(前回の関連記事は「絶」です。)
壁
劇団 「前回の記事は『絶』ということで、
〈精〉=精力、体力に相当する肉体的パワー
のエネルギーレベルで気脈やチャクラが詰まる例として
老人のマイナス波動あげて、その対応策の一つとしての
絶について説明したんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団 「ボクが印象的だったのは以下の部分でした。」
↓
CS : 男性の中には波動感覚が開いて邪気に敏感になるにしたがって
病人の波動を嫌がるようになり、高齢で施設に入院している母親の
邪気を受けるのが嫌だから行かないようにしている。
という人もいました。
劇団:それでCSさんはどうしたんですか?
CS: 彼に対しては、
(邪気を受けるのを嫌がって自分の親に会うのを嫌がるような人間に
神秘行を続ける資格は無いから、さっさとやめたほうがいい。)
と言って指導を打ち切りにしました。
(抜粋部分終了)
CS 「劇団さんは、指導打ち切りエピソードが気になったんですね。」
「実は男性受講者2人からも同じことを言われました。」
「それに対して3人の女性受講者からは
『敬老ヒーリング』という言葉がウケました。
という感想があったのですが、やはり男女差があるのでしょうね。」
「ただ、施設に入った母親の邪気を嫌がるようになった男性の
気功指導を打ち切ったことに関しては、今でも正しい判断だった
と思っています。」
「世の中には神秘行をしない方がいい人間が存在するわけです。」
劇団 「どうしてマイナスを嫌がる人間は神秘行がダメなんでしょうか?」
「だって邪気やマイナスを払って、自分の波動を高めるのが
神秘行じゃないですか?」
CS 「今までの経験から言いますと、修行マニアの男性に限って
そういう思考に陥りますね。」
「とにかくマイナスや邪気を避けて、ひたすら瞑想や呼吸法、太極拳を
続けて気脈やチャクラを開くのが神秘行だと思っているんです。」
「そういう人たちは神秘行の本質を全く理解していないんですね。」
劇団 「それはどういうことですか?」
CS 「逆に訊きますが、劇団さんはわたしが気功指導をする上で
最も重要視しているのは何だと思いますか?」
劇団 「確か、
エネルギーを感覚化してコントロール能力を高めること
と言っていましたね。」
CS 「確かにそう話しましたが、それは波動技術に関するテクニカルの面で、
気功指導をする上では
人格と本質を一体化させること
を重要視しています。」
「これについては何度か記事でも書いているのですが、もう5年以上
指導している受講者から見当違いの答えを言われた事があり、
あれっ、何度も記事に書いたり指導時に話したのに
伝わっていなかったんだな・・・。
とショックを受けたことがありました。」
劇団 「人格と本質ですか・・・・、ボクも忘れてました。(あっさり)」
CS 「・・・・。(しばしの沈黙)」
「(気を取り直して) 大まかに説明しますと、
『人格』は人が生まれて成長する過程で、後天的に習得した経験や
情報に基づいて作られた社会的な人格
→目先の損得に動揺しやすい。 頭だけで考えた行動をする。
『本質』は生まれた時点で本人の潜在意識下に存在する人格
→外界に興味が無く物事に動じない。 本能的な行動をする。
となります。」
「もちろん、両者の間にはっきりとした線引きはありませんし、
同じ本質でも人によって性質にそれぞれ特徴があります。」
劇団 「それって日常意識と潜在意識みたいなものでしょうか?」
CS 「似ている部分もあるのですが、イコールではありません。」
「ここでポイントとなるのは、『人格』は後天的に身につけた個人的体験や
教育によって構成されていることです。」
「そして、人格の目的は
『現実社会で生き延びること』
となります。」
「色々な言葉や概念を習得して周囲の人たちとコミュニケーションを取り
自分の立場を守って生き延びる。」
「学校に通い、そこで得た知識や集団生活を行う上での常識を習得する
ことによって社会構成員となるために必要な基盤(ベース)を身につけ、
社会で価値を持つと考えられている学歴、地位、富を手に入れようとする。」
「社会にうまく適応した人間は『勝ち組』、適応できない人間は『負け組』と
判断する時は人格が働いているわけです。」
です。」
劇団 「思考が無い意識ですか。」
CS 「それに比べると、現代人の波動を読むと前頭葉の働きを感じます。」
CS 「(前頭葉が重たく詰まっている感覚)と言えばいいのでしょうか。」
「人格が働いていればいる程、頭を使って物事を自分に有利なように
運ぼうとする。」
「その思考で前頭葉が重くなってくるんです。」
「特にウツ病の方の波動を読むと、前頭葉が鉛のように重くなっていたりします。」
劇団「そんな風に感じるんですね。」
CS「わたしが相手の波動を読んで前頭葉を重く感じれば感じる程、
その人の人格が強く働いている。」
「人格が強くなり前頭葉が重くなればなるほど、本質から乖離してくる。」
「言い換えれば、
人格と本質が1つになることを阻害する壁
として働くわけです。」
「ですから、わたしが気功指導を引き受ける時は、必ず相手の
前頭葉の詰まり具合をチェックします。」
「もし、あまりにも極端に前頭葉が詰まって脳がガチガチちに固まっている人は
効果が出るまでに他の受講者の数倍は時間がかかりますし、そういう人は
根気も無くなって焦ってあれこれ手を出す傾向があるので断っています。」
劇団 「いろいろあるんですね。」
CS 「説明が長くなるので続きは次回とします。」
※次回の記事更新日は11月20日になります。
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