な
催眠療法家と知り合い彼らの技術を習得することができました。」
劇団 「CSさんの術は波動だけじゃなかったんですね。」
CS 「というより、念法や瞬間催眠を無効化し、同時に相手に効果的に
術をかけるパターンを生み出すきっかけになりました。」
劇団 「なるほど、対念法使い、対催眠術師という事ですね。」
CS 「また、霊能者を怒らせて遠隔で家族ともども脳に低級霊を埋め込まれて
ならないんでしょうか?。」
CS 「サバンナでは草食動物が肉食動物に襲われ食料となる。」
※次回の記事更新日は2月10日になります。
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