(前回の関連記事は「ファイアウォール」です。)
選択肢
劇団 「前回の記事は『ファイアウォール』ということで、
CSさんの受講者4人が同じホツマツタエ関連の画像を
見たけれど、受け取った波動感覚はそれぞれ違っていた
というエピソードから、
単純に行が進んでいるかどうかという問題でもないんです。
その人の持って生まれた波動のタイプがあり、それによって
反応しやすい波動も違ってくるわけです。
波動については、大まかに言うなら(精・気・神)の
分類があります。
この内、『精』や『気』というのは、それほど大きい問題が
生じないんです。
なぜならこの二つは割と感覚化しやすいし、対処可能だからです。
しかし、『神』は非常に危険です。
わたしの元師匠は『神』の問題に対処できず命を落としました。
高藤聡一郎氏でさえ、髪が白くなったり歯が抜けたりしていたわけです。
特に『神』を霊的攻撃に用いられた場合、一流の霊能者でも自覚できない
ケースが多いです。
と『神』の危険性について説明したうえで、
実は現在、私の受講者になっている人には特殊なエネルギーを送って
マイナスの霊体や宗教霊などが取り付かないようにコーティングしています。
その他にも受講者の安全を守るための設定やエネルギーを送っているのですが、
(受講を辞めた人は)それら全て解除しています。
例えるならWindowsのOSのサポートが切れるようなものですね。
サポートが無くなるとファイアウォールが効かなくなるので、
セキュリティソフトを入れても無駄なんです。
と、CSさんが受講者をマイナスから守るために送っているエネルギーや
設定をWEBネットワークの『ファイアウォール』に例えていたんですよね。」
CS 「ハイ、そうです。」
劇団「ボクが前回の話で気になったのは、
わたしはマイナスと繋がらない以外にも 受講者の方々の行が
安全に進むために運気が上昇、または下がらないようするなど
様々な設定をしてエネルギーを送っているのですが、
受講を辞めた方からは、それらの設定を解除してエネルギーも
抜いています。
の部分だったのですが、 受講すると金運が上がるということなんですか?」
CS「 それについては正確に言えば、
本人の潜在意識に選択肢を与えている。
ということなんです。」
劇団「(潜在意識に選択肢を与える)とはどういうことですか?」
CS「 そうですね、わかりやすい例を挙げるなら、過去記事にも何度か登場した
長野県在住の受講者Nさんのエピソードがいいでしょうか。」
劇団「確かNさんって、『聖闘士 星矢』の原作者、車田正美氏を
『御大』と呼んで尊敬している人ですよね。」
(過去記事よりの抜粋↓)
〈Nさんのコメント文〉
ブッ○オフに寄り「車田正美初期短編集 真友仁義」を見つけ、
身震いしました。
海辺を柔道着で走る若き御大の写真、昭和臭い雰囲気、車田御大の
思想が反映されたヌンチャクや下駄を武器に使う荒唐無稽な不良達は
御大のルーツといった感じがしました。
(↓ 『まさに昭和の精神が形になったようだ!!』 )
(御大は、このような場所↓にもお姿を見せていたのですね。)
(永田選手のように流血して白目を剥くくらいの気合いを発しながら、
御大は炎のような情熱で作品に取り組んでいらっしゃるのでしょうか。)
劇団「これで『車田御大と永田選手が熱い男だ!』ということはよくわかりましたが、
受講者Nさんの話はどうなったのでしょうか?」
CS「そのNさんが職場でちょっとしたパワハラに遭ったんです。」
劇団「パワハラとは穏やかじゃないですね。」
CS「ちょうど1年くらい前にNさんが勤める職場で行事があり、
その時の食事の振り分けで問題が起きて、配膳を担当していた
Nさんが違う課の主任からクレームを受けたんです。」
「結局、主任の勘違いで、 Nさんの配膳には問題がなかったことが
後に判明したのですが、職場で10年近く先輩の主任に N さんは
責任を押し付けられてしまいました。」
(以下はNさんからの報告メールの抜粋です)
↓
>11月5日、職員の〇〇の事で
>主任(39歳 男性)とトラブルが起きました。
>(↑この人はかなりいい加減な性格)
> 私は指示の通り、各クラス職員の〇〇を置いて来てと指示を出しました。
> 行事が終わって余り物を売り終わった14:30頃、私の携帯に電話が
>かかってきました。
>主任 「これから、昼を食べようと思ったら〇〇が消えてるんですが、
どうしたんですか?」
「みんなに聞いたんですけど、誰も知らないっていうんですよ!」
>Nさん「そうですか、すみません。 すぐに確認します。」
>(確認後)→「確かに持ってったみたいですよ。」
>主任「はぁ、いい加減なことしないてください!」
※Nさんの心の声
↓
>(ブーメラン発言か、こっちが言いたいよ。)
>(おめぇだってどうなったか知らないんだろ?)
>(自分の都合良く解釈するして脳内で完結した
いい加減な結論で話を進めるな!)
>主任「このことは今回の反省に書いておいてください!!」
CS「こうして↑、主任は一方的に悪いのはNさんだと決めつけて
反省文を書かせようとしたわけです。」
劇団「こういう職場の先輩っていますよ。(昔を思い出してムッとしている)」
「ろくに話も聞かないで責任は全部こっちに押し付けてくるんですよね!」
CS「それで収まりがつかないN さんが直属の上司に相談しに行ったところ・・・。」
直属の上司(次長)がNさんに話した内容
↓
>「主任も、そんな文句をNに言ったってしょうがないだろ」
>「そりゃ主任が勘違いしとるんだわ。」
> 「まぁ俺もあいつ(主任)のいい加減さにはイラついてるから安心しろ。」
>「前にも言ったけどそういう奴と同じ土俵に立つなよ・・・・。」
CS「こんな感じで↑、Nさんが我慢するように丸め込まれてしまったわけです。」
劇団「ボクも似たようなケースで上司に相談したら、同じような事言われて
我慢させられた経験があります。」
CS「まぁ、上司としてはトラブルが面倒くさいから、こうやって丸め込みに
かかったのでしょうが、こういう時にしっかり話し合いをしないで
放置しておくことが後々深刻なトラブルを招くような気がします。」
劇団「それでNさんは納得したんですか?」
CS「さすがに納得できなかったようで、以下のように
書いていました。」
(Nさん↓)
> この日は、激しい怒りが溢れました。
>今回もできるだけ抑えましたが溢れた分は、また脳内で主任に言いたいことを
>怒鳴り付けて、殴って蹴って斬って潰しました。
>一人でいたので、リアルに怒鳴ったら喉が痛くなりました。
劇団「 Nさん、相当ストレスが溜まったんですね。」
「それでこの後どうなったんですか?」
CS「実は次の日Nさんが出社すると、怒りの相手の主任が昨晩から原因不明の
激しい頭痛に襲われて、
(心配だから脳神経外科で検査してくる・・・・。)
と早退してしまったんです。」
劇団「それってN さんの怒りが呪いみたいに作用したんでしょうか?」
CS「この件の半年前にNさんは丹道周天を開いていましたから、
あれだけ激しく怒ればそのぐらいの効果は出るでしょうね。」
「ちなみに相手の主任の波動をわたしが読んだところ、
オーラがぐしゃっと潰れていて、不安でしょうながい
感情が流れてきました。」
CS 「 Nさんがわたしに、
(あぁ、これはやはり ボクの怒りが呪いみたいに主任に
作用したのでしょうかぁ?)
と聞いてきたので・・・・。」
※以下はわたし(CS)とNさんの会話です。
↓
CS 「これは結構、霊的攻撃として効いてるね。」
Nさん「これってやっぱりまずいんですかねぇ~。」
CS 「わたしがNさんの攻撃が主任に効いた話を聞いていたら、
若いライオンが獲物の水牛に襲いかかっているイメージが
浮かんできたよ。」
CS 「水牛も強いが、力をつけてきた若いライオンは水牛を獲物として
戦うことによって自分の力を試そうとしている。」
「Nさんは半年前に丹道周天を開いたけれど、背骨に熱感を感じたり
気の流れが良くなる程度の効果しか感じていなかった。」
「しかし、今回、主任がNさんに喧嘩を売ってくれたおかげで、
Nさんはその主任に激しい怒りを思念波としてぶつけた。」
「それによって自分の意識が対象に強い影響力を与えるという
自分が持っている力を知ることができた。」
「ライオンは獲物を狩らなければ自分の強さを知ることはできない。」
「その主任はNさんが自分の力に気づくための機会を与えてくれた。」
「だから、彼には感謝しなくてはいけない。」
Nさん「あぁ、じゃあ僕はどうしたらいいんですかねぇ~?」
CS 「選択肢は二つあります。」
「世の中の生き物は全て他の生き物を糧として生きている。」
「それは生物を超えた宇宙全体も同様で
グルジェフが言うように
宇宙←太陽←地球←月←人間
とエネルギーは下から上に吸収されている。」
「このように宇宙の本質は食物連鎖のピラミッドであり、
人間もそのシステムの一部に過ぎない。」
「だから、その主任がNさんとの戦いを望んでいるのなら、
その意思を尊重して、Nさんは彼への畏敬と感謝の念を
込めながら徹底的に攻撃する。」
「ライオンは獲物の血肉を自分の力としてサバンナの生態系の
頂点に立ち、生態系システムの一部としての機能を全うして
最後は土に還っていく。」
CS 「狩る方も、狩られる方も闘いによって、生(+)と死(マイナス)という
電位差を生み出し、そのエネルギーが世界を動かしている。」
「エネルギーこそが世界の本質であり、それに比べれば人間社会の
善・悪といった価値観や、宗教のカルマなんてものは、
宇宙全体から見れば一瞬の存在に過ぎない人類が滅亡すれば
消えていく、単なるまやかしに過ぎない。」
「そういったまやかしに縛られないで、自分が神秘行によって得た力で
この世界でエネルギーを強力に循環させるという役割を全うして
生きていくのが1つの選択だね。」
Nさん「もう1つの選択は何でしょうか?」
CS 「それは人間社会の価値観の中で、周囲と出来るだけ争わないで
穏便に生きていくことだよ。」
「闘いを捨てれば、得られる力や現実を変える可能性は狭まるけれど、
21世紀の日本で数十年生きるだけなら、その選択もいいんだろうね。」
(会話部分終了)
劇団 「こんなこと言ったらCSさんは気を悪くするかもしれませんが、
職場で先輩とこの程度のトラブルを起こすのはよくある事で、
そこまで攻撃する必要も無いんじゃないですか?」
CS 「わたしもそう思いました。」
劇団「えっ、そうなんですか?」
CS「わたしもNさん以外の受講者にこういう話をする事はまずありません。」
「ただ、この時は
(ここで闘うか、闘わないかを選ぶことがこの先のNさんの人生で
非常に大きな意味を持ってくる。)
という気がして、どうしても伝えなくてはならない衝動に
突き動かされたんですね。」
劇団 「それでNさんはどちらを選んだんですか?」
CS 「次の指導の時に訊いてみたら
Nさんは、
(あぁ、ボクはやはり、今の職場で問題を起こさずに家庭を持って
平和に生きていきたいですから、主任とのトラブルは水に流して
生きていく方を選びました。)
と答えていました。」
劇団「それでCSさんはどう思ったんですか?」
CS 「わたしは、
(Nさんが争いを捨てて平和に生きる選択をしたなら、
それでいいんだろうな。)
と思いました。」
「動物園の檻の中でのんびり長生きして死んでいくライオンも
いるわけですからね。」
劇団 「いいんですかそれで?」
「CSさんはよく記事の中で
(戦うマインドが重要だ。)
と話してますよね。」
CS 「別に戦うのが嫌なら、無理して戦う必要ないんじゃないですか?」
「それは本人の生き方であって、人それぞれ自由ですからね。」
「個人的には、気功家や霊能者のように波動の世界で看板出している
プロが喧嘩売られてそのまま相手を放置して置いたらマズいような気も
するのですが、
別にNさんは波動の世界を楽しんで、多少運気が上がればいい位の
気持ちで受講しているだけですから、そこまでする必要も無いでしょう。」
「わたしとしてはNさんが争わない道を選択してホッともしたのですが、
何となくマズいことが起きる予感もしたのが印象的でした。」
劇団 「なるほど。」
「CSさんの考えでは、闘う選択、闘わない選択のどちらが正しいとは
決まってはいないんですね。」
CS 「わたしの気功の元師匠はよく、
(争いは良くない。)
とか
(怒りは捨てなさい。)
(善行してカルマを無くそう。)
なんて事をよく言ってましたが、これって宗教ですよね。」
劇団 「宗教ですか?」
CS「一つの価値観や生き方が正しいと押し付けるのは宗教だと思います。」
「わたしは受講者には常に選択肢を与えて、本人に選んでもらうわけです。」
「そして、 Nさんのように受講者自身が選んだ選択によって、
設定しているファイアウォールの内容を変化させます。」
劇団 「どう変化させるんですか?」
CS 「戦いでマイナスをはねのけるというよりは、戦わないでマイナスをなんとか
避けられるようにファイアウォールを設定し直すわけです。」
劇団 「そんなことするんですか。」
CS 「そこは受講者の自由意志によって調整する必要がありますからね。」
「でも N さんの場合は選択の結果のせいで、その後、
色々と問題が生じてしまったわけですが。」
劇団 「それは気になりますね。」
CS 「説明の続きは次回にします。」
※次回の記事更新日は10月1日になります。
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